現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スバルといえばAWD! そしてSUV! レイバック登場でラインアップが増えたスバルのSUVを整理してみた

ここから本文です

スバルといえばAWD! そしてSUV! レイバック登場でラインアップが増えたスバルのSUVを整理してみた

掲載 21
スバルといえばAWD! そしてSUV! レイバック登場でラインアップが増えたスバルのSUVを整理してみた

 この記事をまとめると

■スバルは幅広いSUVのラインアップを取り揃えている

【試乗】レイバックは車高を上げただけのレヴォーグじゃない! 「しなやかな上質さ」はスバルの本気が見える仕上がりだった

■AWDと高めの最低地上高が相まって悪路走破性も高められているのが特徴だ

■全車に安全運転支援技術「アイサイト」が搭載されているのも魅力のひとつだ

 SUV大国「スバル」の人気モデルを丸っとおさらい

 日本で買えるSUVはたくさんありますが、オフロードでも期待通りの走破性を見せてくれるSUVといえば、やっぱりスバル車たち。水平対向エンジン+4WDという独自のメカニズムを用いて、レガシィアウトバック、フォレスター、クロストレックと、3つのSUVをラインアップしていましたが、新たに登場したのがステーションワゴンのレヴォーグから発展したSUV、レヴォーグレイバック。こんなにあると、自分にはどれが合っているのか、それぞれどんな魅力があるのか、よくわからないという人もいることでしょう。

 そこで今回は、スバルのSUV4モデルのそれぞれの特徴と、どんな人に似合うのかをご紹介したいと思います。

 まず、フラッグシップとして車格が高く歴史も長いモデルといえば、レガシィアウトバック。どこまでも走り続けられるような安心感と快適性に加えて、大量の荷物も効率よく積める積載性の高さを常に磨いて進化してきたモデルです。

 そのため、全長4.87m、全幅1.875mの堂々たるボディに、たっぷりとした大きめのシートなのに適度に身体をサポートしてくれる前席や、眠るときも快適なゆったりとした後席、随所に質感の高さを感じさせてくれるインテリアという室内空間で、SUVでも優雅な空間を好む人にもおすすめできます。

 搭載するエンジンは1.8リッターの水平対向4気筒ターボエンジンで、177馬力/300Nmと余裕のパワー。それでもレギュラーガソリン仕様というのは嬉しいところですね。最低地上高が213mmあり、アプローチアングル19.7度、デパーチャーアングル22.9度が確保されているので、凸凹の道や雪道なども安心。それでも、シンメリトリカルAWDのおかげでオンロードでも安定感があり、長距離ドライブを頻繁にする人にも向いていると言えるでしょう。

 そして、ラゲッジは5人乗車でも561リットルと大容量。キャンプなどアウトドア趣味の人にとっても、頼もしい相棒となりそうです。

 続いて、ミドルクラスSUVとなるフォレスター。全長が4.54m、全幅が1.815m、全高が1.715mある、誰もがSUVと聞いて思い浮かべるようなフォルムをしています。

 インテリアはアクティブ派の人にも、都市部メイン派の人にも、どちらにも似合うようなテイストが用意されています。後席の足もと、頭上にもゆとりがあり、チャイルドシートが必要な子どものいるファミリーにも、使いやすい空間となっています。

 パワートレインは2リッター直噴エンジン+モーターの「e-BOXER」と呼ばれるハイブリッドと、アウトバックと同じ1.8リッターターボエンジンの2タイプを設定。ボタンひとつで悪路走破性を高めることができる「X-MODE」も全車に標準装備となっているので、スキーやスノーボード、釣りなどでオフロードや雪道などを走ることが多い人にも、頼もしい相棒となるのがフォレスターです。

 都市部でもアウトドアでも使い勝手抜群

 そして、以前はXVと名乗っていたのですが、いまは名称が変わっているのが、ステーションワゴンとSUVのちょうど中間くらいのキャラクターとなるクロストレック。全長4.48m、全幅1.8m、全高1.58mと日本の道路事情にも合って運転しやすいサイズなので、市街地メインで使うという人にもトライしやすい1台。でも最低地上高は200mmを確保しているので、ちょっとした段差や雪道でも安心。もし、マンション住まいで機械式立体駐車場に入れたいということなら、シャークフィンアンテナやルーフレールを除くと全高が1550mmになるところもポイントです。

 パワートレインは2リッターエンジン+モーターのみ。これは短い時間ながらもEVのみでの走行ができるもので、市街地を走っているとたまに静かになり、メーターを見るとEV走行に切り替わっていることがあります。少しでも燃料代を節約したいこのご時世には、ありがたいシステムですね。

 ラゲッジは5人乗車で315リットルと、コンパクトSUVの標準的な容量。床下にはバッテリーが収まっているので、キャンプのような大荷物を積みたいときには、後席を倒して拡大することも可能です。あくまでウィークデーは街なかで使い、たまにレジャーに出かけるというライフスタイルに合うのがクロストレックでしょう。

 さて、最後は新登場のレヴォーグレイバック。こちらはスバルのSUVとしては珍しく(?)、都会的なイメージを重視したというデザインが特徴。全長は4.77m、全幅が1.82m、全高が1.57mで、クロストレックよりひとまわり大きなサイズです。

 インテリアの印象もあくまで都会的に仕上げられていますが、前席は着座位置を高めて乗降性をよくするため、専用設計としているところがポイント。最低地上高が200mmとなり、レヴォーグより55mmアップなので、腰をかがめて乗り降りするのが辛いような人でもスムースに乗り込めるようになっています。後席はレヴォーグと共通ですが、リクライニング機構があり、ゆったりとくつろげる空間。高校生以上の大きな子供がいるファミリーや、お年を召した家族がいるファミリーにも向いていると言えるでしょう。

 エンジンはレヴォーグ同様の1.8リッターのみですが、177馬力/300Nmで十分にパワフル。ラゲッジも561リットルの大容量となっています。

 このように4タイプそれぞれの特徴を挙げてみましたが、どれが好みだったでしょうか? 全車に共通して、先進安全運転支援システム「アイサイト」が標準装備となっており、うっかりミスを防いでくれたり、長距離ドライブの疲労軽減をしてくれるところも、スバルのSUVの大きな魅力となっています。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
くるまのニュース
国内外で活躍するBIRTH RACING PROJECTがドライバーデベロップメントプログラムを始動へ
国内外で活躍するBIRTH RACING PROJECTがドライバーデベロップメントプログラムを始動へ
AUTOSPORT web
【アメリカ】ホンダの大型SUV「プロローグ」に反響多し! 「100万円以上も安くなるのスゴイ」「あえてシンプルなデザインが素敵」の声! 日系車で「1番人気」を獲得!
【アメリカ】ホンダの大型SUV「プロローグ」に反響多し! 「100万円以上も安くなるのスゴイ」「あえてシンプルなデザインが素敵」の声! 日系車で「1番人気」を獲得!
くるまのニュース
デザインコンセプトは「ナチュラルユニーク」! スズキが軽乗用車「ワゴンR スマイル」の新型モデルを発売
デザインコンセプトは「ナチュラルユニーク」! スズキが軽乗用車「ワゴンR スマイル」の新型モデルを発売
バイクのニュース
クルマのエアコンフィルター交換、サボってない? 自分で点検・交換する方法を紹介!【カーマニア本田浩隆の愛車日常メンテナンス】
クルマのエアコンフィルター交換、サボってない? 自分で点検・交換する方法を紹介!【カーマニア本田浩隆の愛車日常メンテナンス】
くるくら
ゲイルスピードのアルミ鍛造ホイールに X350/X500/GSX-R1100用が登場!
ゲイルスピードのアルミ鍛造ホイールに X350/X500/GSX-R1100用が登場!
バイクブロス
2025年[フルモデルチェンジ]予定の日産・キックス! [コンパクトSUV]として爆ウレするために必須の条件とは?
2025年[フルモデルチェンジ]予定の日産・キックス! [コンパクトSUV]として爆ウレするために必須の条件とは?
ベストカーWeb
6年ぶりに復活した日産S14「シルビア」…きっかけは「チャージスピード」のフルエアロ! ただいま「痛車にしようか思案中」
6年ぶりに復活した日産S14「シルビア」…きっかけは「チャージスピード」のフルエアロ! ただいま「痛車にしようか思案中」
Auto Messe Web
F110カップに『GSTR GRAND PRIX F110 CUP 2025シリーズ』と題したスカラシップを設定
F110カップに『GSTR GRAND PRIX F110 CUP 2025シリーズ』と題したスカラシップを設定
AUTOSPORT web
「冬の方が夏に比べて“燃費が悪くなる”と聞きましたがなぜですか?」 納得の理由に「雪降るエリアだと仕方ない」「冬に燃費稼ぐのは諦めます」の声! すぐできる“燃費を良くする方法”とは?
「冬の方が夏に比べて“燃費が悪くなる”と聞きましたがなぜですか?」 納得の理由に「雪降るエリアだと仕方ない」「冬に燃費稼ぐのは諦めます」の声! すぐできる“燃費を良くする方法”とは?
くるまのニュース
トヨタ車体が提案! 斬新ドア採用の「クロスバンギア」は市販化する? ノアヴォク派生ぽい「“SUVミニバン”コンセプト」はどうなるの?
トヨタ車体が提案! 斬新ドア採用の「クロスバンギア」は市販化する? ノアヴォク派生ぽい「“SUVミニバン”コンセプト」はどうなるの?
くるまのニュース
「えっ!?」スクーターメーカー「ベスパ」製の4輪車なんてあったの?  65年前に登場した4人乗りの“マイクロカー”を発見 どんなクルマ?
「えっ!?」スクーターメーカー「ベスパ」製の4輪車なんてあったの? 65年前に登場した4人乗りの“マイクロカー”を発見 どんなクルマ?
VAGUE
タクシー・ライドシェアに「チップ文化」は根付くか? 配車アプリ普及で、月収アップに追い風? その効果と課題を考える
タクシー・ライドシェアに「チップ文化」は根付くか? 配車アプリ普及で、月収アップに追い風? その効果と課題を考える
Merkmal
買うなら今よ! 3代目[トヨタ・ヴィッツRS]走りが楽しすぎる件
買うなら今よ! 3代目[トヨタ・ヴィッツRS]走りが楽しすぎる件
ベストカーWeb
金属の塊から削り出したよう! 新型BMW X3のシンプルかつ迫力ボディをデザインのプロが分析
金属の塊から削り出したよう! 新型BMW X3のシンプルかつ迫力ボディをデザインのプロが分析
WEB CARTOP
“釣り業界最大級のイベント”過去最大!227社が出展する“釣りの祭典”『釣りフェス2025 in Yokohama』開催
“釣り業界最大級のイベント”過去最大!227社が出展する“釣りの祭典”『釣りフェス2025 in Yokohama』開催
AutoBild Japan
日産とビームスのコラボレーションモデル、ついに登場!──GQ新着カー
日産とビームスのコラボレーションモデル、ついに登場!──GQ新着カー
GQ JAPAN
【欧州】トヨタ“2代目”「C-HR」なぜ日本で売らない!? 最新版は“プリウス顔”の超カッコイイ「クーペSUV」に! 初代「大ヒット」でも未導入な理由とは
【欧州】トヨタ“2代目”「C-HR」なぜ日本で売らない!? 最新版は“プリウス顔”の超カッコイイ「クーペSUV」に! 初代「大ヒット」でも未導入な理由とは
くるまのニュース

みんなのコメント

21件
  • tmi********
    8年前インプスポーツ買ったときに営業さんから「ほんとのスバル好きなんですね」と言われた。SUVでもAWDでもハイブリッドでもなく、ターボもアイサイトもつけず、自然吸気2リッターのハッチバック200万円なり。燃費も良くはないが、Sモードにするとそこそこ走る。荷物も乗るし大人5人移動に不満はない。運転が楽しい車です。
  • masayuki7848
    提灯記事をよく見るが、レイバックは車高を上げたレヴォーグ
    クロストレックは開発段階で小型SUVとして作られ、インプレッサが車高の低いクロストレックって感じだが、レヴォーグは開発段階でSUV化することは考えてなかったでしょう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村