レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1アメリカGPのスプリントを優勝、予選でもポールポジションまであと一歩と迫る2番手……復活に向けた狼煙を上げ、日曜日の決勝レースに向けても自信を見せた。
ここ最近は苦しいレースが続いていたレッドブルとフェルスタッペン。しかし約1ヵ月の秋休みを経てF1の2024年シーズン再開初戦となったアメリカGPでは、初日から好調は走りを披露している。
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金曜日のスプリント予選ではポールポジションを獲得すると、土曜日のF1スプリントでは一度も首位を明け渡すことなく完勝。その後行なわれた予選でも、Q3最終アタックがイエローフラッグにより阻まれていなければ、ポールポジションも十分に狙える速さを見せた。
結果的に予選2番手となったフェルスタッペンだが、決勝に向けては自信を見せる。スプリントで自身が安定したラップを飾った一方、ポールポジションを獲得したランド・ノリス(マクラーレン)は終盤タイヤのデグラデーションに苦しんだということも、その自信を後押ししているだろう。
「Q3最後のラップを走りきれなかったのは残念だった」
フェルスタッペンはそう語った。
「最初のアタックではターン19でミスを犯してしまった。2回目のアタックでは第1セクターが全体ベストだったものの、その後で残念ながらイエローフラッグが出てしまった。こういうことは時々起きる。僕らにはコントロールできないよ」
「でも、自分たちのパフォーマンスには本当に満足している。ポールポジションを争えたのは、本当にポジティブなことだった」
「今週はマシンにアップデートを施し、より速く、よりドライブしやすくなった。明日は全てがうまくいくことを願っている」
そしてスプリントを逃げ切ったことが、自信を裏打ちしていると、フェルスタッペン本人も語る。
「今週末はここまで好調で、スプリントレースで優勝できて良かった。今回のレースから多くのことを学べたし、スプリントでやったことを再現できれば、明日は自信が持てると思う」
「でもチーム間の差は小さいから、非常に激しい競争になると予想している」
そしてフェルスタッペンも、これが復活への狼煙だと感じているようだ。
「明日は良い結果が必要だ。でも最も重要なのは、競争力が回復し、マシンの調子も良くなったということだ。明日、優勝を狙えるといいね!」
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