BTCCイギリス・ツーリングカー選手権で2度のインディペンデント・タイトルを獲得しているスピードワークス・モータースポーツは、トヨタGBのワークスバックアップを受け2019年シーズンから新型『トヨタ・カローラ(日本名:カローラスポーツ)』を投入すると発表。これにより、20年以上ぶりにトヨタがBTCCへのワークス復帰を果たす。
イングランド北西部チェシャー州に本拠地を構えるスピードワークス・モータースポーツ(SWM)は、2011年のBTCC参戦以来、つねにトヨタ製のマシンをベースモデルにしてシリーズを戦ってきた。
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2018年もトム・イングラムの1台体制ながら、SWMの『トヨタ・アヴェンシス』は常時グリッド最前列を争う速さをみせ、独立系チームを中心とするインディペンデント・トロフィー登録ながら年間3勝を挙げ、ドライバーズランキングでも2位を獲得するなどトップチームとしての成功を収めている。
クリスチャン・ディック率いるSWMは、創設以来初の待遇として来季2019年からトヨタGBの公式なワークスバックアップを受けることをアナウンス。エントリー名も“チーム・トヨタGB with スピードワークス・モータースポーツ”に改め、新型NGTC車両の『トヨタ・カローラ』のシングルカー体制で挑むことを決めた。
この決定により、これまで5年間ともに戦ってきた『トヨタ・アヴェンシス』から、2019年に市販モデルが英国市場に投入される『トヨタ・カローラ』へスイッチすることになった25歳のイングラムは、いよいよ自身初のワークスカーでBTCCタイトル獲得にチャレンジすることになる。
「BTCCでレースすることは僕の小さな頃からの夢だったけれど、この5年間を正直に表現すれば、本当にめまぐるしい環境だった」と、イングラム。
「僕たちが小さな独立系チームとして成し遂げた戦績、とくに直近の2シーズン(選手権3位、2位)は、本当に感動的で心おどるものだった。こんな小さなチームでも何ができるかを証明したような気分だったからね」
「その結果、こうしてビッグマニュファクチャラーのワークスサポートが得られたのは驚異的な成果だし、クリスチャンとエイミー(ディック/チームマネージャー)の仕事ぶりはその信頼を得るに値するレベルのものだ。“チーム・トヨタGB with スピードワークス・モータースポーツ”のドライバーとして、ニューマシンのステアリングを握る日が今から待ちきれないよ!」
そのチームマネージャーを務めるエイミー・ディックは、チームがすでに新たな挑戦に向け準備万端の状態であると述べた上で、将来的には2カーエントリーでのチームオペレーションも計画している、と明かした。
「トヨタGBとは公式、非公式にかかわらず、この数年間こうした話し合いを続けてきた。モータースポーツでのエンジニアリングとその卓越性、そして最終的には勝利への情熱という部分で目標を共有することが確認でき、こうして公式な発表の日を迎えることができた」
「これは素晴らしいニュースで、BTCCタイトル獲得に向けた最終ステップとなるだけでなく、2020年には2台体制を敷くことも踏まえて、19年は新型マシン開発に全力を傾けるつもりだ」
「インディペンデントで証明すべき能力や戦績はすべて残してきたと感じているが、マニュファクチャラータイトルに向けた戦いは、また異なるレベルの厳しさになるだろう。カローラとともにその勝負に挑む心構えはできているよ」
トヨタのBTCCワークス参戦は1995年にまで遡り、当時は『トヨタ・カリーナ』の2台体制でエントリーしていた。トヨタGBのマネージングディレクターを務めるアンドリュー・カリスは、それ以来のBTCC復帰参戦は、新型モデルのラウンチに向け最適の方法だと意気込みを語っている。
「カローラとチーム・トヨタGBの名称をBTCCにカムバックさせることができて本当にうれしく思う。2019年に、この全く新しい英国生産のニューモデルを投入するにあたり、このツーリングカー選手権は最高の舞台になるだろう。シリーズでも強力な実績を残してきたトムやSWMとともに、カローラをいち早く勝てるマシンに仕上げていくつもりだ」
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