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マツダ3スカイアクティブ-X スペック発表 180psに

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マツダ3スカイアクティブ-X スペック発表 180psに

もくじ

ー ガソリンとディーゼルの長所両立
ー より上級志向に
ー 他の排気量にも対応

英国試乗 マツダ3(日本名アクセラ)正常進化を確認 もう少しパワーが欲しい

ガソリンとディーゼルの長所両立

マツダは新型3のラインナップに追加される新開発のスカイアクティブ-Xエンジンについて、そのスペックを公開した。この圧縮点火エンジンはハッチバックとサルーンの両方に設定され、ガソリンエンジンのパフォーマンスとディーゼル並みの燃費を両立するという。

このユニットは180psの最高出力と22.8kg-mの最大トルクを発生しながらも、WLTPサイクルで18.5km/ℓの燃費を実現する。CO2排出量は96g/kmとのことだ。これらの数値はモデル、ホイールサイズ、トランスミッションなどによって多少変わるだろう。

このパワートレインにはMハイブリッドと呼ばれる24Vマイルドハイブリッド・システムが搭載され、回生ブレーキなどの機能を持つ。

スカイアクティブ-Xの英国における価格やスペックについては7月に最終的な決定がなされる予定だ。現在設定されているグレードの価格は2万595ポンド(283万円)からとなっている。

より上級志向に

ロサンゼルス・モーターショーで発表されたこのマツダ3は、2018年にマツダが発表したビジョン・クーペ・コンセプトと共通のデザイン言語が用いられている。

英国仕様では当面5つのトリムレベルおよびふたつのエンジンが設定される。ひとつは122psの2.0ℓスカイアクティブ-Gに24Vマイルドハイブリッドを組み合わせたもの、もうひとつは116psの1.8ℓスカイアクティブ-Dとよばれるディーゼルだ。両車ともにMTまたはATが選択可能だ。

新型マツダ3では新たなスカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャが採用された。自然な姿勢を維持できるシート、高剛性なボディシェル、ラグの少ないトランスミッションが使用され、騒音、振動、ハーシュネスが低減されている。

マツダはより上位のプレミアムカーブランドに近づくべく、マツダ・プレミアムと呼ばれる目標を設定しているとのことだ。

他の排気量にも対応

新開発のスカイアクティブ-Xエンジンは排出ガス規制が厳しくなる今日における新たな解決策と言われている。マツダはこのエンジンについて「初期応答性が高く、パワフルなトルクと高回転域でのパフォーマンスを両立します」と説明する。

パワートレイン開発を統括する廣瀬一郎によれば、このエンジンはより大排気量にも小排気量にも対応可能とのことだ。

最新のi-アクティブAWDは英国では設定されていないが、その前後駆動配分が可変のシステムだ。マツダによれば、このシステムにより以前よりも応答性が向上しているという。

車内はエルゴノミクスを重視し、ドライビングポジションおよび視界が改善した。8.8インチのスクリーンを基本とするインフォテインメントシステムはインターフェイスが改善されたほか、スピーカー位置の変更により音質が向上したとされている。カメラによりドライバーを監視し、危険な状況をLEDとサウンドで警告するシステムも搭載されている。

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