最高値 ゴルディーニのバルケッタ
モータースポーツ界の伝説的ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオ、ジャン=ピエール・ワイミルがレースで駆った1947年製ゴルディーニが、6月30日に開催されたボナムスのチャリティ・セールに出品され、69万ユーロ(約8430万円)という高値で落札された。
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この美しいブルーのマシンは、1947年にシングル・シートのレース車両として製造された。だが、1952年にゴルディーニの工場で1度完全に分解され、ル・マン24時間レースに出場するために新しいバルケッタ型ボディが架装された。
ゴルディーニの4気筒エンジンを搭載するバルケッタは2台しか現存していない。その1台が売りに出されるとなれば、高値になるのは当然だ。事前に予想された70万~100万ユーロという金額には届かなかったものの、フランスで行われた今回のオークションでは群を抜いて最も高い落札価格を記録した。
合計で40台のクルマが、この「シャンティイ・アート&エレガンス」コンクールで行われたオークションに出品されたが、成約に至ったのはそのうち半分ほど。
しかし、戦前のクルマは人気が高いことも証明された。1932年製インヴィクタ12/45 4.5リッター・ツアラーは27万6000ユーロ(約3380万円)、1935年製ベントレー3.5リッター・ドロップヘッド・クーペは14万4900ユーロ(約1770万円)、そして1936年製ロールス・ロイス・ファントムIIIは11万5000ユーロ(1400万円)で落札された。
億超え予想のBMW、コブラは?
それ以外で高値が付いたクルマは、1953年製アストン マーティンDB2/4が20万7000ユーロ(2530万円)、1962年製シトロエンDS19デカポタブルが17万8250ユーロ(約2180万円)だった。
2台のフォルクスワーゲン製キャンパーには、かなりの差が付いた。1965年製タイプ2サンバ21ウインドウ・マイクロバスは10万3500ユーロ(約1266万円)という驚きの高値で落札されたが、1956年製コンビ・バンは1万4375ユーロ(約176万円)だった。
2台のポルシェ356Bも新たなオーナーの手に渡った。1台は1960年製T5スーパー・カブリオレで、落札価格は10万8333ユーロ(約1325万円)。もう1台の1962年製T6スーパー90クーペはもう少し安く、6万2100ユーロ(約760万円)だった。
残念ながら、このオークションで最もエキサイティングな出品車両の何台かは、最低落札価格に満たず流れてしまった。そのうちの1台、BMW 507は180万~220万ユーロ(約2.2億~2.7億円)、そしてコブラ427は85万~95万ユーロ(約1億400万~1億1600万円)という予想落札価格が付けられていた。
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