■450馬力超え「V6ハイブリッド」搭載!
レクサスの北米法人は2024年10月10日、フラッグシップSUV「LX」を一部改良するとともに、新ハイブリッドシステムを搭載した「LX700h」を現地で発表しました。
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LXはレクサス初のSUVとして1996年にデビュー。信頼性、耐久性、悪路走破性などが北米や中近東などで高い評価を受け、2015年に日本への導入も始まりました。
現行型は2021年発表の4代目にあたり、伝統的なフレーム構造を踏襲しながら「世界中のどんな道でも楽に、上質に」をコンセプトに開発されています。
LX初の電動車として今回発表されたLX700hのパワートレインは、3.4リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンと10速ATの間に、クラッチ付きのモータージェネレーターを配置したパラレル方式のハイブリッドシステムです。
システム全体の最高出力は457HP、最大トルクは583lb-ft(790Nm)で、ガソリン車「LS600」と比べて42HP増、104lb-ft(140Nm)増となります。状況に応じてエンジンのみ、モーターのみの切り替えを行うほか、ローレンジでのモーター駆動をレクサスとして初めて可能としました。
ハイブリッドバッテリーを特殊な防水構造によって、エンジン車同等の渡河性能700mmを確保しています。最大2400Wの外部給電機能も備えています。
「NX」や「GX」でも展開されるアウトドアライフスタイルのパッケージ「オーバートレイル」を設定するのもLX700hの特徴です。ボディカラーにベージュ系の専用色を設定し、グリルやホイール、ドアハンドル、ルーフレール、ウインドウフレームなどのパーツを黒やダーク系でコーディネート。過酷な環境にも耐える“プロフェッショナルツール”を表現しました。インテリアカラーもストーンブラウンとブラックの専用ツートーンカラーが選べます。
LX600を含むボディカラーは、ブラック、ホワイト、グリーンなど全7色。Lexus Safety System+ 3.0が全車に標準装備されるほか、LX700hにはスマホで駐車などを遠隔操作できる「リモートパーク」が設定されます。価格は後日発表。発売は2025年の始め頃を予定しています。
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