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「惚れ惚れするようなスタイリング! IMSAカラーの3ローターFC3SがD1グランプリ“エビス戦”に降臨!」開幕戦筑波からマシンを煮詰めて2戦連続の追走進出を果たす!

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「惚れ惚れするようなスタイリング! IMSAカラーの3ローターFC3SがD1グランプリ“エビス戦”に降臨!」開幕戦筑波からマシンを煮詰めて2戦連続の追走進出を果たす!

4連ライト点灯の走行シーンが激シブで岩井選手もご満悦!

マシンに大幅な仕様変更はないものの、細部を煮詰めてポテンシャルアップ!

「4A-Gエンジンを捨て去ったモーター駆動の電気ハチロク!」コンバートEV仕様の可能性

D1グランプリシリーズの開幕戦と第2戦が実施されたTSUKUBA DRIFTでは、マシンの完成を優先して白一色のボディカラーでのデビューとなった“SPEED MASTER BUY NOW JAPAN”の岩井照宜(イワイ テルヨシ)選手が乗る“プロジェクト・ミュー メイクヒロタ HID信玄 オールドスターRX-7(FC3S)”。この時はマシンがほぼシェイクダウン状態だったこともあり、2戦連続で単走敗退という結果となった。

続く第3戦&第4戦のHOKKAIDO DRIFTは欠場し、代わりに出場したフォーミュラDジャパンの富士戦でマシンを熟成。そして、第5戦&第6戦のEBISU DRIFT前にIMSAカラーへとエクステリアをデコレーション、いよいよ完全体へと進化したというわけだ。

2018年のSEMAショーで発表されたTRA京都のパンデムワイドボディキットを纏い、ブルーとホワイトのコントラストが美しいIMSAカラーとなったFC3Sのドリフトシーンは、カッコ良いの一言! さらに、マシンのセットアップがかなり熟成されたきたため、エビス2連戦では両日とも追走トーナメントに進出! しかも、第6戦はベスト8まで勝ち上がって5位入賞という結果を残したのだ。

「カラーリングはすんごく気に入っているよ!」と、ご満悦な岩井選手。ツートンカラーの塗り分け部分はサイドモールを基準にしており、本物とは違いリップの部分をホワイトにしていないなど、多少のアレンジが加えられている。

本物はもう少し後ろ側で塗り分けが跳ね上がるようになっているものの、岩井FC3Sではホイールハウスの中間からラインが立ち上がるようになっており、ウイングの翼端板にあたる部分も青で塗装されている。

「個人的にはスピードマスターカラーになるから気に入ってるんだけど、まわりからは白いホイールが良いって意見が大半なんよね~」と、赤と白の2種類用意していたRSワタナベのホイールは、左サイドが赤、右サイドに白という組み合わせだ。

D1グランプリシリーズ開幕戦の筑波から、エンジンや足まわりの構成は変わらず。エンジンはユーノスコスモの20B型3ローターベースとなる。内部はクロスポート加工が施され、タービンにはT88-34Dをセットしている。十勝戦を欠場した代わりに出場したフォーミュラDジャパンの富士戦で、エンジンセッティングを煮詰めてアクセルを踏んだ時のツキを向上させた。

また、326POWERの車高調はフロントのスプリングを12kg/mmから10kg/mmに変更。「まだまだ切れ角はほしい」とのことだったが、これ以上切れ角アップをするとアルミ製のロアアームに干渉するため、今シーズンはこれで行くしかないといった状況なのだそうだ。

「エビスは苦手意識しかない」という岩井選手だけど、ロードスターに乗っていた時からDOSSの得点は悪くなく、第5戦の単走決勝では5位通過を果たす。追走トーナメントでチャールズ選手に負けてしまったものの、今期初ポイントを獲得した。

ロードスターの時は1戦1戦であれがダメこれがダメ…と試行錯誤していたそうだが「クルマが悪いのか、人間の方で対応したら良いのか、悩みがないってのに悩むくらい普通に走れる」と、現在のFC3Sを評価する岩井選手。

各部のセットアップがかなり良い方向に作用してきているのか、第5戦の翌日に実施された第6戦でも単走決勝を4位通過、追走トーナメントでは松田選手を倒してベスト8まで進出。5位入賞という結果を残した。

「ニューマシンでポイント取れたって意味ではホッとしている」と語る岩井選手。最終戦となる11月のAUTOPOLIS DRIFTは、長いストレートから200km/hに迫る速度で振り出す超高速レイアウトだ。まだまだ熟成段階とはいえ、注目度が高いマシンだけに戦果を期待したい。

TEXT&PHOTO:Daisuke YAMAMOTO

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