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今度のシビック・タイプRは、速さと洗練を徹底追求。知るほど500万円を切る価格はバーゲンに感じる!

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今度のシビック・タイプRは、速さと洗練を徹底追求。知るほど500万円を切る価格はバーゲンに感じる!

新型は330ps/420Nmの刺激的なスペック実現。旧型比10ps/20Nmパワーアップ!

 ホンダの最新「赤バッジ」、シビック・タイプRがついに発売された。新型はFF車世界最速のパフォーマンスと、官能に響くドライビングプレジャーを追求した自信作。ここ数世代は英国工場製を輸入していたが、新型は埼玉製作所で生産。日本を含め世界に展開するグローバルスポーツに位置づけられている。

新型シビック・タイプRはニュル最速を目指して大幅進化、熟成の赤バッジだ!

 速さは超一級品。鈴鹿サーキットで2分23秒20の最速ラップを叩き出した実力は本物だ。2リッター直噴VTECターボは、ターボチャージャーの効率向上とイナーシャの低減により、旧型の320ps/400Nmから、330ps/420Nmに強化。パワーウェイトレシオは4.33kg/psに改善された。
 トランスミッションは6速MT。軽量フライホイール&レブマッチングシステムの進化でトータル性能を引き上げた。

 足回りはジオメトリーの最適化と各部の剛性見直しでリファイン。ZF製電子制御ダンパーやスプリングは新型専用の調律である。タイヤは従来の245/30R20(コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト6)から、265/30R19(ミシュラン・パイロットスポーツ4S)に変更。絶対的なグリップ力を確保しながらハンドリングのリファインを図った。アルミはリバース構造の軽量スポーク。ブレーキはブレンボ製モノブロックキャリパー+2ピースタイプのローターの組み合わせになる。

走行モードは3種。内外装は大人が似合う洗練されたイメージ

 ドライブモードはコンフォート/スポーツ/+Rの3種。それぞれで設定が最適化され、メーター表示も切り替わる。とくに+Rモード時のメーターグラフィックはレーシングカーイメージで心が躍る。

 スタイリングは精悍。前後フェンダーは拡幅され、リアには大型ウィングスポイラーを装着。各部の形状は磨き込まれ、洗練された。
 ボディサイズは全長×全幅×全高4595×1890×1405mm。旧型(同4560×1875×1425mm)比でわずかに大型化した。車重は1430kg。機能の大幅向上にも関わらず旧型比15kgの増加に収めたのは立派だ。

 インテリアは、タイプR伝統のレッドカラーの専用バケットシートと、真紅のカーペットが「特別な空間」を演出。センターディスプレイはナビ機能標準。専用のデータロガーアプリ「Honad LogR」は、ドライビング情報をリアルタイムで表示する。

 運転席に身を落ち着けると、しっかりとしたサポート性が印象的。ステアリングの操舵フィールは心地よく、足の動きもスムーズそのもの。新型はリアルスポーツであると同時に、上質さにも気を配った意欲作である。500万円を切る価格はバーゲンに感じる。

ホンダ・シビック・タイプR主要諸元

グレード  タイプR
価格=499万7300円
全長×全幅×全高=4595×1890×1405mm
ホイールベース_=2735mm
トレッド=前1625/後1615mm
最低地上高=125mm
車重=1430kg
エンジン=1995cc直4DOHC16Vターボ(プレミアム仕様)     
最高出力=243kW(330ps)/6500rpm
最大トルク=420Nm(42.8kgm)/2600~4000rpm
WLTCモード燃費=12.5km/リッター(燃料タンク容量47リッター)
(市街地/郊外/高速道路:8.6/13.1/15.0km/リッター)
サスペンション=前ストラット/後マルチリンク
ブレーキ=前ベンチレーテッドディスク/後ディスク
タイヤ&ホイール=265/30ZR19+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=4名
最小回転半径=5.9m

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みんなのコメント

143件
  • とにかく デザインが悪すぎるので ダメ!
  • 雪国の冬は厳しいな
    2台持ちも厳しいし、そうなると四駆が最初から選択になってしまう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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