新型レヴォーグ専用の大画面ナビ
スバルが先日発表したフル・モデルチェンジ版のレヴォーグは、11.6インチの情報ディスプレイを中央に据えたインテリアにも注目が集まっている。
【画像】新レヴォーグ/インプ/フォレスター 最新ナビ【ディーラーOP】 全17枚
「GT」グレードなどでは、オーディオレスも選択することができ、メーカー・オプションにはベンダー各社の埋込み型カーナビが用意された。
このうち、パナソニック(オートモーティブ社)のナビは、プラットフォームを刷新したもので、UI(ユーザーインターフェイス)が大幅に進化したモデル。
画面サイズは9V型。無駄をそぎ落とし、機能的でシンプルな専用デザインを採用したので、レヴォーグの内装とマッチしているのが好ましい。
注目はやはりUIだ。
高性能な半導体チップを搭載した新開発プラットフォームにより、HD地図描画に対応。わかりやすいアニメーション表示ができる新地図を実現した。
その新デザインの地図は、シャープな線、クリアな文字、実物と同様の方面看板・ピクト表示で、直感的に認識できるもの。地図データは定評のあるゼンリン社製を選んだ。
2画面表示では、サブ画面をユーザーが置きたい位置に指でフレキシブルに動かせるのも特徴。
スマホ感覚で心地よい高速レスポンス、起動時間の大幅な短縮を実感できるものになっている。
ドラレコ/ブルーレイ/測位精度
ブルーレイディスクの再生に対応しているのもパナソニック製の強み。
車両の前・後方を録画できる専用ドライブレコーダーも用意されたので、ドラレコの操作をナビ画面で行うことも可能に。
録画映像はナビで再生し、HD画質で確認できるので、リアビューカメラをあおり運転などへの対策として活用できる。
またナビ機能については、多くのカーナビが苦手とする、高架下の道路、立体交差道路などの測位精度をブラッシュアップ。
新アルゴリズムにより、1秒間に10回という自車位置の測位を可能にした。
正確な測位が難しい駐車場などでは、出入口を学習する新アルゴリズムによって、走行車線に戻る際に発生しやすい位置ズレを解消するという。
インプレッサ、XV、フォレスターも
また、車内照明やインテリアに調和してボタン表示が完全に消える静電ブラックアウト・ボタンを採用。
車種専用デザインとあって、電源OFF時の見た目、静的な質感にもこだわった。
運転中の視認性については、空気層をなくしたボンディング加工ディスプレイを採用したので、外光下でも反射が少なく見やすいという。
このほかにも、スマホを介した地図データの更新、ハイレゾ音源の再生、「音の匠スピーカー」といったアップグレードが行われている。
スバルファンに嬉しいのは、新型レヴォーグ以外にもインプレッサ、XV、フォレスターに、それぞれ車種専用ビルトイン式の8V型ナビがディーラーオプションとして採用されたこと。
インプレッサ専用は、高級ホームオーディオのようなロータリースイッチがアクセントとなっている。
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