ラリーストを目指す筆者が諦めた夢のマシン、それがインプレッサ初の「STiバージョン」
1994年1月に発売された初代SUBARU・インプレッサのSTiバージョン(GC8)は、月産100台限定の受注生産。「Handcrafted & Tuned by STi」の専用ステッカーが付いた伝説のマシンながら、セダンで30.3万円、ワゴンで36.3万円アップと破格のプライスだった。そんなSTi初のバージョンを、生粋のスバリスト「マリオ高野」が振り返る。
「スバル・インプレッサGC/GD編」'90~'00年代モデルを末永く乗るためのポイント公開
SUBARU・インプレッサWRX(GC8)に初めて「STiバージョン」が設定された時のことはよく覚えている。筆者がGC8を購入したのが1994年の1月で、ローンが通りそうだからあとはハンコを押すだけ、というタイミングでこれが登場したのだ。エンジンだけでも鍛造ピストンや軽量ハイドロリックラッシュアジャスター、専用ECUが付いてノーマルプラス10psの250ps。しかもバランス取り済みと垂涎の内容だった。さらには高出力タービンに「フジツボ」製のマフラー、大型リアウイング、エクセーヌ張りのフロントシート、クイックシフト、タワーバー、専用タイヤまで付くという、まさに超ウルトラバリュープライス。普通に考えたら選ばない理由はなく、即決あるのみだったのだが、問題は”改造車扱いとなるためにJAF公認競技には出場不可(当時)”ということ。
GC8に乗り換え後は本気でラリーに出るつもりだったので、コレを買うとラリーストへの道が閉ざされてしまうとなればNG。自分の輝かしい将来が閉ざされてしまっては元も子もないと、断腸の思いで購入の候補外となった。ラリーストになるためGC8を買うのならば、さらに走りに特化したグレード”RA”にすべきところが、”黒の標準車のABS付きならすぐ納車できますよ”と、長期在庫車のA型をススメられ(当時の心はブレブレ)、1秒でも早くGC8が欲しかったことから、飛びついたのがいまも所有するGC8だ。
その後わずか3カ月ほどでSTI車もJAFの登録車両として承認され、普通に競技に出られるようになって愕然。標準のGC8でも死ぬほど楽しかったが、特徴的なリアウイングを見るたびに、買い逃したことがいまだに悔やまれる。ラリーストを目指すがゆえに購入しなかったという人は他にも居るはずです(笑)。
“RA”ではないのにI/Cウォータースプレイを装備。最大トルクの発生回転数は3500rpmと、標準車よりかなり低かったと記憶しております。
「神ポイント」●わずか30万円高で夢のようなチューニング内容●STiバージョンの知名度を上げた功績●ワゴンまでもが30psもアップしていた
(TEXT:マリオ高野)(リポート:スバルマガジン編集部)
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