ガスタービンを採用して小型軽量化
三菱自動車が、東京モーターショーで公開するプラグインハイブリッドSUVのコンセプトカーについて、さらなる情報を明らかにした。
9月に最初のティザー画像が公開されたこのコンセプトカーは、車名が「MI-TECHコンセプト」になることが発表された。三菱によれば、「M」はMITSUBISHI MOTORSの頭文字、「I」はIntelligent(知性)、Ingenious(創意工夫)、Inspiration(インスピレーション)、Interaction(交流)を意味するとのこと。そして「TECH」はTechnologyの略であり、三菱自動車の将来技術が多数搭載されているという。
新たに公開された画像を見ると、このコンセプトカーがドアも屋根もない2シーターのSUVであることもわかった。これでは将来市販車として発売されるモデルに近い姿とは、到底思えない。
しかし、そこに搭載されているプラグインハイブリッド技術は、次世代のシステムとして将来の実用化につながる可能性もある。現行のアウトランダーPHEVに搭載されているものより、小型軽量化を図ったというこのプラグインハイブリッド・システムは、従来のガソリン・エンジンに替えてガスタービン・エンジンを採用。これを発電機として活用することで、蓄えられた電気のみによるEV走行モードと、ガスタービンで発電しながら走るシリーズ走行モードを使い分けることができる。
前後にモーターを2基ずつ搭載
駆動装置としては、2基の電気モーターで構成される「デュアルモーターAYC」を前後に搭載。4モーター方式の電動四輪駆動となる。四輪すべてに駆動力を最大限に伝えることが可能なこのシステムで、「日常では安心・安全に思い通りの操縦性を実現、オフロードでは圧倒的な走破性を発揮」すると、三菱は主張している。
また、このMI-TECHコンセプトには、先進の光センサーを用いたセンシング技術で検知した様々な情報を、フロントのARウインドウシールドに映し出すヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)や、ドライバーに的確な注意喚起を行うとともに、ステアリングやブレーキ操作をサポートする「MI-PILOT(マイパイロット)」といった、先進の運転支援技術および予防安全技術も搭載されているという。
今年3月、三菱のある内部関係者は、エクリプス・クロスに将来プラグインハイブリッドを追加する計画があることを、AUTOCARの取材に対し認めた。今回のコンセプトカーで公開された小型軽量なプラグインハイブリッド・システムが製品化に発展すれば、エクリプス・クロスあるいは現行のアウトランダーよりコンパクトな新型SUVに搭載されることになるだろう。
三菱自動車は今年の東京モーターショーに、このMI-TECHコンセプトのほか、世界初公開となるスーパーハイト軽ワゴン・コンセプトや、今年のジュネーブ・モーターショーで公開されたエンゲルベルク・ツアラーなどを出展する予定だ。
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