6月15日、WEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レースの決勝を前にしたウォームアップが行われ、AFコルセの83号車フェラーリ499P(ロバート・クビサ/ロバート・シュワルツマン/イーフェイ・イェ)がトップタイムを記録した。
決勝日を迎えたサルト・サーキット上空には、昼前から重い雲が立ち込めている。気温15度/路面温度15度と、プラクティスまでよりも低い気温で12時03分に15分間のセッションは始まった。
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
なお、レースコントロールからはウエット宣言が出されており、各陣営は必要とあればウエットタイヤを装着することが可能となっている。
水曜日のFP2でのクラッシュ後、シャシー交換を行い、金曜夜にサーキットに隣接する飛行場でシェイクラウンを行った12号車ポルシェ963(ハーツ・チーム・JOTA)を含め、エントリーする62台全車が2日ぶりのコースへと出ていった。ハイパーカークラスでは、大半の車両がミディアムコンパウンドで走行を開始した模様だ。
数分が経過したところで、衝撃的なシーンが映像に映し出される。ポルシェカーブ出口で、ニック・デ・フリースの7号車トヨタGR010ハイブリッドが、ケルビン・ファン・デル・リンデの78号車レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム)に追突する形でクラッシュ。フロントカウルに大きなダメージを受けるが、デ・フリースは自力でマシンをピットに戻した。7号車はここで走行終了、ガレージ内での修復作業へと入っている。
なお、デ・フリースがこのピットインの際にホワイトラインをカットしたことが、審議対象となった。
セッションはこの接触による中断等はなく進行。ピットアウト/インを繰り返す車両も多く、最終的にタイム計測を行ったのは30台にとどまっている。
トップタイムは83号車フェラーリ499P(AFコルセ)。51号車フェラーリ、35号車アルピーヌと続いた。LMP2クラスの最速はAFコルセの183号車。LMGT3クラスは、GRレーシングの86号車フェラーリ296 GT3が最速タイムを記録している。
セッション終了後、メインストレート周辺では雨が降り出している。16時(日本時間23時)のスタートに向けて天候がどう推移するかも、非常に気になるところだ。
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