現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【人気モデル 購入最前線】ダイハツ タント/タント ファンクロス編(2022年12月)

ここから本文です

【人気モデル 購入最前線】ダイハツ タント/タント ファンクロス編(2022年12月)

掲載
【人気モデル 購入最前線】ダイハツ タント/タント ファンクロス編(2022年12月)



●文:月刊自家用車編集部(ハラ)

正式価格が判明! SUBARU新型クロストレックの確定情報が発表

ダイハツ
タント/タントファンクロス
価格:138万6000~199万1000円

・最新購入情報
車両本体目標値引き額:12万円
納期の目安:2~5か月
リセール予想:C+


【パワートレーン選び】侮れない実力を持つNA車。これで十分というユーザーも多いはずだ

2019年に登場した現行タント(4代目)は、DNGAプラットフォーム&最新パワートレーン(新設計エンジン+D-CVT)を採用したことで走行性能が向上。圧倒的なキャビンスペースを持つ強みはそのままに、歴代タントの弱みを克服した。この秋(2022年10月)のビッグマイナーチェンジでは、内外装をアウトドア風に仕上げた新シリーズ「タント ファンクロス」が追加されるなど、強力ライバルがひしめくスーパーハイト軽ワゴン市場において、高い人気を保ち続けている。

そんなタント選びにおいて、まず最初に決めるべきなのは、NAか? ターボか?というパワートレーンの問題。他社を含めて最近は軽自動車のNA車の性能向上が著しいが、それはタントでも同様。タント用に最適化されたNAエンジン(52PS/6.1kg・m)と、より幅広い変速比を実現するD-CVTの相乗効果もあって、軽のNA車とは思えない素早い立ち上がりと力感を示してくれる。山岳路や高速道路などではターボ車(64PS/10.2kg・m)の方が余力を感じるが、NA車でも“必要十分”で、普通に使うなら不足なしとも感じさせてくれる。

さらに燃費もNA車は21.4~22.7km/ℓ、ターボ車は19.6~21.2km.ℓ(※WLTCモード総合燃費)と重量が嵩むスーパーハイトモデルとしては優秀なことも美点。

―― 運転席前面にメーター、その横にディスプレイオーディオ(ナビ)を配置するレイアウト。後席は左右独立式のスライド機構を持ち、前にスライドさせた状態でも足元は広々とした空間が広がる。ピラーレス構造が生み出すミラクルオープンドアのおかげもあって、圧倒的な開放感を実感できる。 [写真タップで拡大]

【グレード選び】標準ボディ車のXをベースに、必要な装備を追加していくのがオススメ

従来はファミリーユーザーを意識した「標準ボディ車」と外装まわりを少しスポーティに仕上げた「カスタム」が設定されていたが、10月のマイナーチェンジで外装まわりをアウトドア風に仕上げた「ファンクロス」も選べるようになっている。

装備&機能に関しては、最新モデルらしく安全運転支援機能やディスプレイオーディオ(もしくはナビ)など一通りの利便装備は備えているが、乗用車系モデルとは違ってOPで選ぶものも多い。ACCやLKCといった運転支援機能もOPが基本になっている。価格も重要な軽自動車ゆえにOP費用は良心的(ACCやLKCがセットOPとなるスマートクルーズパックで5万5000円)に設定されているが、注意が必要だ。

標準ボディ車に比べると、カスタムとファンクロスは上級モデルという位置づけで価格設定も少し高くなるが、LEDヘッドライトが高機能型になったり、前後シートがハーフレザー調(カスタム)/撥水ファブリック(ファンクロス)になったりと、価格アップに見合った装備に変更されている。

―― マイナーチェンジでアウトドア風味を強めたファンクロスを追加。他のシリーズモデルと同様にNA車とターボ車を選ぶことができる。



タントが持つ優れた基本性能をリーズナブルに楽しみたいならば、標準ボディ車のX(154万円~)/Xターボ(165万円~)をベースに必要なOP装備をプラスしていくのがオススメ。NAとターボの価格差は11万円になるが、タントはNA車も実力十分なのでNA車のXを選んでもいいだろう。ちなみに最もベーシックなL(138万6000円~)は装備を削りすぎている感が強く、OPで選べない装備も多いのでオススメしにくい。

カスタム(178万2000円~)とファンクロス(172万1500円~)は、内外装の雰囲気が気に入ったならば狙う価値はあり。標準ボディ車に対して追加される加飾や装備は価格アップに十分見合う。こちらを選んだとしてもタントシリーズに共通する買い得感は実感できるだろう。


―― スマートアシストは全グレードに標準装着されるが、ドライバーの負担を減らす運転支援機能(ACCやLKCなど)はOPで追加することになる。

―― トヨタのモデルはディスプレイオーディオの標準化が進んできるが、タントはオーディオレスが基本設定で、ディプレイオーディオまたはナビをOPで選ぶことになる。

※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。

こんな記事も読まれています

サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
AUTOCAR JAPAN
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
AUTOCAR JAPAN
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
AUTOSPORT web
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
AUTOSPORT web
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
くるまのニュース
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
VAGUE
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
WEB CARTOP
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
GQ JAPAN
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
乗りものニュース
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
レスポンス
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
motorsport.com 日本版
フェルスタッペンが4年連続F1チャンピオンに輝く。メルセデスがワンツー飾る【第22戦決勝レポート】
フェルスタッペンが4年連続F1チャンピオンに輝く。メルセデスがワンツー飾る【第22戦決勝レポート】
AUTOSPORT web
“3、4番手”のマシンでもタイトル獲得。フェルスタッペンの底知れぬ才能にマルコ博士も絶賛「彼の実力だけで勝ったレースが4つほどあった」
“3、4番手”のマシンでもタイトル獲得。フェルスタッペンの底知れぬ才能にマルコ博士も絶賛「彼の実力だけで勝ったレースが4つほどあった」
motorsport.com 日本版
日産「“タフ顔”SUV」がスゴイ! 唯一無二の「ターボエンジン」×センターマフラーが超カッコイイ! めちゃゴツゴツ仕様の「“最新版”エクストレイル」米国カスタムモデルとは
日産「“タフ顔”SUV」がスゴイ! 唯一無二の「ターボエンジン」×センターマフラーが超カッコイイ! めちゃゴツゴツ仕様の「“最新版”エクストレイル」米国カスタムモデルとは
くるまのニュース
ランドローバーから美しいセドナレッドをボディカラーに採用した限定モデル「ディフェンダー110 セドナエディション」が登場
ランドローバーから美しいセドナレッドをボディカラーに採用した限定モデル「ディフェンダー110 セドナエディション」が登場
@DIME
ラリージャパンで完走できなければ、2025年WRC参戦はなかった……勝田貴元が明かす厳命「来年は”勝ちに行っていい”と言われるように」
ラリージャパンで完走できなければ、2025年WRC参戦はなかった……勝田貴元が明かす厳命「来年は”勝ちに行っていい”と言われるように」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村