日本では軽自動車の販売比率が年々高くなると同時に、SUVの人気が高い。軽自動車以外のブランニューカーはSUVがメインとなっていて、スポーツカー受難の時代の様相を呈している。
しかし、そのいっぽうでジャパニーズスポーツカーの販売台数は多くはないものの根強い人気を持っていて、魅力的なモデルもラインナップされているし、今後ニューモデルが登場するという噂も出てきている。
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2020年の最新ニュース、そして2022年くらいまでのジャパニーズスポーツカーのスクープ情報をピックアップ。現行モデルの改良、この先登場するニューカーなど期待感満点!! ジャパニーズスポーツカーは健在なり!!
※本稿は2020年2月のものに適宜修正を加えています
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年3月10日号
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GRヤリス、Web予約好調!! 開始2週間で約2000台の予約
2021年からのWRC参戦には2万5000台を生産する必要があるが、それも難しくないだろう
トヨタのWRCホモロゲーションモデル、GRヤリスの予約が好調だ。1月10日から開催された東京オートサロン2020で世界初公開されると同時にWebでの先行予約を開始したが、約2週間が経過した1月23日の段階で約2000台の予約を集めた。
欧州市場向けの3ドアモデルをベースとするGRヤリスは、4m弱の全長ながら大きく張り出したフェンダーにより1805mmの全幅を持ち、その迫力のある外観が特徴となっている。
エンジンは272ps/37.7kgmを発生する1.6Lの直33DOHCターボを搭載する。ミッションは6速MTのみだ。
GRヤリスは東京オートサロン会期中の3日間で約1000台の予約を獲得。その後も順調に数字を伸ばした。約2000台の受注のうち、8割がトルセンLSD(フロントおよびリア)、インタークーラー冷却スプレーを備える上級グレード、ハイパフォーマンスファーストエディションだという。
同じく東京オートサロンに展示されたGRヤリスCVTコンセプト。ボディは共通だが、こちらは1.5L、NAエンジンを搭載
MCシビックタイプRは英国生産で今夏登場!!
イギリスのEU離脱問題にからみ、2019年末から英国生産のシビックタイプRはどうなるのかに注目が集まっていたが、変わらず英国でマイナーチェンジを受けたタイプRを生産することが決まった。
ルノーのメガーヌR.S.トロフィーRが持つ、「ニュルFF最速」の称号奪還を目指す。写真は軽量化が施された国内限定200台のシビックタイプR リミテッドエディション
現在判明しているマイナーチェンジ版シビックタイプRの変更内容は以下のとおり。(1)冷却性能向上のためフロントグリル開口部拡大、(2)バンパーガーニッシュの変更、(3)フロントブレーキを1ピースから2ピースに、(4)レザーステアリングをアルカンターラに変更、シフトノブの形状変更など。
エンジンやサスペンションに関するアナウンスはないが、おそらく改良の手が入ることになるだろう。登場は今夏が予定されている。
そのほかトピックでは、標準モデルよりも軽量化を施したリミテッドエディションが国内200台限定で販売される。なお、こちらは標準タイプから若干遅れ、2020年秋のデビューが濃厚となっている。
S660がマイチェンで外観変更および内装質感向上
写真のボディ色、アクティブグリーンパールは今回のマイナーチェンジで追加された新色
ホンダのミドシップ軽スポーツ、S660がマイナーチェンジを受け1月10日から発売された。
ボディ同色フロントピラーの採用、フロントグリルおよびアルミホイールのデザイン変更といった外観のほか、ステアリング、シフトノブにアルカンターラを採用するなど、内装にも改良の手が入れられている。
上級グレードのαはシート表皮のアクセントの変更と、シートヒーターの追加によりマイチェン前のモデルよりも快適性を向上させている
BRZにSTIスポーツGT追加か!?
スバルのFRスポーツ、BRZに新たなグレードが登場する可能性がある。
グレード名に「GT」とあることからわかるように、コンセプトは「長距離を気持ちよく、スポーティに走る」というもの。
ボディ色はギャラクティックWRブルーメタリック。デザインモチーフはスーパーGTマシン
同時に東京オートサロンに出展された同コンセプトのWRX S4には、上質な操安性に貢献するフレキシブルドロースティフナー(リア)が装着されていたが、おそらくBRZにも同様のパーツが採用されるだろう。登場は2020年秋が噂されている。
GRスープラのトップグレードのRZが出力大幅向上して秋発売開始!!
2019年5月に17年ぶりとなる復活を果たしたスープラ。出力の異なる2種の2L、直4DOHCターボと3Lの直6DOHCターボの計3種のパワーユニットが用意されているが、そのうちの3Lの直6DOHCターボに早くも出力向上の手が入れられた。
スポーツカーに不可欠な「華」を演出するブルー系の新塗装色にも注目だ
スープラの開発を牽引した多田チーフエンジニアは、「スープラはバージョンアップする」と明言しているが、それが早くも現実のものとなる。
2020年2月13日にトヨタは3L、直6DOHCターボを搭載するRZのパワーアップした北米仕様モデルを正式に発表したのだ。
エンジンスペックは、335hp(340ps)/5000-6500rpmから382hp(387ps)/5800-6500rpm(従来型比+14%)、最大トルクを従来型365lb.ft.(50.5kgm)/1600-4500rpmから368lb.ft.(50.9kgm)/1800-5000rpmと大幅にアップしている。
日本仕様では最高出力は現状の340psから50psアップとなる390psとなると思われる。2Lモデルの高評価に対し、ややGT的性格といわれるRZが、この出力向上で存在感を大きく増すことになる。
GRスープラに新たに設定される鮮やかなボディカラー、メタリックのブルー系塗装色にも注目したい。
レクサスLCに隠し玉の670ps/66.3kgmの「F」!!
「F」モデルの文法に則り、ベースモデルのエレガントさから離れた、アグレッシブな外観となる
レクサスのフラッグシップクーペであるLCには、現在パワーユニットの違いにより大きくわけて2グレードが設定されているが、そのうちLC500には477ps/55.1kgmを発生する5LのV8DOHCが搭載されている。
これでも充分なパワーだが、現在のGS、RCによりパワフルな「F」が設定されているように、LCにもFの設定が予想されている。
エンジンは新開発の4L、V6DOHCのツインターボを搭載し、発生出力は670ps/66.3kgm。ミッションは10速ATが組み合わされる予定だ。
デビューは2022年という説が有力。価格は2000万円超えか。
今秋登場、新N-ONEは待望の6MTを設定!!
並の人には新型とわからぬほど現行型似の新型
現行型とほぼ変わらぬ姿で東京オートサロンに出展され、逆に周囲を驚かせた新型N-ONEが2020年秋登場する。
姿こそ現行型とほぼ変わらないが、プラットフォームは新開発のものが採用され、走りの質は劇的に進化する。
また現行型で望まれていたMTモデルも6MT車が用意されることが確実視されており、今度のN-ONEは走りの楽しさの点でも注目されることになる。姿は現行型とほぼ変わらないが、中身は長足の進歩を遂げる。
東京オートサロン2020に出展されたプロトタイプのインテリア。スポーティなシフトレバーを備えた6MTとなっていた
次期アルトワークスは軽量化技術磨く!!
新型スズキアルトワークスの登場が2021年10月に予定されている。
搭載エンジンが発生する出力こそ現行と変わらず64psだが、ベースとなるアルトが電動化を想定したR06D型エンジンへと切り替わるため、アルトワークスも新たにR06D型を搭載する。
プラットフォームは「HEARTECT(ハーテクト)」の進化版を採用し、スズキが得意とする軽量化技術もふんだんに採用されることになる。
現行型は約15年ぶりのワークス復活ということで話題を撒いたが、新型もベースモデルからほぼ1年遅れでデビューする
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