新デザイン 圧倒的な存在感
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、「BMW X7」の一部改良モデルを発売した。納車は2022年12月以降を予定している。
【画像】改良新型BMW X7 デザイン/内装【細部まで見る】 全71枚
フラッグシップSUVのBMW X7は、高級感溢れる威風堂々としたデザインと、ラグジュアリーモデルに相応しい乗り心地、最大7人乗りを可能とする高い実用性を備えた、BMWのラグジュアリーな世界観を両立させたモデル。
改良新型BMW X7のエクステリアデザインは、BMWのラグジュアリーモデルに相応しい圧倒的な存在感、ダイナミズム、威風堂々たる佇まいを放っている。
ヘッドライトは、BMWのラグジュアリーモデルで採用の上下2分割のツインサーキュラー&ダブルライトとし、上部にはターンインジケーターを含むLEDデイタイムランニングライト、下部にはアダプティブマトリックス機能を採用しコーナリングライト機能もあわせ持つLEDヘッドライトとしている。
BMWデザインの象徴であるキドニーグリルは、存在感と力強さを主張するデザインに進化し、クロームで縁取ることで高級感に溢れ、さらに、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニックグロー・キドニーグリルとすることで、夜間における存在感も増している。
また、改良新型BMW X7では23インチのアロイホイールを新たにオプション設定。
インテリアにおいては、12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、ドライバー側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイの採用により、優れた視認性と高い操作性を実現。
トランスミッションのシフトレバーを廃止し、BMW特有のiドライブコントローラーまわりをすっきりとさせることで、運転席まわりの空間を広くし、モダンな印象を与えている。
シフトレバーの廃止に伴い、パドルシフトはすべてのモデルに標準装備。
ナビゲーションシステムにおいては、目的地をセットした場合、14.9インチのコントロールディスプレイに、AR機能により前方のリアルタイムでの映像が映し出されるとともに、進行方向を表示する矢印が表示される。
先代モデル同様に6名乗車仕様もしくは7名乗車仕様を選択でき、とく6名乗車仕様においてはすべての乗員のシートを肘掛けのある個別のシートとすることで、疲労を感じないリラックスした長時間のドライブが可能となっている。
パワートレインは2種類設定
日本で販売される改良新型BMW X7にはクリーンディーゼルエンジンを搭載する「xドライブ40d」とガソリンエンジンを搭載する「M60i xドライブ」が設定される。
クリーンディーゼルエンジン搭載モデルBMW X7 xドライブ40dは、最高出力340ps、最大トルク71.4kg-mを発揮する最新型の3.0L直列6気筒BMWツインパワーターボディーゼルエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速オートマティックトランスミッション、四輪駆動システムxドライブ、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータル最高出力352ps、システムトータル最大トルク73.4kg-mを発揮する。
ガソリンエンジンを搭載するMパフォーマンスモデルBMW M60i xドライブは、高効率な最新型の4.4L V型8気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速オートマティックトランスミッション、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータル最高出力530ps、システムトータル最大トルク76.5kg-mを発揮する。
BMW初認可のハンズオフ機能も
改良新型BMW X7には、「オートマティックセルフレベリングコントロール付きアダプティブ2アクスルエアサスペンション」と「電子制御ダンパー付きアダプティブサスペンション」が標準装備されている。
サスペンションへのエアの供給はホイールごとに個別に調整されるため、不均衡な積載状態を補正することが可能であり、あらゆる速度域で常に最適な車高を提供できるため、快適で安全なハンドリングを実現している。
さらに、ハンドリング快適性を高める電動パワーステアリング「インテグレイテッド・アクティブステアリング」、アンチロール・スタビライザーを最適化し、俊敏性、ハンドリング精度を向上。
とくにダイナミックなコーナリング時に効果を発揮する「エグゼクティブドライブプロ」、直進走行時の快適性向上に寄与する「アクティブロールスタビライザー」など、最新テクノロジーを標準装備とすることで、新しい次元の走行快適性と長距離ドライブの快適性を実現。
また、BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズオフ機能も搭載。
「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム。
この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となる。
このほか、安全機能・運転支援システム「ドライビングアシストプロフェッショナル」、完全自動駐車が可能となる「パーキングサポートプロフェショナル」を標準装備。
価格(税込)は、1339万円~1698万円。
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