現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新たなスーパーウエポン 新型フェアレディZニスモ現わる! 発売は2023年夏か

ここから本文です

新たなスーパーウエポン 新型フェアレディZニスモ現わる! 発売は2023年夏か

掲載 26
新たなスーパーウエポン 新型フェアレディZニスモ現わる! 発売は2023年夏か

 受注開始後、受注が殺到し、2022年7月31日をもって、いったん受注が停止された新型フェアレディZ。

 その新型フェアレディZのハイパフォーマンス版、新型Z NISMOがその姿を徐々に現わせはじめた。

新たなスーパーウエポン 新型フェアレディZニスモ現わる! 発売は2023年夏か

 はたして、どんなスタイル、パフォーマンスなのか、今わかっている情報すべてお伝えしていこう。

文/ベストカーweb編集部
写真/ベストカーweb編集部、日産自動車

■北米アリゾナでの覆面テスト車現わる

日本の特許庁に意匠が登録された、2022年1月の東京オートサロンで公開されたカスタマイズドプロトと思われるデザイン

2022年1月の東京オートサロンで公開されたフェアレディZカスタマイズドプロト

 新型Zは、想像をはるかに超える受注台数で2022年7月31日をもってオーダーストップとなり、納期は2年以上といわれている。

 そんな状況のなか、この9月、北米のアリゾナにて新型Zの覆面テスト車の姿が捉えられた。カモフラージュありなしの2台が走行していたが、カモフラージュが入った覆面車のフロントマスクは、2022年1月に公開された、「フェアレディZカスタマイズドプロト」に酷似していた。

 さらに日本の特許庁に意匠登録された新型Zのデザインも、このカスタマイズドプロトのデザインと一致。しかし登録された意匠がZニスモかどうかわからないが日産が本格的に発売していくという意思表示が見てとれる。

 このカスタマイズドプロトは初代ZのS20エンジンを積んだレーシングマシン、Z432Rをオマージュにして製作されたもの。

 つまり、Z432Rの復刻版=カスタマイズドプロトが、新型Zニスモになる可能性がいまのところ有力だ。

 上下2つに分かれた大開口のフロントグリルは、カスタマイズドプロトの意匠にそっくり。フロントバンパーやサイドシルプロテクター、リアバンパー、リアスポイラーがニスモ専用品と思われる。

 また、先代ZニスモがスーパーGTマシンからフィードバックされたように、新型Zニスモも、すでに参戦しているスーパー耐久マシンや今後実戦投入されるレース専用車・GT4からの知見を得ることは間違いない。

■エンジン、足回り、ブレーキはどうなる?

新型Zニスモの予想CGイラスト(ベストカーが製作した予想CGイラスト)

 足回りは、ニスモチューニングによる専用サスペンションをはじめ、専用20インチアルミホイール、専用の強化ブレーキを装着。

 シャシーは、ブレースやVバー、ストラットタワーバー、ヤマハ製パフォーマンスダンパーなどシャシー補剛パーツで強化。

 インテリアはレッドリングの入った専用メーターのほか、レッドステッチ入りの専用トリム、専用本革&アルカンターラ製ステアリング、ニスモ専用チューニングのRECARO製スポーツシートが装着されるもよう。

 搭載されるエンジンは基本的には標準車と同じVR30DDTT型3L、V6ツインターボ(405ps/48.4kgm)だが、NISMO専用チューニングコンピュータ(ECM)や専用エキゾースト装着によってパワーアップが図られる見込み。

■発売は2023年夏頃、価格は約900万円

 さて、注目の新型Zニスモの発売時期は2023年夏頃が有力。ただし、標準モデルの生産販売が滞っているため、発売時期の遅れや納期が長期化されることが懸念される。

 価格はバージョンST(6MT/9AT)の約250万~300万円高となる約800万~900万円になると予想。

 なお、コンプリートモデルだけでなく、ニスモパーツとして発売が予定されているので、期待して待っていよう。

 さらに詳しい情報は2022年9月26日発売のベストカー10月26日号を見ていただきたい。

2022年9月26日発売のベストカー2022年10月26日号にも詳細情報を掲載

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

世界最速の量産フォルクスワーゲン車が誕生、『ゴルフR』改良新型 価格は5.4万ユーロに
世界最速の量産フォルクスワーゲン車が誕生、『ゴルフR』改良新型 価格は5.4万ユーロに
レスポンス
全長2.7m! 49万円のスズキ「めちゃ小さいクルマ」が凄い! 軽量ボディに「5速MT」も搭載! 一番スズキらしい「挑戦的モデル」に熱視線
全長2.7m! 49万円のスズキ「めちゃ小さいクルマ」が凄い! 軽量ボディに「5速MT」も搭載! 一番スズキらしい「挑戦的モデル」に熱視線
くるまのニュース
ホンダ新型「すごい軽バン」登場! まさかの運転席のみ“おひとりさま専用モデル”アリ!? 新型「N-VAN e:」どんな人に適してる?
ホンダ新型「すごい軽バン」登場! まさかの運転席のみ“おひとりさま専用モデル”アリ!? 新型「N-VAN e:」どんな人に適してる?
くるまのニュース
お尻が涼しい! 真夏の車内でも蒸れない4連ファン内蔵のクッションが最高だ
お尻が涼しい! 真夏の車内でも蒸れない4連ファン内蔵のクッションが最高だ
月刊自家用車WEB
「カブ」ファン必見! ホンダ「スーパーカブ」キーリングの予約販売を開始
「カブ」ファン必見! ホンダ「スーパーカブ」キーリングの予約販売を開始
バイクのニュース
フェラーリ、ベテランF1テクニカルディレクターが正式離脱。体制強化進めるアストンマーティン移籍へ
フェラーリ、ベテランF1テクニカルディレクターが正式離脱。体制強化進めるアストンマーティン移籍へ
motorsport.com 日本版
テスラ、2024年1~6月の世界販売 欧米や中国の減速で6.6%減の83万台
テスラ、2024年1~6月の世界販売 欧米や中国の減速で6.6%減の83万台
日刊自動車新聞
【原点回帰?】ミニ クーパー Cとミニ クーパー S登場!新型ミニ クーパーの全容をレポート!
【原点回帰?】ミニ クーパー Cとミニ クーパー S登場!新型ミニ クーパーの全容をレポート!
AutoBild Japan
「マジ…?」有料道路が無料化! いつもの道がタダに? 直近&来年に「無料開放された路線」とは
「マジ…?」有料道路が無料化! いつもの道がタダに? 直近&来年に「無料開放された路線」とは
くるまのニュース
世界初公開された人気コンパクトハッチバック BMW新型「1シリーズ」が早くも生産開始  4代目はどう変わった?
世界初公開された人気コンパクトハッチバック BMW新型「1シリーズ」が早くも生産開始 4代目はどう変わった?
VAGUE
シェアサイクル「HELLO CYCLING」にホウトが参画、電動アシスト自転車200台投入
シェアサイクル「HELLO CYCLING」にホウトが参画、電動アシスト自転車200台投入
レスポンス
新車購入の鍵を握るのは「ママ」と「子ども」! 昭和も令和も変わらない商談のセオリー
新車購入の鍵を握るのは「ママ」と「子ども」! 昭和も令和も変わらない商談のセオリー
WEB CARTOP
SF富士テスト終えたポイントリーダー野尻智紀、現状は“優勝を争えるレベルではない”と分析「今のままでは岩佐に逆転される」
SF富士テスト終えたポイントリーダー野尻智紀、現状は“優勝を争えるレベルではない”と分析「今のままでは岩佐に逆転される」
motorsport.com 日本版
スズキが新「ジムニー“XL”」発表! “旧車風デザイン”の「カクカクSUV」 レトロ仕様&素仕様の5ドアも!? 日本販売は? 海外事情とは
スズキが新「ジムニー“XL”」発表! “旧車風デザイン”の「カクカクSUV」 レトロ仕様&素仕様の5ドアも!? 日本販売は? 海外事情とは
くるまのニュース
新たな3つのカラーバリエーションで登場! ホンダ「モンキー125」新型モデルを発売
新たな3つのカラーバリエーションで登場! ホンダ「モンキー125」新型モデルを発売
バイクのニュース
路線バスの救世主? 「DX」「グループ化」で経営改善を目指す、「みちのりHD」の戦略をご存じか
路線バスの救世主? 「DX」「グループ化」で経営改善を目指す、「みちのりHD」の戦略をご存じか
Merkmal
アストンマーティン ヴァンテージ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
アストンマーティン ヴァンテージ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
【最新モデル評価】ホンダN-BOXはアイデア満載ベストセラー。「ないものをつくる」ホンダイズムの代表である
【最新モデル評価】ホンダN-BOXはアイデア満載ベストセラー。「ないものをつくる」ホンダイズムの代表である
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

26件
  • まともにデリバリーできてないのに、どんどん新型や新グレードが出てくる。
    ちょっと辟易しています。
  • ベストカーの”?”や妄想CGの新型情報は100%当たらない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.088.0万円

中古車を検索
Zの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.088.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村