■2026年モデルは選択肢の拡大と標準装備の強化
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年10月17日、新型「レンジローバー ヴェラール」(2026年モデル)を発表しました。
同日より受注を開始しています。
【画像】「えぇぇぇぇ!」 これが「斬新ドアハンドル」です! 画像で見る
レンジローバー ヴェラールは、英国の高級SUVブランド「レンジローバー」シリーズの第4のモデルとして、2017年7月に日本市場に登場しました。
このモデルは、すでにラインアップされているコンパクトSUV「レンジローバー イヴォーク」とスポーツSUV「レンジローバー スポーツ」の中間に位置し、先進性とエレガンスをさらに引き立てた1台です。
今回登場した2026年モデルは、PHEV(プラグインハイブリッド)モデル「P400e」に新たにエントリーグレード「S」をラインナップに加え、選択肢を拡大。
さらに全てのパワートレインにおいて最上位グレード「AUTOBIOGRAPHY(オートバイオグラフィー)」を追加しました。
オートバイオグラフィーは、専用バッジや21インチの専用ホイールを備えたほか、上級素材のエクステンデッドウィンザーレザーシート、メタル素材の専用スカッフプレートなどを設定し、最上級グレードらしい豪華な仕立てとなっています。
これにより、ラインナップはS、上位グレード「DYNAMIC SE」、オートバイオグラフィーの3タイプ展開としました。
エクステリアは、レンジローバーシリーズに共通するデザイン要素を取り入れつつ、なめらかな面や曲線を特徴とする現代的なブリティッシュ・デザインを採用し、角を落とした流麗な印象を与えています。
また、ドアパネルにはスタイリッシュな格納式のデプロイアブル・ドアハンドルが採用されています。
2026年モデルでは外装色にジオラグリーン、バトゥミゴールドが追加されたほか、新デザインの22インチホイール、パッケージオプションのブラックエクステリアスタイリングパックが追加されました。
インテリアは変更なく、10.2インチタッチスクリーンディスプレイを装備し、先進性を強調。従来のレザー素材に加え、北欧のファブリックメーカーであるクヴァトラ社製の「プレミアムテキスタイル」素材も選択でき、モダンさを高めました。
ボディサイズは全長4797mm×全幅2147mm×全高1678-1683mm、ホイールベースは2874mmとなっています。
走行性能面では、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)搭載のAWDシステムを採用したほか、路面状況に合わせてパワーユニットなどを最適に制御する「テレイン・レスポンス」などを装備します。また、アプローチアングル28.89度、デパーチャーアングル29.50度、最大渡河水深650mmを実現し、レンジローバーシリーズ共通の高い悪路走破性能も確保しました。
キーを持ったまま車両に近づくとロック解除され、離れるとロックされるウォークアウェイロッキング&アプローチアンロックシステムを採用。さらに電動調整ステアリングコラムを装備しました。
パワートレインは従来通り3種類から選ぶことができ、2リッター4気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド搭載の「D200」、2リッター4気筒ガソリンターボ搭載の「P250」、同エンジンに105kWの電気モーターを組み合わせるP400eを用意します。
新レンジローバー ヴェラール 2026年モデルの価格(消費税込)は949万円から1208万円です。
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