オーバーフェンダーに感じる夢の膨らみ
BMWは次世代高性能EVのティーザー動画を公開し注目を集めましたが、今回は初の完全電動M3プロトタイプの画像をソーシャルメディアでシェアすることで話題となっています。
【画像】「えっ!…」BMW M3も1000馬力超え!? BMW Mが開発中の高性能BEVセダンです(15枚)
この電動M3プロトタイプは、「ノイエクラッセ」コンセプトを基にしており、BMWの「フィジタル(phygital)」デザインを採用することで、これまでのBMWとは異なる新しいデザイン言語が表現されています。
BMWは2023年末に「iM3」の商標登録を申請しており、iM3のモデル名が高性能セダンM3のBEVモデルに使用される可能性があります
ソーシャルメディアで公開された電動M3の画像からは、スリムで洗練されたフロントフェイスに最新型のキドニーグリルを組み込み、大きく張り出したフェンダーアーチや格納式ドアハンドルが特徴です。さらに広いトレッドに高性能タイヤを装備します。低い車高からはスポーティなサスペンション設定が予想されます。
また、クルマの側面には格納式ドアハンドル、フラットなルーフが確認でき、シンプルなリアエンドにはマフラーがなく、クリーンで現代的な印象を与えています。
この電動M3は、過去にi4ベースでテストされたクアッドモータープロトタイプに似ており、最大出力1014馬力(746kW)以上を発揮し、トルクベクタリングやその場で360度旋回するタンクターン機能が搭載される可能性があると噂されています。
また、BMWからは次世代M3が内燃エンジン(ICE)と電動パワートレインの両方を設定すると報じられています。
電動M3の量産モデルの登場時期は未定ですが、BMWの次世代ノイエクラッセ・プラットフォームを採用した、次期型「iX3」が2025年、セダンの「i3」が2026年に登場すると噂されています。
BMWは電動化の進展とともに、電動M3が新しい時代のMモデルを象徴する存在となることを目指しており、その革新性とパフォーマンスに多くの期待が寄せられています。
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