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飛んだり跳ねたりぶつかったり……過激で華麗なスプリント「モトクロス」ってナニ?

■競技車両「モトクロッサー」って、どんなバイク?

“オフロードバイク”というカテゴリーの中にも、公道を走れるトレールモデル、アドベンチャーツアラー、モトクロスやエンデューロ、トライアル、モタードに適した競技車両や公道走行可能なモデルなど多岐に渡ります。

見た目は似ているのに機能はまったく別!? 「モトクロス」と「エンデューロ」はナニが違う?

 オフロードを舞台に行われる二輪競技。現在はモトクロス、エンデューロ、トライアルなどジャンルが明確に分かれていますが、その大元を辿ると“バイクの耐久性を競う”競技としての『ISDT(インターナショナルシックス・デイズ・トライアル(1913年)』まで遡ります。

 ロードレースの源流となるマン島TTレースが1907年に開催されてから、6年後にISDTが開催されました。それは現在でも開催されるビッグレース『ISDE(インターナショナルシックスデイズエンデューロ)』へと継承されています。

 ではモトクロスの原点はどうなのか? 日本では1955年に伝説として語り継がれる『浅間火山レース』が開催されます。戦後の復興目覚ましい日本は「トーハツ」、「メグロ」、「ライラック」など、現在にはないメーカーも活躍しました。

 日本のモトクロス界を牽引した『SP忠男』(マフラーメーカー)の鈴木忠男氏などに話を伺っても、当時はモトクロスやトライアル、ロードレースなど、いまのように垣根もなく、いろいろなバイクのレースや遊びがあり、その中で技術や知識が高まり、日本のオフロードモータースポーツの礎となったことが分かります。

 その後、各ジャンルが明確化され、選手権が確立していきます。簡単に言うと、現代に継承されるモトクロスは最長でも30分ほどの短時間で、横一線からスタートし、オフロードコースでの速さを競う競技です。

 1957年に世界選手権モトクロス(500cc)がスタートしました。1959年には埼玉県の朝霞市でスクランブルレースが開催され、これが横一線のグリッドに並び、一斉スタートして順位を競うモトクロスの原型です。『MCFAJ』(=クラブマンモトクロス)、そして『MFJ』(=全日本モトクロス)へと継承され、現在に続いています。

 1967年に登場したヤマハ「DT-1」にはじまり、スズキのグランプリ席巻時代(1978年には渡辺明氏がスズキ「RA」で日本人唯一の世界チャンピオンを獲得)、そしてホンダやヤマハなど各メーカーの開発強化と躍進が目覚ましく、日本製のモトクロッサーが大活躍しました。

 1973年にはヤマハから「空飛ぶサスペンション」と謳われたモノクロスサスペンション搭載車がGPや全日本で活躍し、その後のモトクロッサーの潮流を作りました。

 BSAやハスクバーナ、CZ、モンテッサなど、欧州モデルが活躍していたモトクロスの世界に日本のメーカーが参入し、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキが技術面で卓抜なものを持っていることを知らしめ、長きに渡ってシーンをリードしてきたのです。

 また、1970年台半ば、アメリカ都市部の競技場の特設会場で競う『スーパークロス』がスタートし、その後のモトクロスの発展の基礎となりました。

 自然の地形で争われるアウトドアのモトクロスももちろん継続して人気を保持していますが、屋内を含めた球場に設置された過激なジャンプを華麗に飛ぶアメリカのトップライダー達は、世界中のファンを虜にしました。

 1980年代になると、日本でも『ジャパンスーパークロス』が開催され、バイクブーム真っ盛りのなか大人気となりました。現在でも世界最大の注目を浴びるモトクロスイベントが『AMAスーパークロス』です。モトクロッサーの開発理念の根本にも、スーパークロスでの勝利が念頭に置かれるようになったのです。

 1990年代は、まだ国内メーカーが主要なタイトルを総取りしていましたが、オーストリアのKTMが活躍を見せはじめ、2000年代に入ると世界選手権やAMAスーパークロスなどのタイトル獲得メーカーとしておなじみの存在となります。

 鉄フレームからアルミフレームへ(KTM、ハスクバーナは現在もクロモリのメインフレームを採用)、2ストロークから4ストロークへ、キャブレターからフューエルインジェクションへと、時代は変わり、国内メーカー、KTM、ハスクバーナがしのぎを削っています。

 フルモデルチェンジは数年に1回行われますが、マイナーチェンジを含めると常に進化を続けているのがモトクロッサーです。近年はビンテージモトクロスイベントや、排気量125ccの2ストロークマシンのエキジビジョンレースなど、古い車両も見直されています。

 モトクロスと一言でくくっても、じつに奥深い世界であり、楽しみ方も色々あるのです。

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