14位:ポルシェ718ケイマン
現行ポルシェ・ケイマンが積むのはフラット4ターボだが、そのことはすでにご存じだろう。このエンジンのせいでケイマンはいわれなき批判にさらされるとともに、嘲笑の対象にまでなっている。
では、この718のフラット4はそれほど重要なアピールポイントとなっているのだろうか? 決してそうではない。
だが、718ケイマンには依然として素晴らしいシャシーとステアリングが備わっているのであり、さらにその実用性の高さは、こうしたクルマとしては異例のレベルにまで達している。
13位:BMW 5シリーズ
おそらくは広がり過ぎたラインナップによって集中力を欠くこととなったBMWだが、伝統的なエグゼクティブサルーンという自らが世界をリードする世界へと戻ってきた。
5シリーズはその見事な出来栄えによって、メルセデスとアウディのライバルをリードする存在であり、それはキャビンスペースや機械的な洗練にとどまらず、ドライバーアシストといった思いもよらないような範囲にまで及んでいる。
さらに、ボディサイズのわりにはシャープでドライビングが楽しいモデルでもあり、そのパフォーマンスはクラス随一だ。
12位:マクラーレン720S
2017年にデビューすると、720Sは英国版Autocarにとってのスーパーカーのベンチマークとなったのであり、限定モデルのリミテッドシリーズを除けば、依然としてクラス最高の存在であり続けている。
公道上でこのクルマを凌ぐパフォーマンスを発揮するモデルなどほとんど存在しない。
驚異的なダイナミクス性能でサーキットでは落ち着きを感じさせるが、素晴らしくコミュニケーションに溢れ、直観的操作が可能な正確なハンドリングとしなやかな乗り心地が、このクルマを毎日の路上でも光り輝く存在にしている。
11位:アリエル・アトム4
どう猛なスーパーチャージャー付きエンジンを、ホンダ・シビック・タイプRが積むターボエンジンへと積み替えた最新のアトムは驚くべき速さを身に付けている。つまり、驚異的な加速性能を誇る小さなスーパーカーキラーという、かつてのアトムにふたたび戻ったということだ。
だが、それよりも広範囲にわたる徹底的な改良によって、このクルマの乗り心地とハンドリングがさらに鋭く、洗練された一方で、そのすべてが依然としてこのクルマのドライビングを特別なものにしている。
その素晴らしさに変わりはない。
10位:ロールス・ロイス・ファントム
このクルマの完ぺきな仕上がりと滑らかさ、さらにはその壮大さを上回るモデルなどほとんど存在しない。
赤信号で停車してもエンジンが動いていないのではないかと思うほど静かなV12は、冷静なままホットハッチを置き去りにできるほどの力強いパフォーマンスも備えてもいる。
このクルマはコストなどまったく度外視して創り出されたモデルのようであり、ファントムはまさにそうして産み出されたに違いない。
9位:メルセデスAMG GT 4ドアクーペ
これまでメルセデスAMGがスポーツカー世界を支配する同じドイツのメーカー、ポルシェの影から抜け出したことはないのかも知れない。だが、独自の魅力を備えたモデルで初めてヴァイザッハを凌ぐ能力があることを証明したいま、もはやそうした必要はないだろう。
4ドアGT63 Sはパナメーラ・ターボ同等の圧倒的なパフォーマンスとハンドリング、さらにはドライバーアピールを備えたモデルであり、この3つに関して、このクルマは4ドアサルーンというよりも、ほとんどスーパーカーのレベルに達している。
8位:アストン マーティンDBSスーパーレッジェーラ
このフロントにV12エンジンを積んだ大型スーパークーペは、まさにいまアストンに求めるものを体現したモデルだと感じさせてくれる。
今後5年間で、ヴァルキリーやヴァルハラ、DBXにロードといったモデルが登場すれば、こうしたモデルに対するわれわれの思いも変わるかも知れないが、そうではないと思いたい。
途方もないトルクで長距離移動を苦も無くこなすとともに、コーナーでも優れたな乗り心地とハンドリングを見せ、快適で魅力的なキャビンまで備えたモデルだ。
7位:セアト・イビーザ
英国版Autocar読者のような生粋のクルマ好きになろうとでもいうのでもなければ、スーパーミニのクラスでイビーザに勝る選択肢など存在しない。
このクルマを除いたほとんどすべての小型車よりも見事なパッケージとルックス、充実した装備を持つだけでなく、イビーザには力強く滑らかで燃費に優れたエンジンと、広々として洗練された先進的なキャビンが与えられている。
さらには、依然としてファンなモデルでありながら成熟さも感じさせてくれる。
6位:フェラーリ・ピスタ
このモデナ発のスーパーカーほど、見事な品質と強烈なパフォーマンスを兼ね備えたモデルなどほとんど存在しない。
いまやスーパーカーにとってのひとつの基準とも言える0-97km/h加速3.5秒以下というタイムと比べても、ピスタの2.9秒は驚異的であり、このクルマはシフトアップのたびにドライバーに新たな衝撃をもたらす。
サーキットでのグリップはまるで専用タイヤを履いたドラッグレーサーのごとき強烈なものであり、最終的にそのグリップが失われるまで、このクルマは素晴らしく繊細なハンドリングを味わわせてくれる。
ピスタのステアリングを握ったドライバーに残されるのは疲労と驚愕だ。
(5~1位 前編へつづく)
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