■スズキ「ジムニー」は今買ったらいつ納車される? なぜ納期が長いのか
スズキ「ジムニー」は2018年7月に4代目へとフルモデルチェンジして以降、納車待ちが非常に長くなっているようです。現在の納車時期は一体どれほどなのか、さらに待ってまで乗りたくなる魅力はどこにあるのでしょうか。
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現行の4代目ジムニーは、20年ぶりのフルモデルチェンジということもあり、登場以降販売台数も増え続けています。
全国軽自動車協会連合会によれば、フルモデルチェンジした2018年には2万942台、2019年には3万821台、2020年に入ってからも3月までで6976台の売り上げを記録。
一方で、その人気の高さから注文後から納車までには長い時間がかかるようです。ジムニーの人気と納期について、スズキ販売店のスタッフは以下のように話しています。
「新型となったジムニーは、発売直後は4か月ほどで納車できる状態でした。しかし、それ以降は納期が伸びており、現在は注文を頂いても1年ほど待って頂くような状態です」
すぐに乗り換えたいユーザーやどうしてもジムニーを必要とするユーザーにとって、1年という納期は非常に長い期間です。
例えば、2020年5月上旬現在の納期はトヨタ「プリウス」で7月上旬以降、「86」で8月または9月以降となっており、ほかの車種もおおむね半年以内には納車される見込みとなっています。
では、なぜジムニーではこれ程までに納車に時間がかかってしまうのでしょうか。その要因について、前出のスタッフは以下のようにも話します。
「今どきのクルマの多くは溶接された箱型のボディですが、ジムニーは車体の上部分と下部分が別体となっているため、製造方法が普通のクルマと異なります。そのため、まとまった数を量産しづらいといわれています。
また、個性的なエクステリアが好評で、若年層や女性からも人気があります。そうしたニーズと製造の手間があり、需要を供給が上回ってしまっているのです」
ジムニーは、初代モデルから本格的なオフロード性能を持つクルマとして人気を集めました。そのオフロード性能を支えているのが、「ラダーフレーム」と呼ばれる車体の構造です。
現在販売されている多くのクルマは「モノコック構造」となっており、人が乗る金属のボディにサスペンションなどの足回りやエンジンを取り付けています。
しかし、ラダーフレーム構造では、土台となるフレームにボディを載せているため、製造工程が通常のクルマとは異なっています。
また、ジムニーは海外展開もしている普通車「ジムニーシエラ」と同じ製造ラインで生産しており、ジムニーシエラは2019年に国内で1万台以上が販売され、英国などの海外でも購入することができる車種です。こうした兄弟車種の存在も、ジムニーの納期が長くなる原因とされています。
■SUVやアウトドアブームも人気を後押し?
納車が1年待ちとなる状況が続くジムニーですが、SUVのブームも関係しているようです。
2019年11月5日にはトヨタ「ライズ」と、兄弟車種のダイハツ「ロッキー」が発売されました。また、2020年1月には新型スズキ「ハスラー」が発売され、軽自動車・小型SUVが続々と登場しています。
2020年入ってからはトヨタの新型モデル「ヤリスクロス」や6月にフルモデルチェンジする予定の「ハリアー」など、クロスオーバーSUVの発表も続いています。
また、近年はキャンプなどのアウトドアブームも高まっています。日本オートキャンプ協会によればキャンプ人口は右肩上がりで推移を続け、6年連続で増加しているようです。
こうした続々と登場するモデルと一線を画するのが、レトロなデザインを持つジムニーで、個性的なデザインによって幅広い層から人気を集めています。
また、価格面での魅力も見逃せません。もっとも価格の低いグレード「XG」では、5速MTが148万5000円、4速ATが158万4000円となっています(消費税込、以下同様)。
同じスズキのハスラーでは、もっとも価格の低い「HYBRID G」が136万5100円、普通車のライズでは「X」が167万9000円となっています。
※ ※ ※
ほかに類を見ない個性的なデザインや稀なボディ構造、そして手の届きやすい価格という部分が、1年待っても乗りたいジムニーの魅力なのかもしれません。
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みんなのコメント
貧乏人の星だということ
カネ持ちの選択肢では無いけどね