〈連載〉青木宣篤の上毛GP新聞
新型コロナウイルス禍によりなかなか始まらないモトGP’20シーズン。ようやく7月からの開催日程が固まりつつある模様だが、青木宣篤監修の「上毛GP新聞」では、来たる開幕に備え、シーズン予想を交えつつモトGPライダーを徹底キャラ付けしてみた!(新人を除いているのは、キャラがまだよく分からないからだ)
直4の申し子・ロレンソ、のびのび走る【’20モトGP公式テスト秘蔵ネタ】
〈連載〉青木宣篤の上毛GP新聞
現代のスーパーマンたちが繰り広げる珠玉の戦い
ヒマである。新型コロナウイルスのせいで、イベント仕事がほぼすべてフッ飛んでしまった。
ヒマな時、どうするか。考えるのだ。本日のワタシは、モトGPライダーとはいかなる人種なのかをツラツラと考えている。
彼らは、速い。各国のチャンピオン級が勢揃いしているのだから当たり前だ。2スト500ccマシン時代は、速いライダー=アクセルコントロールが上手いライダーだった。4スト化し、より高速化し、電子制御が進んだ今は、だいぶ事情が変わった。
まず、圧倒的に体力が必要になった。マシンが重く、スピードが上がれば、体への負担は大きくなる。バンク角が深い時間も長くなり、その状態でのマシンコントロールも筋力が必要だ。
そして、電気まわりをどれだけ理解できるかが、成績を大きく左右するようになった。
「電子制御が付いたからラクになったのでは?」と言う人も多いが、逆だ。最大の問題は、電子制御と言えども万能ではないこと。頼れる部分、頼れない部分があることを、ライダーは理解していなければならない。それに適合した走りをしながら、頼れない部分は結局ライダーのテクニック次第となる。とても難しいのだ。
体力と知力を備えた現代のスーパーマンたち。彼らの戦いを早く見たい。ヒマすぎるし。庭もすっかりキレイになっちゃったし。
【走りのタイプ】ステディ(手堅い安定の走り)|スマート(頭脳的な走り)|アグレッシブ(ワイルドな走り) 【キャッチフレーズ】ノブ青木の独断と偏見により一方的に決定 【希望的タイトル争い予想】◎(もっとも手堅い”本命”)|◯(本命に勝つ可能性がある”対抗”)|△(2~3番手にはつけそうな”連下”)|▲(大どんでん返しを起こす”穴”)
◎〈#93〉マルク・マルケス「オレは3歩先を行く」
◯〈#20〉ファビオ・クアルタラロ「新世代制動の先駆者」
◯〈#42〉アレックス・リンス「走り天然、髪天然」
△〈#4〉アンドレア・ドヴィツィオーゾ「全方位完全職人」
△〈#12〉マーベリック・ビニャーレス「フルバンクスライド巧者」
▲〈#36〉ジョアン・ミル「推定・高偏差値」
〈#5〉ヨハン・ザルコ「前輪絶対主義」
〈#9〉ダニロ・ペトルッチ「ザ・重戦車」
〈#21〉フランコ・モルビデリ「ダートのスライドキング」
〈#29〉アンドレア・イアンノーネ「ツッコミ野郎」
〈#30〉中上貴晶「行く時は行く!」
〈#35〉カル・クラッチロー「なぜか激しい英国紳士」
〈#41〉アレイシ・エスパルガロ「いつもニコニコお兄ちゃん」
〈#43〉ジャック・ミラー「一発屋から数発屋に」
〈#44〉ポル・エスパルガロ「後輪一輪走法」
〈#46〉バレンティーノ・ロッシ「いろいろ世界一」
〈#53〉ティト・ラバト「毎日走ってMoto2王者」
〈#63〉フランチェスコ・バニャイヤ「繊細すぎる天才」
〈#88〉ミゲル・オリベイラ「なるか鉄砲伝来」
●監修:青木宣篤 ●写真:佐藤寿宏/高橋剛/DUCATI/MotoGP.com
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