ルーミー&トールが独走を続けるコンパクトハイトワゴン市場。日産はこれまでキューブがあったが2020年3月に生産終了。このキューブが復活することはほぼ確実となった! さっそく新型キューブの最新情報をお伝えしよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産自動車
【ほぼ確】待ってろルーミー&トール![新型キューブ]はやっぱり左右非対称ボディだった! 最新情報をついに
【画像ギャラリー】左右非対称ボディだった日産キューブの驚きのデザインを写真でチェック!(6枚)
■キューブの復活はほぼ確実!
2002年10月に登場した2代目キューブ。左右非対称ボディと角をイメージした個性的なデザインは衝撃的だった
2024年3月25日に中期経営計画「The Arc」を発表したが、プレゼン映像のなかで興味深いクルマが続々と見えてきた。じっくり見ると、なんとキューブらしきコンパクトワゴンが見えた!
1998年2月に初代がデビューし、2002年10月に左右非対称デザインで度肝を抜かれた2代目、そして2008年11月に発売し、2020年3月に販売が終了した3代目。実に3代22年に渡って愛されたが、惜しまれつつ、絶版となってしまった日産のコンパクトワゴン、キューブ。
2008年11月に登場した3代目キューブ。惜しまれつつ2020年3月に販売終了
3代目が販売終了してから4年あまり経つが、次期モデルの噂はなかなか出てこなかった。
そんななか、2024年3月25日に発表された中期経営計画「The Arc」の映像のなかで、0:38あたりで、キューブらしき画像を見つけた! ほぼ垂直に落ちたリアテールゲートを見て「思わずキューブだ」と叫んでしまったほどだ。
ストンを落ちたテールゲート。エルグランドらしきクルマとも違う斬新なスタイル。フロントボンネットは想像以上に長い
映像をよく見ると、明らかに他の車種(SUVが多い)よりも小さく、次期サクラと思われるクルマよりも大きく見える。リアテールゲートは新型タウンスターのリアテールゲートと比べても明らかに違う。
度肝を抜かれた左右非対称ボディの2代目キューブ
映像をさらに解析していくとリアゲートも2代目キューブのような左右非対称にも見える。フロントウインドウは緩やかに傾斜しており、先代キューブやルーミー&トールのようなAピラーほど立っておらず、現行ルノーカングー&新型日産タウンスターほどの角度だった。フロントノーズが長く、四角いフロントマスクになっているのもわかった。
これをルノーカングーの日産版、タウンスターではないかという声も聞かれたが、明らかに違う。
2021年から欧州市場で販売されている、ルノーカングーの日産版、タウンスター。新型キューブはこのタウンスターの1クラス下となる
おそらく欧州の次期マイクラ(日本名マーチ)をベースにした2列シート5人乗りのハイトワゴンで、プラットフォームを共用するマイクラおよび新型ルノー5の兄弟車になると思われる。
【画像ギャラリー】左右非対称ボディだった日産キューブの驚きのデザインを写真でチェック!(6枚)
■新型キューブはいつ発売?
2003年9月、2代目キューブのホイールベースを170mm延長し発売したキューブキュービックのような3列シートも登場するかもしれない
このクラスのハイトワゴンといえば、ルーミー&トールとソリオがある。ルーミー&トールは認証不正の影響で生産遅延があったが既に生産が再開されているが、次期型に関しては2027年に延期されたという情報が入っている。
新型キューブには、e-POWERのほか、BEVがラインナップされるだろう。2代目、3代目キューブは、左右非対称という衝撃的なデザインだったが、新型キューブも新たなデザインで勝負を仕掛けてくるに違いない。
この映像が出たことで、新型キューブは今後3年以内に発売される可能性は高い。おそらく2027年までには登場すると予想している。
左右非対称バックドアはほぼ確定だが、さらに、もしかしたら、他のライバルにはない、2列シートのスライドドアや2列シート3人乗りのキューブキュービックが出るかもしれない。ルーミー&トール、ソリオなどバカ売れするハイトワゴン市場にどれだけ食い込むことができるか、期待して待ちたい。
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みんなのコメント
だからイマイチ信用できない。