■族車仕様のスーパーカーが、アメリカのセレブに大人気
現在、日本のカスタムショップが手掛けたクルマが世界で話題となり、大きな人気を得ています。なかでも、アメリカ合衆国全土で脚光を浴びているのが、日本独自のクルマの改造文化である「族」スタイルです。いったい「族」スタイルとはどんなカスタムなのでしょうか?
【画像】派手なんてもんじゃない! 族車仕様のスーパーカーをたっぷり見る(63枚)
「族」スタイルのパイオニアは、愛知県に本拠地を構えるリバティウォークというカスタムショップです。代表の加藤渉氏は「普通のカスタムでは面白くない」と、ランボルギーニやフェラーリといったスーパーカーのボディをサンダーで惜しげもなく切断し、リベット留のオーバーフェンダーを取り付けた独自のスタイルを生み出しました。
こうして完成したクルマを、カスタムカーの祭典であるアメリカ・ラスベガスで開催されるセマ・ショーに出展しました。すると、その強烈にインパクトのあるスタイルが話題となり、日本発祥の「族」スタイルとして全世界で一躍脚光を浴びるようになったのです。
リベット留のオーバーフェンダーにローダウンした、斬新なスーパーカーのカスタムは、流行りに敏感な海外セレブをも魅了し、あのジャスティン・ビーバー氏が所有するフェラーリ「458」をリバティウォーク仕様にしたいと申し出るほどでした。
リバティウォークがSEMAショーに初出展したのは2015年のことです。このとき、展示した車両は、通称ケンメリの4代目「スカイライン」でした。
加藤氏が幼少期にもっとも影響を受けたという、日本の暴走族仕様(族車)に仕上げて、それが海外の人にどのように受け入れられるのかを確かめたのです。
この族車仕様のケンメリ・スカイラインは、想像以上の高評価を得ました。そして海外での日本の族車に対する認知度が大いに上がり、同時に「LB★WORKS」という独自スタイルの提案に発展しました。
■日本独自の「族」スタイルは、グラチャンにルーツがあった
LB★WORKSの名を一気に押し上げたのは、オーバーフェンダー仕様にカスタムしたランボルギーニ「アヴェンタドール」です。そのスタイルは、70年代のグラチャン発祥のワークスマシンからヒントを得たものでした。
その後、アメリカ生まれの飲料メーカーであるモンスターエナジーとタッグを組み、「LB★WORKS ムルシエラゴ・ドリフト仕様」を製作します。
ドリフト競技のD1でも活躍を見せた斎藤太吾選手を起用して、見たこともない大胆かつ美しいスタイルと、走りで、全世界のカーファンを魅了し、LB★WORKSの手掛けるマシンの凄さをアピールすることに成功しました。
LB★WORKS仕様は、日産「GT-R」、マクラーレン「650S」、マクラーレン「MP4-12C」、フェラーリ「488」、BMW「i8」など、さまざまな車種で展開されていきます。
日本の族文化が生み出したワークスオーバーフェンダーが誇る、「どんなボディにもマッチし、カッコよく仕上がる」汎用性の高さを次々と証明していったのです。
2019年からは新たなシリーズとなる「LB★シルエットワークス」を展開します。こちらも伝統の「暴走文化・族文化」が生み出したシルエットマシンがモチーフとなっています。
ワークスオーバーフェンダーよりも派手でインパクトのあるシルエットワークススタイルは、現在、ランボルギーニ「ウラカン」とフェラーリ「458」をベースに製作されています。
LB★シルエットワークスの衝撃的ともいえるスタイリングに惚れ込み、注目したのがアメリカの有名アーティスト「ラン・イット!」でお馴染みのクリス・ブラウン氏です。先日、打ち合わせを済ませ、LB★WORKS仕様を正式に注文したそうです。
※ ※ ※
グラチャン族(暴走族)とは、もともと富士スピードウェイで1971年から開催されていた「富士グランドチャンピオンレース(富士GC)」を観戦するために集まっていた、クルマ好きの人たちのことです。
彼らの愛車は、そのレースに参戦するレースカーのスタイルを参考に改造されていました。その改造車をグラチャン仕様と呼びます。
海外セレブを虜にする「族」スタイルとは、ルーツを辿るとグラチャン仕様のカスタムにあったのです。
なお、2020年の東京オートサロンでは、度肝を抜く新型シルエットワークスのクルマを発表するのでお楽しみに、ということです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
まず出っ歯。チンスポ
(リップスポイラーやハーフスポイラーなどという軟弱な呼び名では無い!)
が著しく突出していない。
画像で見る限り、これではフラットパネルか何かの機能部品である。
続いて竹槍マフラーではない。
「性能?そんなモンより見た目だ!」と言わんばかりに
B-29でも撃ち落とせそうな竹槍がそびえたっていない。
ワークスホイールですらない。
極深ホイールに引っ張りタイヤでもない。
キャンバー角も全くついていないではないか。
独特なセンスのカラーリングでも無い。
目に眩しいどピンクでもないし鮮烈な蛍光色でも、
ラメフレークと旭日章も欠片も無い。
スタイリッシュな白色でスッキリ纏める族車がどこにいるのか。
煌びやかなマーカーランプやネオン管も無い。
1灯・2灯の球切れはご愛敬のイルミネーションや
品性を疑うジャングルジムネオン管はどこだ。
これではアクセルコールもできまいて。