もくじ
ー まずはスウェーデンと米国で開始
ー クルマ社会の変化に適応するため
ボルボ 33%を自動運転車に 50%をサブスクリプション型に 2025年目標
まずはスウェーデンと米国で開始
ボルボは2019年にスウェーデンと米国でモビリティサービスを開始する。このブランドは「M」と名付けられ、フォルクスワーゲンの「モイア」に対抗するものだ。
このブランドはユーザーに合わせたサービスをテイラーメイドすることができるという。ボルボは以前から利便性や契約の柔軟性が成功への鍵だと考えてきた。
Mのサービスはアプリをベースとしている。どのモデルが使用可能かについては明らかにされていないが、いずれはすべてのボルボ車が対象になるだろう。現在ボルボが提供するカーシェアリングサービスの「サンフリート」では、SUVのみが対象だ。
ボルボは1998年からスウェーデン国内の50の市でこのサービスを提供しており、現在のユーザー数は5万人程度だ。サンフリートは今後Mに組み込まれ、ノウハウが活用されるだろう。
クルマ社会の変化に適応するため
「個人によるクルマの所有はなくなることはないでしょう。しかし、自動車メーカーとして生き残るためには時代の変化に適応する必要があります」とホーカン・サミュエルソンCEOは語る。「われわれにはホームとなる市場で実績あるビジネスモデルがあり、これを世界に拡大していきます」
以前ボルボUSAにおいて製品、マーケティング、コミュニケーションを担当する副社長であったボディル・エリクソンがMを率いることになる。ボルボはMやケア・バイ・ボルボだけが唯一の道だとは考えておらず、「幅広いオンデマンドなモビリティソリューション」を検討中だとのことだ。
Mはクルマ所有率低下に対するボルボの最新の回答だ。ボルボはXC40を使い、ケア・バイ・ボルボというサービスを開始している。これはドライバーがメンテナンス、保険や他の維持費を含むサブスクリプション契約によりクルマを使用することができるものだ。ボルボは2022年までに20%を、2025年までに50%をサブスクリプション型販売とする目標を掲げている。
フォルクスワーゲンはすでにモイアというモビリティブランドを設立しているほか、その他のライバルたちも同様のサービスを開始している。モイアとはことなり、Mは自動運転化は目指しておらず、販売方式の変更にのみ焦点を当てている。最近では、ジャガー・ランドローバーも「カープ」というサブスクリプションサービスを開始した。
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