元祖都会派SUV、トヨタ ハリアーの新型モデルが発売。早くも人気沸騰で納期は最大5か月待ちも!?
近年トレンド化しているSUVのなかでも、“都会派”路線で、舗装路での快適性や高級感といった魅力をいち早く打ち出したハリアーの新型モデルが6月17日に発売された。
新型ハリアー 早くも「最高にカッコいいハリアー」が新設定!!
4月にデザインを含めた概要が発表されると、SNSでもトレンド入りするなど大きな話題を集めたが、発売日までに開始した先行予約でも、それを裏付ける圧倒的な人気ぶりをみせているようだ。
文:遠藤徹
写真:池之平昌信
【画像ギャラリー】早くも実車に乗った! 圧倒的に美しい新型ハリアーを写真でじっくり見る
最大5か月待ちも! 全店販売やHV拡充でさらなる人気に
6月17日に発売された新型ハリアー。これまではトヨペット店の専売モデルだったが、全店併売の好影響もあり、立ち上がりの販売でも人気を集めているようだ
通算4代目となる新型ハリアーが6月17日に発売。絶好調の滑り出しを見せており、先行予約段階での6月14日現在の納期は最上級の人気グレードである「2.5Zレザーパッケージ(FF)」は、早くも5か月待ちで11月末にずれ込んでいる。
5月中旬に先行予約の受付を開始したわけだが、この時点では納期が1か月程度だったのが、20日過ぎには2か月、25日頃に3か月、月末には4か月と加速度的に先送りとなっていた。
4代目のスタイリッシュなエクステリアデザインにハイクオリティな造り、FFの2.5ハイブリッド車を新設定したことなどが人気要因として上げられる。
また、現行モデルの発売を機に、3代目までトヨペット店の専売モデルだったのをトヨタ店、カローラ店、ネッツ店を含めたトヨタ全系列店扱いに切り替えたことで、販売力が格段に増強したことも重要なファクターとなっているともいえるだろう。
6月14日現在のグレード別先行予約の構成比を首都圏のケースで見ると最上級の「Zレザーパッケージ」70%、「Z」20%、「S」10%などとなっている。ハイブリッド車は約半分、80%がFF車で占められる。
グレード別の納期は、「Zレザーパッケージ」が最長の11月下旬、「Z」11月中旬、「S」が10月上旬とかなりの格差がある。ボディカラーはホワイトパールがいちばん人気で全体の半分強、次いでブラックとシルバーが20%ずつなどとなっている。
購入ユーザー層やRAV4との競合具合は?
新型ハリアーはクーペルックでスタイリッシュな都会派SUVをさらに深化。同門のRAV4との違いをより明確に打ち出した
系列店別だと3代目まで専売だったトヨペット店が歴代モデルからの代替えで最も多く全体の半分程度、あとの半分は3系列店で同じくらいに分け合っている。
トヨタ店は4月までランドクルーザー、ランドクルーザープラドの専売で生産中止になったFJクルーザーも扱っている経緯もあったので、これらとの代替えも目立つ。
カローラ店とネッツ店は同じく4月までにRAV4を併売し、一時生産中止する前の歴代モデルも扱っていたので、これらも代替え母体となり堅調な受注推移を見せている。
首都圏地区のトヨペット店にて発売直前の時点で2.5L「ハイブリッド Zレザーパッケージ(482万円、FF)に有料色のホワイトパールクリスタルシャイン、ナビ、グラスコーテインング、ETC、ドライブレコーダー、フロアマット、サイドバイザーなど約50万円のオプション&付属品を付けて弾いて貰うと、法定、法定外費用、値引きを含めて500万円弱と出た。
有料色のホワイトパールクリスタルシャインはハリアーでも特に人気の高いボディ色
値引きの初回回答は車両本体から15万円、オプション&付属品からは合計額から10%の割引きだという。他の3系列店も同程度の条件を提示する店舗が多いが、今後正式に販売され、各系列店間の競合が激化することで値引き幅は次第に拡大するのは必至といえそうである。
RAV4は新型ハリアーと競合しそうだが、今のところあまり目立っていない。RAV4がラフロード色の強いコンセプトで4WD車の販売構成比が80%以上を占めるのに対して、ハリアーはよりハイクオリティな仕立てでシティ走行向きだから2WD車の販売構成比が逆に80%と高い。
ただ、6月に入ってRAV4は割高なPHVを発売したことでシリーズ全体としては両モデルの価格帯が同じような設定になったので、今後はどちらを選んだらよいか迷うユーザーも多くなるかも知れない。
ハリアー初の全店販売で4系列店の反応は?
RAV4と異なる高級SUV路線で「HARRIER」ブランドも盤石か。トヨタSUV包囲網のエースが動き出した
【証言1:首都圏トヨペット店営業関係者】
トヨペット店は3代目までハリアーの専売店だったので、膨大な代替え母体を抱えており、当面は既納ユーザーの買い替え促進で充分にカバーできる状況にある。先行予約の開始も5月上旬と早めにスタートしたので、今のところ全体の半分以上のシェアとなっている。
5月からRAV4も扱い車に加わったので、相乗効果で受注ピッチに加速がついている状況にある。立ち上がりは最上級の「Zレザーパッケージ」の売れ行きが最も多く、納期は11月末になっている。
今後はノーマルシート仕様の「Z」や「G」あたりが次第に多くなると予想している。値引き額は車両本体15万円、オプション&付属品は総額の10%引きと決めてワンプライスで販売するようにしている。
【証言2:首都圏トヨタ店営業担当者】
トヨタ店はランドクルーザー、ランドクルーザープラド、FJクルーザーの専売店だったので、当面はこれらの周辺ユーザーからの代替え促進からスタートさせている。
新型ハリアーと同時にRAV4も扱えるようになったので両モデル睨みで進めているが、やはりモデルがより新しい新型ハリアーの方が圧倒的に引き合いは多い。4系列店の取り合いで、日毎に納期が先送りされている状況にある。
【証言3:首都圏カローラ店営業担当者】
カローラ店はネッツ店とRAV4が併売となっていたので、こちらの上級シフトユーザーから代替え促進を目指していきたい。RAV4が現行モデル発売後2年目に入り、需要が一巡期を迎えているので、新型ハリアーが販売できるのはありがたく思っている。
【証言4:首都圏ネッツ店営業担当者】
ネッツ店はカローラ店とRAV4を併売して来たので、こちらの周辺ユーザーから開拓しており、好調なスタートを切っている。ただ、今後4系列店同士の競合が激化し、乱売が加速する可能性があるので心配している。
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