史上最良の三菱車を目指して開発。北米から販売スタート
三菱のフラッグシップSUV、アウトランダーの新型北米仕様が登場、4月から米国、カナダ、プエルトリコで販売を開始すると発表された。北米仕様は新開発2.5リッター・直4ユニットを積む、P/H/Mの3グレード構成。駆動方式はFFと4WDを用意する。日本仕様はPHEV(プラグインハイブリッド)をメインに据え、今秋の東京モーターショーでベールを脱ぐ可能性が高い。
三菱自動車のアウトランダーPHEVが2020年欧州販売No.1のプラグインハイブリッドSUVに輝く
新型の開発コンセプトは「威風堂々」。三菱のトップモデルらしく、内外装をはじめ、走り、快適性、安全性能のすべてで「史上最良の三菱車」を目指した。
重厚でダイナミックな造形。室内は3列シート構成
スタイリングは2019年のジュネーブ・ショーで公開されたコンセプトモデル、エンゲルベルクツアラー(ENGELBERG TOURER)の市販版といった印象。彫りの深いダイナミックシールドマスクと、厚みのあるボディサイド、水平基調のウィンドウグラフィックが目を射る。まさに威風堂々としたスタイリングである。
ボディサイズは全長×全幅×全高4710×1862×1748mm。旧型(同4695×1811×1710mm)と比較すると、全幅が50mmほどワイドになったのが目立つ。この効果でトレッドはフロントが55mm、リアは62mm拡大。視覚的な安定感だけでなく走行安定性をぐっと高めた。ホイールベースは2706mm。こちらも従来比36mm延長された。
ボディカラーは高輝度塗装ダイヤモンドシリーズ3色、モノトーン6色の計9タイプ。新型は高輝度塗装のブラックダイヤモンドを新設定。従来のホワイトダイヤモンド、レッドダイヤモンドに加え、ユーザーの個性が表現しやすくなった。ヘッドライトはフルLED。上級グレードには20インチタイヤとアルミを標準装備する。
室内は全車3列シート構成。7名のパッセンジャーが長距離クルーズを楽しめる空間に仕上げた。インパネはシンプルで伸びやかなデザイン。ドライバー正面にメーター、中央に9インチのセンターディスプレイを装着する。上級グレードのメーターは三菱初の12.3インチフルカラー液晶式。ウィンドウ投影式の10.8インチヘッドアップディスプレイと相まって、ドライバーに必要な情報を的確に伝える。センターディスプレイはスマートフォン連携タイプ。内蔵地図と連動した詳細なナビゲーション機能のほか、アンドロイドオートやアップルカープレイに対応した多機能型だ。
メカニズムは全面新設計。S-AWCが自在な走りを提供
メカニズムは細部まで刷新された。衝突安全性と高次元の操縦安定性を実現した新開発プラットフォームを採用。ボディはキャビン回りに三菱初のホットスタンプ式超高張力鋼板を採用した強靭な環状構造になる。
2.5リッター直4エンジン(PR25DD型)は新世代。従来比で最高出力は約8.9%向上。中低速域の豊かなトルクを生かし、燃費はWLTCモードで約2.6%向上した。トランスミッションは8速マニュアルモード付きCVTを組み合わせる。
駆動方式はFFと4WDをラインアップ。主力となる4WDはセンターカップリングに電動モーターによる油圧クラッチを導入した新タイプ。前後輪の拘束力が高まり、凍結路面での坂道発進でも走破性が高まった。
4WDは「ランエボ」譲りの車両運動統合制御システム、S―AWCを搭載。走行状況に応じ前後左右輪の駆動/制動力を最適に調節する技術で、意のままのハンドリングを実現した。エコ/ノーマル/ターマック/グラベル/スノー/マッドの6種の走行モードがワンタッチで選べる点も魅力だ。
安全・運転支援装置の充実も注目点。ナビ連携で精度を高めたレーダークルーズコントロール(MI―PILOT)を標準装備。全車速対応型で、高速道路では、渋滞時でも停車後30秒以内であれば自動発進する。
新型アウトランダーは、サルーンの上級感と、ミニバン並みのユーティリティ、そしてオールラウンドな走破性能を持った上級SUV]、全地球対応のビッグスケールモデルである。秋に噂される日本仕様の登場が楽しみだ。
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みんなのコメント
それでって言いたくなりますねえ。単なる広報記事。
現行PHEV乗りだが、ぶっちゃけ現行型でも他社のシティSUVなど、未だに足下にも寄せ付けない走行性能だから、磨きを掛けているなら期待値が高いし、おそらくそうなるだろう。
だから試乗した記事が欲しいのですよ。提灯記事ではなく辛口のを。