この記事をまとめると
■現行トヨタ・クラウンベースの国費調達パトカーが登場
■これまで現行クラウンはトランク容量が足りないと言われていた
■どのようにパトカーの条件をクリアしたのかを解説する 以前、現行トヨタ・クラウンベースで警察庁の国費調達パトカー(無線警ら車)仕様を用意しようとしたら、トランク容量が要件を満たしていないことがわかり、現行クラウンでは用意されないのではないかとお伝えしたことがあるが、その現行クラウンベースの国費調達パトカーがデビューした。
国費調達パトカーの規格などについては、初代トヨペット クラウンをベースにした緊急車両専用設計となる、“トヨタ パトロール”を起源とし、いまもって基本的には“クラウンがベンチマーク”となっている。国費調達パトカーとしてスバル・レガシィパトカーが登場した時には、レガシィも要件を満たすように変更されたとされるが、いまでも日本のパトカーは“クラウン”なのである。
しかし、現行クラウンの民生向けともいえる一般仕様が発売されたあとにトランク容量(450リットル)を満たしていないことが発覚したとのこと。開発段階ではゴルフバッグの収容数に気を取られていたということもあったとも聞いているが、そのままでは“クラウンがベンチマーク”であるはずの国費調達パトカーが、現行クラウンではラインアップできない事態となってしまった。当初はトランクルーム内の構造変更(削ったりする?)を行って容量確保をめざすのではないかともされたのだが、めでたく現行クラウンベースの国費調達パトカーがデビューしたのである。
どのようにして要件をクリアしたのか?
パトカーの条件が変更されたと考えられる
事情を知るA氏に話を聞くと、「トランクルーム内の構造変更をするなどクルマをいじったということではないようです。そもそもの国費調達パトカーの要件自体を変更したと聞いています。トランク容量などの数値的要件をなくし、その代わりにトランクに置くべき装備品を指定し、『それらを収容できる容量を確保していること』といったものに変更したと聞いています。そのため以前のトランク容量450リッターという要件を満たしていなくとも、現行クラウンベースの国費調達パトカーデビューとなったようです」。
令和の時代でも国費調達パトカーの“クラウンがベンチマーク”には変わりはないようだ。
A氏に「次期クラウンがSUVになるとの情報が飛び交っているが」と聞くと、「あくまで私見ですが、実際のところ次期型にもセダンはあるのではないでしょうか。国費調達パトカーは依然としてセダンボディでの“クラウンがベンチマーク”なのは今回の動きを見ても明らかです。そのクラウンがSUVのみとなれば国費調達パトカーの要件を基本的な部分から大幅な見直しが必要となるでしょう。さらに日系ブランドでクラウンサイズのFRセダンといっても、事実上クラウンしかありません。パトカー以外でも、ハイヤーや会社の役員車、個人タクシーなどで使えるのは、日系ブランドでは、“クラウンオンリー”と言っても言い過ぎではないでしょう。ある意味“働く大型セダン”カテゴリーでは、クラウンニーズはますます高まっているようにも見えます」。
クラウンシリーズのメインが仮にSUVとなっても、再び“クラウンコンフォート”のような立ち位置でセダンが残り、“働く大型セダン”ニーズをリカバリーすることになるかもしれない。
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みんなのコメント
今や国産じゃクラウン以外に採用できる車種が無いんだから採用企画を見直すしか無い。
パトカーに積んでる備品も携帯しやすいように軽くなり折り畳み式になってるから問題ないはす。