100周年となった今年のル・マン24時間レースに“ガレージ56”枠から参戦し、サルト・サーキットを沸かせたNASCARプロジェクトが、今週イギリスで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)のヒルクライムに参戦することとなった。
ル・マンに設けられたガレージ56は、主催のACOが革新的なマシンの“未来へのテクノロジー”のために設けた特別枠。今年はその枠をヘンドリック・モータースポーツが使い、NASAやシボレー、IMSA、グッドイヤーと共同で現行NASCARカップカーである“Next Genカー”のシボレー『カマロZL1』を走らせた。
■NASCARのル・マンへの”挑戦”完遂。一時はLM-GTE首位をも凌駕……バトン「本当にワンダフルなマシンだったよ!」
参戦に先立ちカップカーにはル・マン仕様の改造が施され、7度のカップシリーズ王者のジミー・ジョンソン、2010年にル・マン総合優勝経験を持つマイク・ロッケンフェラー、2009年のF1世界王者のジェンソン・バトンがステアリングを握った。
ル・マン本戦では24時間で285周を走破。ガレージ56は非競技枠のため順位は関係がないものの、LM-GTE Amクラスの最速タイムを予選で上回り、決勝でも長い間そのポジションをキープしていた。
7月13日(木)から16日(日)にかけて行なわれるFOSでは、ロッケンフェラーとバトンのふたりが、ル・マンで使用された24号車のバックアップカーをドライブ。4日間で約1.8kmのコースを7度走ることとなった。
このFOSへのエントリーは、NASCARの75年の歴史を祝うイベントの一環として行なわれるモノ。NASCARで活躍したマシンが数台デモ走行を行なう。その中にはマクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンが走らせる1984年シボレー『モンテカルロ』も含まれている。
IMSAの代表にしてNASCARのガレージ56プログラムのマネジメントを行なったジョン・ドゥーナンは、FOSへの参加について次のように語っている。
「ガレージ56プログラムは、世界中のモータースポーツファンにNASCARを知ってもらう上で圧倒的な成功を収めてきた」
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにガレージ56のマシンを持ち込むことで、様々なモータースポーツファンにストックカーの世界を楽しんでもらう新たな機会を提供することができる」
今年のFOSでは、75周年を迎えたポルシェが特にフィーチャーされ、メイン会場の庭を飾ることとなる。奇しくも、グッドウッドでのモータースポーツの歴史も今年で75年を迎える。
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