現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 価格は1億円超え!世界限定50台の日産GT-Rが日本でサプライズ初公開【動画】

ここから本文です

価格は1億円超え!世界限定50台の日産GT-Rが日本でサプライズ初公開【動画】

掲載 更新
価格は1億円超え!世界限定50台の日産GT-Rが日本でサプライズ初公開【動画】

日産とイタルデザインの合作による「GT-R50」。先鋭的なデザインと迫力のエキゾーストノートを公開

2018年9月23日(日)、東京都の代官山T-SITEで「Nissan GT-R50 by Italdesign」が一般公開された。現車は6月23日に突如発表されたプロトタイプで、R35型 日産GT-R NISMOをベースにロンドンの「日産ヨーロッパ」が内外装のデザインを担当。イタリアのデザイン会社「イタルデザイン」が開発・設計・製造を手掛け、上限50台で販売されるという夢のスーパーカーだ。7月11日のイギリス・グッドウッドフェスティバル・オブ・スピードで実車が公開され、その後ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキット、アメリカのラグナセカでお披露目。そしてついに、GT-Rの生まれ故郷である日本に上陸したのだ。

日産とイタルデザイン、GT-Rのプロトタイプ車「Nissan GT-R50 by Italdesign」を公開



車内も公開&エンジン始動デモンストレーションも!!

日本初の公開場所となったのは、代官山 蔦屋書店で休日の早朝に開かれる「MORNING CRUSE」というイベント。車種やボディカラーなどのテーマに沿って、クルマ好きが自慢の愛車を持ち込みコーヒーを飲みながら語り合う集いだ。

今回は「Nissan GT-R50 by Italdesign」がやってくるということで、テーマは「R35 GT-R」。イベントスタートは朝の7時だが、5時過ぎには早くも駐車場に並ぶGT-Rたちの姿が(オーナーカーの写真は画像ギャラリーで公開中)。会場内には本物のGT-R50が展示されており、驚くことにパーテーションなどでガードされることなく“普通に”展示されていたのだ。第一印象は「ストレートにカッコいい」。ベースのGT-R NISMOも横に並べてあったが、正直なところGT-R50と比べるとちょっと古くさく見えてしまうほどに先鋭的であった。また、会場では車両のドアを開放して車内を自由に覗くこともでき、ラッキーなことに運転席にも座らせてもらった。内装はGT-R NISMOがベースとはいえ、ダッシュボードまわりの造形やメーターパネル(モーテック製)はGT-R50専用。各所にアルカンターラが使用されており、かなり高級感溢れる仕立てとなっている。

さらにイベントの途中ではボンネットも外され(開けるのではなくフードごと外していた)エンジンも公開。レーシングカーのGT-R NISMO GT3で使用されているタービンやインタークーラーのほか、ピストン/コンロッド/クランクシャフト/カムなどを採用し、最高出力=720ps/7200rpm、最大トルク=780N・mを発生するという。

そもそも「なぜこんなすごいGT-Rが生まれたのか」

2018年で創立50周年を迎えるイタルデザイン、そして2019年に生誕50周年を迎える日産のGT-R。それを知った両社が意気投合し、「なんの制約もなくGT-Rを作ったらどうなるだろう?」というコンセプトで製作。そしたらこんなすごいGT-Rができてしまった、というわけだ。しかも、ただのコンセプトではなく、実際に販売するというから二度ビックリ。

販売台数は50台を上限とし、価格は90万ユーロ~(日本円で約1億2000万円以上)とのこと。なんと当日の会場では実際に商談する人も出現(契約したとか)。それはさておき、まだ世界に1台しかないコンセプトカーとはいえ、当日はトランスポーターから降ろされると、エンジンを始動して自走で展示スペースまで移動。エンジン音(排気音)はノーマルのGT-R NISMOよりもちょっと大きいかな、と感じた。聞くところによると、エンジン内部やトランスミッションの強化など、スペック通りの仕様になっているらしい(パワートレインはNISMOが担当)。

そして車両をジックリと観察すると、ノーマルのGT-Rよりも明らかに低く見える。それもそのはず、チョップドルーフにして全高が54mmも下がっているのだ。リヤクオーターのガラス部には空気を取り入れるダクトが空いており、それが立体型のLEDテールランプ内を抜けて排出するという凝った作り。つまり、GT-R(というかスカイライン)伝統の丸テールの中は空洞なのだ。また、リヤスポイラーは電動格納式で展示時は上方にせり上がっていた。普段は格納され、高速走行時には上昇。これだけでもGT-Rとしては「画期的」なことだと思う。

当日集まったGT-Rオーナーたちからは、「実車のほうが断然いい」「欲しいけどどうやっても買えない」「これは次期型じゃないの?」という声が聞こえてきた。

アナタはどう思いますか?

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

677.3698.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

593.0980.0万円

中古車を検索
ヨーロッパの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

677.3698.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

593.0980.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村