三菱は8月11日、7人乗りFFクロスオーバーMPV、エクスパンダークロスのマイナーチェンジモデルをインドネシア国際オートショーで発表し、インドネシアでの販売を開始した。エクスパンダークロスは「ミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア」(西ジャワ州ブカシ県)で生産され、ASEAN地域を中心に順次展開していく予定だという。
2019年11月に登場したエクスパンダークロスは今回のマイチェンにより、さらに力強いデザインに一新して走行性能を向上させたのが特徴だ。その内容を見ていこう。
これは日本でも売れる!! 三菱のコンパクトSUV、エクスパンダークロスがマイチェンを受け登場!
文/ベストカーWeb編集部、写真/三菱自動車
■エクスパンダーの最上位モデルがエクスパンダークロス
8月11日にインドネシアショーで公開されたマイチェンモデルのエクスパンダークロス。今年6月に先に登場したタイ仕様ともフロントマスクは異なっている
こちらがタイで6月から販売されているエクスパンダークロスのタイ仕様。丸いフォグランプが特徴的だ
エクスパンダークロスは、クロスオーバーMPVであるエクスパンダー(2017年10月販売開始)をベースとしており、SUVらしい力強さと高い走行性能、快適な乗り心地を実現したシリーズ最上位モデルとなる。
2019年にインドネシアで発売後、ASEAN地域に加えて、中東、中南米、南アジア、アフリカと販売市場を拡大している。2017年に販売を開始したエクスパンダーと合わせると、累計販売台数は2022年7月末までに47万台以上となり、2021年度は11万台以上と三菱の車種では3番目の販売実績を誇っているのだ。
今回、マイチェンを受けたエクスパンダークロスは、フロントとリアのデザインを一新し、さらにSUVらしく力強いスタイリングを実現。また、三菱のSUVらしく、前左右輪の制動力を調整して旋回性を高めるアクティブヨーコントロール(AYC)などを採用し、走行時の安心感や乗り心地を向上させている。
■SUVらしい力強さを高めたエクステリアと上質感と操作性を向上させたインテリア
エクスパンダークロスのインテリア。HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」コンセプトを採用し、上質感を演出している
フロントでは三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を進化させ、台形モチーフの大型グリルとガードバー形状のバンパーを組み合わせることで、SUVらしい力強さを与えている。
また、ヘッドライトはワイド感を強調する特徴的なTシェイプデザインを採用し、従来はヘッドライトユニットの下に配置していたターンランプを上部のポジションランプに組み込み、被視認性を高めている。
さらに、前後合わせて95mm延長したオーバーハングと厚みを増したエンジンフードで、ダイナミックさと安定感を増したプロポーションとしている。17インチのアルミホイールには、ミディアムグレーの2トーン切削光輝仕上げのラウンドリムタイプを採用。
前後スキッドプレートとドアガーニッシュのグレー塗装とコーディネートし、立体感を持たせることでSUVらしいスポーティさと力強さを表現するとともに、ルーフレールはブラックとし、全体の印象を引き締めている。
リアはテールゲートをより立体的な形状とし、分割線を減らして質感を高めている。リアコンビネーションランプは、水平基調のTシェイプテールランプによってワイドで安定感のあるデザインにするとともに、従来のテールランプとバックランプに加えて、ストップランプもLED式とすることで、夜間の後方からの被視認性を向上させているという。
インテリアでは、室内の広がりを強調するとともに走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調の「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」コンセプトのインストルメントパネルに、大径の4本スポークステアリングを新たに採用し、高級感を演出。
より直感的に使いやすい8インチカラー液晶メーターを採用したほか、ステアリングホイールのスポーク部に配置されたスイッチを操作することで、平均燃費や瞬間燃費等の運転情報や、AYCの作動状態等の車両情報をメーターで確認することが可能だ。運転に必要な情報に簡単にアクセスすることができる。
■三菱のお家芸、AYCを新たに採用!
前左右輪の制動力をコントロールする技術、AYCを採用することで車両の旋回性を高めているのだという
また、前左右輪の制動力を調整して旋回性を高めるAYCを今回新たに採用。ハンドル角、ヨーレイト、横Gと前後G、ブレーキ圧、車輪速などの情報から、ドライバーの操作や車両挙動を正確に判断し、運転操作に忠実な車両挙動となるよう、ブレーキ制御による前左右輪間のトルクベクタリングを行う。
これにより、滑りやすい路面での旋回時にはコーナー内側の前輪にブレーキをかけるAYCの制御によってアンダーステアを抑制し、ドライバーが意図したとおりの軌道に近づけることが可能。アンチロックブレーキシステム(ABS)とアクティブスタビリティコントロール(ASC)と協調し、さまざまな天候や路面で安全・安心で快適な運転をサポートしてくれる。
サスペンションはフロントのストラット取付け部の剛性を向上させており、リアはショックアブソーバーのシリンダーサイズを拡大するとともに、前後とも高性能バルブを新たに採用することで、荒れた路面でもフラットで快適な乗り心地を実現したという。
価格はインドネシア価格で5MT車が約282万545円、CVT車が約305万5325円(インドネシア1ルピア約0.0091円で換算)。進化したダイナミックシールドフェイスに新たに前左右輪にAYCまでついたエクスパンダークロス、ぜひ日本にも導入してほしい!
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たくさん売ることができるかは別問題