ヤマハの700ccシリーズの魅力
600cc~900ccのバイクはミドルクラスといわれており、中型バイクに比べてパワーがあって扱いやすく、1000cc超えのリッタークラスに比べて軽量で取り回しがしやすいため、程よく扱いやすい排気量帯とされています。
【写真】同じエンジンでこんなにも個性が違う! ヤマハ「700ccシリーズ」3台を見る(50枚以上)
そのためスーパースポーツやクラシックネイキッド、ストリートファイター、クルーザーモデルなど各社のラインナップが豊富なクラスです。
また、ヤマハの「YZF-R9」やスズキの「GSX-8R」のように新型車が続々と開発されていて、ライダーだけでなくメーカーからの注目度も高いクラスとなっています。
とくに、ヤマハは700ccシリーズの「CP2(クロスプレーンコンセプト)」のエンジンを用いた豊富なラインナップを揃えており、同じエンジンを使用しながらも、それぞれに異なる特性や用途が備わっています。
これらのモデルは、スポーツ走行からツーリングまで幅広いシーンで活躍できるバイクとして、ライダーの好みに合わせて選択可能となっているとのことです。
●ヤマハ「MT-07」
ヤマハ「MT-07」は、2014年に登場し、MTシリーズのフラッグシップモデルである「MT-10」のデザインを引き継ぎつつ、軽快感を保つシャープな外観が特徴です。
エンジンは、最高出力73ps、最大トルク68Nmというパワーを誇り、低速域でのリニアなレスポンスと粘り強いトルク特性により、扱いやすさとコントロール感が高められています。
また、倒立式フロントサスペンションやリンク式モノクロスサスペンションの採用により、コーナリングやブレーキング時のフロント接地感が向上し、よりスポーティな走行が楽しめるとされています。
さらに、軽量化にも配慮され、ホイールの軽量化が進んでおり、慣性モーメントが低減され、俊敏なハンドリングを実現しているとのことです。
視認性の高い5インチTFTディスプレイも搭載され、ライダーの操作性を向上させています。
価格は96万8000円からで、カラーはマットライトグレーメタリック4、ディープパープリッシュブルーメタリックC、マットダークグレーメタリックDの3色展開です。
スーパースポーツとストリートの2台
●ヤマハ「YZF-R7」
「YZF-R7」は、2022年に登場したスーパースポーツモデルです。
外観は、フラッグシップモデル「YZF-R1」の要素を受け継ぎつつ、スリムでタイトなデザインが特徴的です。
MT-07と同じCP2エンジンを搭載し、スロットルワークに忠実に反応する加速フィールと力強いトラクション感を提供しているとされています。
また、シフトダウン時のバックトルクによる車体挙動を抑えるアシスト&スリッパ―クラッチが採用されており、減速時の安定感が向上しているとのことです。
さらに、EICMA2025で発表された2026年モデルでは、ライディングモードの選択、クルーズコントロール、トラクションコントロール、リフトコントロールなど、電子制御機能が大幅にアップデートされ、ライダーをサポートする設計とされています。
価格は105万4900円で、カラーはディープパープリッシュブルーメタリックCとマットダークグレーメタリック6の2色から選べます。
●ヤマハ「XSR700」
「XSR700」は、2017年に日本国内でも発売されたスポーツヘリテージモデルで、外観は往年のヤマハスポーツバイクをイメージしたデザインとのことです。
エンジンはMT-07と共通で、出力も同様にリニアで粘り強いトルクを発揮し、心地よい加速感が提供されています。
また、XSR700の特徴は、そのクラシックなデザインにあります。水平基調をモチーフにしたヘッドランプ、タンク、シートが連なる滑らかな造形が印象的で、ダブルシートにはレザーとスエードのコンビネーションが採用されています。
さらに、フロントフェンダーステーやラジエターサイドカバーなどにはアルミパーツが使われ、ピュアでシンプルなスタイリングが特徴とのことです。
一方で、XSR700は電子制御がABSのみとなっており、MT-07やYZF-R7と比較するとシンプルな設計が求められる場面での選択肢となっています。
価格は100万1000円で、カラーはラジカルホワイトとディープパープリッシュブルーメタリックCの2色展開です。
これらのモデルは、いずれもCP2エンジンを搭載し、同じ排気量ながらも、それぞれ異なるキャラクターを持っています。
MT-07は、軽快なハンドリングと扱いやすさが魅力のストリートモデルで、スポーティな走行を楽しみたいライダーに向いています。
YZF-R7は、スーパースポーツモデルとしてのスタイルと性能を重視し、高速走行やサーキット走行を求めるライダーに適しています。
一方、XSR700は、クラシックなデザインと現代的な性能を兼ね備えたバイクで、シンプルでありながら趣のあるスタイルが好まれるライダーに向いています。
※ ※ ※
ヤマハの700ccシリーズは、同じエンジンを搭載しながらも、それぞれの特性により異なる魅力を持つモデルが揃っています。
ライダーの好みや用途に合わせて、最適な一台を選ぶことができるため、多くのライダーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。(Peacock Blue K.K.)
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