F1第10戦ロシアGPは金曜の2回のフリー走行を終えたが、そこで目立っていたのはダニエル・リカルド(ルノー)の速さだった。彼はフリー走行1回目で2番手タイムを記録すると、フリー走行2回目でも3番手に入り、初日だけを見れば“メルセデス以外で最も速いマシン”となっている。
この結果を受けてレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、予選でリカルドを下して3番手を獲得するのは厳しいと考えている。当のリカルドは、ソチではかなり快適にマシンを走らせることができていると認めた。
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「ここでこんなにマシンが決まっていたのは初めてだよ」とリカルドは語った。
「良い感じだった。午前中の最初の走行から乗れていたし、残りのセッションでもずっと同じような感じだった」
「だから金曜の走行には本当に満足しているよ」
ルノーとリカルドは、ここ数戦調子を上げてきている。過去3戦で2度の4位フィニッシュを果たしており、ルノーのワークス復帰以降初となる表彰台獲得がかなり現実味を帯びている。リカルドが表彰台を獲得すれば、シリル・アビテブールと共にタトゥーを彫ることとなっており、その賭けの顛末にも注目だ。
ソチで表彰台を獲得できるかと問われたリカルドは、「まだ始まったばかりだ」と話し、さらにこう続けた。
「予選をうまくまとめることができれば、間違いなく自信があるよ」
「多くのマシンがコンマ2~3秒の間にひしめいているし、明日の予選は激しい戦いになると思う」
「かなり接近した戦いになると思うので、このコンマ1秒のリードをキープできれば問題ないと思うよ」
一方でチームメイトのエステバン・オコンはFP2でリカルドよりもコンマ5秒以上遅いタイムにとどまったが、オコンはそのギャップがセッション中のアプローチの違いによってもたらされたものだとエンジニアに説明され、安心したという。
金曜日の結果を総合して、オコンはルノーがソチで“まともな結果”を出すチャンスがあると語った。
「今週末のマシンはポテンシャルがあるし、良い感じだよ」
「かなりたくさんのテストをしたから、いろんなことを適切に分析することができるはずだ。ただ、明日に全てをまとめて結果を残せるかは僕たち次第だ」
「僕たちは空力の面で(リカルドと)異なる特性を持っているし、エンジンの面でもいくつか異なっている。そういう違いはあるけど、大体の立ち位置は分かっている」
「ペースはかなり期待が持てるので、明日うまくいくかは僕たち次第だ」
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