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使う費用は?愛犬は連れてく?車中泊は?「秋レジャーと車中泊に関する調査2023」ホンダアクセス調べ

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使う費用は?愛犬は連れてく?車中泊は?「秋レジャーと車中泊に関する調査2023」ホンダアクセス調べ

 Honda車の純正アクセサリーを提供しているホンダアクセスは、自家用車を持っている20歳~69歳のドライバー1,000人に対し「秋レジャーと車中泊に関する調査2023」をインターネットリサーチで実施した。

 調査は、ネットエイジア協力の下、2023年9月14日~9月15日の期間行われ、自家用車を持っている20歳~69歳のドライバー1,000名(全回答者)に、今年の秋のレジャーについて質問した。

中古車の購入に関する調査2023。ホンダアクセス調べ

 はじめに、全回答者(1,000名)に、今年の秋はどのような秋にしたいと思うか聞いたところ、「食欲の秋」(48.9%)が最も高くなり、「行楽の秋」(33.1%)、「ドライブの秋」(26.4%)、「スポーツの秋」(23.1%)、「睡眠の秋」(17.5%)が続いた。秋が旬の食べ物を楽しみたいと思う人が多いようだ。

男女・年代別にみると、20代男性では「ドライブの秋」(40.0%)、「スポーツの秋」(39.0%)、「睡眠の秋」(28.0%)、「勉強の秋」(19.0%)、30代女性では「食欲の秋」(59.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。また、60代男性・60代女性では「行楽の秋」(順に37.0%、43.0%)が1位だった。

 次に、今年の秋レジャーの予算(1回あたり)を聞いたところ、「1万円~3万円未満」(31.3%)に多くの回答が集まり、平均は28,265円だった。

過去の調査結果(※)と比較すると、平均は2020年10,080円→2021年19,115円→2022年28,023円→2023年28,265円と、一昨年から昨年にかけては8,908円増加し、昨年から今年にかけては大きな変化はなかった。2021年10月以降、新型コロナ感染拡大防止のための行動制限が順次緩和されていくなかで、レジャーへの消費意欲は段階的に回復し、今年の秋は昨年と同水準の高さで推移しているようだ。

※ 『秋レジャーと車中泊に関する調査2022』(2022年10月6日発表)、『秋レジャーと車中泊に関する調査2021』(2021年10月28日発表)、『秋レジャーと交通安全に関する調査2020』(2020年10月23日発表)

 全回答者(1,000名)に、今年の秋に行きたいと思う紅葉狩りスポットを聞いたところ、1位「日光(栃木県)」、2位「香嵐渓(愛知県)」、3位「嵐山(京都府)」、4位「箱根(神奈川県)」、5位「厳島(宮島)(広島県)」となった。いろは坂や中禅寺湖、華厳の滝など、紅葉の名所が多数存在する日光や、色づいた木々が川面に映る風景が美しい香嵐渓、美しい自然と日本の伝統文化との調和を感じられる嵐山といったスポットが人気のようだ。

 今度は、愛犬とのレジャーについて質問をした。これまでに犬を飼ったことがある人(489名)に、愛犬を連れてレジャーに行ったことがあるか聞いたところ、「ある」は42.1%、「ない」は57.9%となった。年代別にみると、愛犬を連れてレジャーに行ったことがある人の割合は、20代(61.4%)が最も高くなった。

現在、犬を飼っている人(180名)に、今年の秋に愛犬を連れてレジャーに行きたいと思うか聞いたところ、「そう思う」は73.9%となった。今秋、愛犬とのお出かけを楽しみたいと考えている愛犬家が多いようだ。

 これまでに愛犬とレジャーに行ったことがある人(206名)に、愛犬を連れてのレジャーで、愛犬のために気をつけたことを聞いたところ、「トイレ」(59.7%)が最も高く、次いで高くなったのは、「水分補給」(49.5%)、「暑さ・寒さ対策」(45.1%)、「移動距離」(42.2%)、「休憩タイミング」(41.7%)だった。

水分不足や暑さ・寒さ、長距離の移動、疲労蓄積などで、愛犬に過度なストレスや負担がかからないように配慮していた人が多いようだ。男女別にみると、「休憩タイミング」(男性34.7%、女性47.7%)は男性と比べて女性のほうが13.0ポイント高くなった。

 これまでに犬を飼ったことがある人(489名)に、愛犬を連れてお泊まり旅行をしたことがあるか聞いたところ、「ある」は25.6%と、愛犬家の4人に1人が愛犬とのお泊まり旅行を経験していることが明らかになった。年代別にみると、愛犬を連れてお泊まり旅行をしたことがある人の割合は、20代(43.4%)が最も高くなった。

これまでに愛犬とお泊まり旅行をしたことがある人(125名)に、愛犬とのお泊まり旅行で宿泊先を決める際、重視したことを聞いたところ、「愛犬と一緒に寝られる」(51.2%)が最も高くなり、「愛犬を共用スペースに連れて行ける」(40.8%)、「ドッグランがある」(40.0%)、「宿泊料金が手ごろ」(37.6%)、「愛犬と客室で食事できる」(32.0%)が続いた。
男女別にみると、「愛犬と客室で食事できる」(男性27.3%、女性37.3%)、「部屋から外に出やすい」(男性25.8%、女性37.3%)、「愛犬とレストランで食事できる」(男性21.2%、女性32.2%)は男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。女性愛犬家には、愛犬と一緒に食事ができることや外出のしやすさを重視して、宿泊先を選んだ人が多いようだ。

 次に、車中泊について質問をした。

全回答者(1,000名)に、これまでに車中泊をしたことがあるか聞いたところ、「したことがある」は39.2%、「したことはない」は60.8%となった。
男女・年代別にみると、車中泊をしたことがある人の割合は、男性では20代(53.0%)、女性では50代(39.0%)が最も高くなった。

これまでに車中泊をしたことがある人(392名)に、これまでに車中泊を何回くらいしたことがあるか聞いたところ、「1~2回」(39.5%)に多くの回答が集まり、平均は9.1回でした。また、車中泊を10回以上経験した人は19.7%と、5人に1人だった。

 これまでに車中泊をしたことがある人(392名)に、今後も車中泊をしたいと思うか聞いたところ、「非常にしたいと思う」の15.6%、「まあしたいと思う」の26.5%を合わせて、『したいと思う(計)』は42.1%となった。男女別にみると、『したいと思う(計)』の割合は、男性では45.9%と、女性(36.6%)と比べて9.3ポイント高く、年代別にみると、『したいと思う(計)』の割合は、20代(55.6%)が最も高くなった。

 車中泊の際に、車内で行ったことがあること(睡眠以外で)を聞いたところ、「食事」(53.1%)が最も高くなり、「動画鑑賞」(32.4%)、「音楽鑑賞」(30.6%)、「ゲーム」(28.1%)、「SNS投稿」(16.3%)が続いた。クルマの中でスマホやタブレットなどを使い、動画や音楽、ゲーム、SNSを楽しんでいる人が多いのではないだろうか。

年代別にみると、20代では「SNS投稿」(30.9%)が全体と比べて10ポイント以上高くなり、「仕事」(17.3%)が他の年代と比べて高くなった。20代車中泊経験者には、クルマの中を仕事場にする“車中泊ノマドワーカー”が少なくないようだ。30代では「動画鑑賞」(44.0%)と「ゲーム」(47.6%)が全体と比べて10ポイント以上高くなった。

 これまでに車中泊をしたことがある人(392名)に、車中泊の際に経験したことを聞いたところ、「朝起きると体が痛い」(48.0%)と「暑さ・寒さで目が覚める」(39.0%)が高くなった。普段とは違う環境で睡眠をとったことによって、体の痛みや暑さ、寒さを感じた人が多い結果となった。

次いで、「窓を開けるかどうか悩む」(24.2%)、「車中泊できる場所がなかなか見つからない」(19.4%)、「周りの音が気になり眠れない」(19.1%)となり、換気のために窓を開けるべきか、防犯のために閉めるべきかと悩んだ人や、場所探しに時間がかかった人、周囲の音が睡眠の妨げになった人が少なくない実状が明らかになった。また、「車内に虫が入ってきて焦る」(17.1%)、「車内についた食べ物のにおいがとれなくなる」(8.4%)といった思わぬ事態に見舞われた人や、「荷物が多すぎて寝るスペースが狭くなる」(16.1%)、「他の車中泊者の装備に目がいく」(9.9%)、「目的地で車中泊道具がないことに気づく」(6.9%)といった持ち物・装備に関する経験をした人も見られた。

 これまでに車中泊をしたことがある人(392名)に、車中泊をする際に気をつけていることを聞いたところ、「車内にいるときもドアをロックする」(54.3%)が最も高くなり、「近くにトイレがあるか確認する」(53.8%)、「暑さ対策・寒さ対策を忘れない」(50.5%)、「外から車内が見えないようにする」(47.4%)、「エンジンをかけっぱなしにしない」(44.6%)が続いた。防犯対策や場所探し、防暑・防寒といった点だけでなく、車中泊マナーに留意している人が多いようだ。

 車中泊の際、どのようにして寝たことがあるか聞いたところ、「運転席・助手席で背もたれを倒して」は61.7%、「後部座席で横になって」は32.4%、「フルフラットにして(マット・マットレスは使わない)」は31.9%、「フルフラット・荷室でマット・マットレスを敷いて」は21.7%、「ベッド(ベッドキット含む)で」は3.8%となった。

車中泊の経験回数別にみると、車中泊経験回数10回以上の人では、「フルフラットにして(マット・マットレスは使わない)」(45.5%)と「フルフラット・荷室でマット・マットレスを敷いて」(40.3%)がいずれも4割以上となった。

 これまでに車中泊をしたことがある人(392名)に、車中泊をする際に欠かせないと思うアイテムを聞いたところ、「ブランケット」(46.4%)が最も高くなり、「スマートフォン充電ケーブル」(41.6%)、「クッション」(33.2%)、「カーテン・プライバシーシェード」(27.8%)、「クーラーボックス」(27.0%)が続いた。

車中泊の経験回数別にみると、車中泊経験回数10回以上の人では、「クッション」(49.4%)、「カーテン・プライバシーシェード」(45.5%)、「クーラーボックス」(46.8%)、「マット・エアマット」(36.4%)が全体と比べて15ポイント以上高くなり、車内での座り心地・寝心地向上やプライバシー確保、食材・飲み物の保冷のためのグッズを必需品と考えている人が多いようだ。

 最後に、ホンダアクセス恒例の秋レジャーや愛犬とのドライブをテーマに、イメージに合う芸能人について質問した。

 全回答者(1,000名)に、一緒に紅葉狩りに行きたい芸能人を聞いたところ、男性回答では1位「綾瀬はるかさん」、2位「浜辺美波さん」、3位「有村架純さん」となった。明るい笑顔が印象的な綾瀬はるかさんと一緒に、鮮やかに色づく秋の風景を観賞したいと思う人が多いのではないだろうか。女性回答では1位「目黒蓮さん」、2位「佐藤健さん」、3位「大泉洋さん」「平野紫耀さん」となった。

 一緒に食べ歩きを楽しみたい芸能人を聞いたところ、男性、女性いずれの回答も1位は「ギャル曽根さん」だった。男性回答では2位「綾瀬はるかさん」、3位「広瀬すずさん」、女性回答では2位「水卜麻美さん」、3位「渡辺直美さん」と続いた。情報番組で朝ごはんを頬張る姿が印象的な水卜麻美さんと一緒に、おいしい料理を味わいたいと思う女性が少なくないようだ。

文:カー・アンド・ドライバー 横田康志朗
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