元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、最近LMP3マシンでテスト走行を行った。彼は、2024年1月のデイトナ24時間レースに、ライリーの第4ドライバーとして参戦する可能性が高まっている。
マッサは約3週間前、アメリカ・ジョージア州に位置するロード・アトランタで、同チームのリジェJS P320・ニッサンをドライブした。
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2023年までLMP3クラスに参戦したライリーは、クラス消滅に伴い、2024年はLMP2クラスからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にフル参戦する。現在のところ、フルシーズンのドライバーとしてガー・ロビンソンとフェリペ・フラガがアナウンスされており、ミシュラン・エンデュランス・カップ戦では第3ドライバーとしてジョシュ・バードンが加わることになっている。
そして、4人目の登録が許されるシーズン開幕戦の24時間レースでは、そのシートの候補にマッサが挙げられている。
42歳・ブラジル籍のマッサは、最近では故郷のSCBストックカー・ブラジル・プロシリーズで活躍しているが、デイトナ参戦となればスポーツカーの世界にデビューを飾ることになる。
ロビンソン・レーシングのマネージャー、ジョン・ドノバンはSportscar365に対し、「ロバート・クビサに代表されるF1ドライバーは、LMP2マシンで非常に速いという歴史的なパターンを、我々はこれまで確かに見てきた」と述べている。
「それは、我々の興味を喚起した。フェリペ・マッサとフラガは、ストックカーでともに走っている。彼らはブラジル人で、ふたりとも非常に特別な男だ」
「それは我々が追求すべきチャンスだった。 我々は、彼をアトランタでLMP3カーに乗せた」
「彼がどれほど素晴らしい男であるかについては、言うまでもないだろう。彼は我々がオペレートしてきた中で最も素晴らしい選手のひとりだ。我々は将来、とくにデイトナに向けて、何ができるかを真剣に検討しているところだ」
ドノバンとチーム代表のビル・ライリーは、最終決定を下す前にマッサが来月のデイトナでチームのLMP3マシンを再度テストする可能性が高いことを示唆している。
「我々の意図は、マッサとの関係性を追求し続けることだ」とドノバンは付け加える。
「それは、互いにそうでなければならない」
「現時点ではまだ、彼が我々の4人目のドライバーであるとは言えない。 だが、我々全員がその方向に向かうことを願っていると思う」
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