10月19日、2024年MotoGP第17戦オーストラリアGP MotoGPクラスのスプリントがオーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで行われた。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は予選を21番手で終え、スプリントは14位でフィニッシュしている。
午前中に行われたフリー走行2回目はウエットコンディションでの走行となった。金曜日のプラクティスと比べておよそ10度低い路面温度に対して、中上は多くのライダーと同じように前後にソフトのウエットタイヤを選択してコースに向かう。
ポールスタートのマルティンが圧倒的速さでスプリント勝利/MotoGP第17戦オーストラリアGP
セッション序盤でしばらく13番手を維持した中上は、その後も少しずつタイムを詰めていった。しかし、他のライダーも次々にタイムを上げ、19番手でガレージに戻る。
その後、2回目の走行に向けてコースへと戻った中上だったが、計測2周目でマシンに問題が発生し、車体後方から大きく白煙が上がった。マシンはまだ前に進むことができ、コースの端を走行しながらピットへ帰還した中上だったが、オレンジボールを無視してすぐにマシンを退避させなかったとして審議対象となる。
続く予選Q1では開始と同時にコースインしたが、アウトラップを終える前にガレージへマシンを戻した。その後しばらく中上のマシンは姿を現さず、コースインしたのは残り時間が約9分となったところ。周回を重ねるごとにタイムを縮めていった中上だったが、最終的に11番手でQ1を終えた。
スプリントの中上は、ロレンツォ・サバドーリ(トラックハウス・レーシング)と終始バトルを展開。1周目はサバドーリを抑えた中上だったが、2周目に先行を許すとレース終盤までそのままのオーダーでレースは進んだ。
一時は約1.5秒までギャップを広げられる場面もあったが、中上もしぶとく耐えの姿勢を見せる。レース終盤、サバドーリのペースが落ちた好機を逃さず逆転に成功。このスプリントは7台がリタイアするサバイバルレースとなっていたため、粘り強く完走した中上は14位でチェッカーを受けた。
■イデミツ・ホンダLCR
中上貴晶(予選:21番手、スプリント:14位)
「バイクに問題が発生して計画が変わってしまったので、難しい一日になりました。路面コンディションが厳しかったため、スプリントではタイヤの温度を上げることができず、序盤から苦戦しました」
「明日のレースに向けてコンディションは安定するはずなので、プッシュしてポイントを争う好材料になると思います」
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