■同価格で内外装が異なる2タイプを用意する新型「CX-60」
マツダは2022年9月15日、新型高級SUV「CX-60」を発売しました。
既存のマツダSUVよりもボディサイズが大きい「ラージクラス」に参入する新型CX-60ですが、高級モデルに相応しい豪華な内装が大きな特徴となっています。
ふたつの最上級グレード「Premium Modern(プレミアム モダン)」と「Premium Sports(プレミアム スポーツ)」の違いを中心に紹介していきます。
【画像】「ゴージャスすぎる!」 新型高級SUV「CX-60」の内装写真を見る(17枚)
9月に発売を開始した新型CX-60は、まず3.3リッター直列6気筒ディーゼルターボとモーターを搭載した48Vハイブリッド車「e-SKYACTIV D」搭載モデルから先行導入されます。
e-SKYACTIV Dモデルは、シリーズのなかでも上級仕様車のみの設定が特徴です。
最上級グレード「XD-HYBRID プレミアム モダン」(4WD)と「XD-HYBRID プレミアム スポーツ」(4WD)の2タイプは、ともに547万2500円(消費税込み)。
次いで「XD-HYBRID Exclusive Modern」(エクスクルーシブ モダン/4WD)と「XD-HYBRID Exclusive Sports(エクスクルーシブ スポーツ)(4WD)の2タイプは、ともに505万4500円(消費税込み)。
それぞれ同価格帯に「モダン」と「スポーツ」を揃えているのが興味深い特徴といえるでしょう。
同価格の2グレードですが、基本的な装備面はほぼ同一。純粋に内外装のデザインや仕上げの差で、モダンとスポーツの違いを出しています。
なかでもふたつの最上級グレードは、新型CX-60の世界観を先鋭化した“プレミアム仕様”だとマツダでは説明しています。
まずプレミアム モダンは、ピュアホワイトの明るい内装色を基調としています。
シート素材には、通常の本革になめし加工を施し、より柔らかく仕上げた上質なナッパーレザーを使用しています。
またインパネ中央部のトリムに上質な織物素材を採用。織物の中央には、日本の掛縫い表現をモチーフとしたステッチを、そしてセンターコンソールには、アイボリーの内装色とも相性の良い明るい天然木素材をそれぞれ配置しています。
マツダでは内装の狙いについて「自然がもたらす変化に美を見出し、きめ細やかにしつらえる日本人の精神を表現した」と説明します。
対するプレミアム スポーツは、ブラックとタン(黄土色)を組み合わせた内装コーディネイトが特徴です。
こちらはタンカラーの柔らかく上質なナッパレザーと、キルティングを施したスウェードの人工高級皮革「レガーヌ」という異素材のコンビネーション。
インパネ上部やセンターコンソール、ドアアームレストなどにブラックの素材が配され、全体の印象をぐっと引き締めています。
こちらについてマツダは「重厚かつ大胆なラグジュアリーさに遊び心を揺さぶり心昂らせる(たかぶらせる)」狙いがあると主張しています。
なおエクスクルーシブ モダンはピュアホワイトのナッパーレザー、エクスクルーシブ スポーツはブラックのナッパーレザーの内装となります。
※ ※ ※
今後登場する他のパワートレインを搭載した新型CX-60については、さらに異なる内装仕様も設定されています。
なお、e-SKYACTIV Dモデル以外の発売開始は、12月以降の予定です。
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みんなのコメント
愛車がこの内装だったらなぁ〜。
デザイナーは日本人なのかな?
マツダのウィンカー点灯方式も好きなんだよね。
コンセプト通りの車作りをここまで貫いてるって
大衆メーカーじゃマツダぐらいだろう。
昔の日本の職人が携わってるのかな?