オートポリスで開催されているスーパーGT第7戦。10月14日(土)に行なわれた予選では、16号車 ARTA MUGEN NSX-GTがGT500クラスのポールポジションを獲得した。
15日(日)の決勝レースに向けてドライバーの福住仁嶺と大津弘樹は、まずはミスやトラブルなくレースを終え、最終戦に向けてチャンピオン争いの望みを繋ぎたいと口を揃えた。
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気温18度、路面温度25度という涼しいコンディションの中行なわれた予選では、Q1を大津が担当し6番手で通過。Q2を担当した福住は、オートポリスでのGT500クラスのコースレコード更新となる1分31秒131をマークして第5戦鈴鹿以来今季2度目のポールを決めた。2番手の19号車WedsSport ADVAN GR Supraに対しては、0.473秒という大きな差をつけた。
16号車ARTAは今季、開幕からピット作業ミスやペナルティによって好結果を逃していた。第5戦ではFCYも追い風となりポール・トゥ・ウィンを果たしたが、ランキングでは14号車ENEOS X PRIME GR Supraと同点の4番手。トップの3号車Niterra MOTUL Zからは14点ビハインドという状況で今回の第7戦を迎えた。
オートポリス戦が終われば、今季は残すところ最終戦もてぎのみとなる。予選を終えた大津と福住は、ここでポイント差を縮めるべく持ち前の速さを結果に繋げたいと意気込んだ。
「僕たちは前々回勝ってはいますが、レース内容としてはあまり良いモノではなく、これまでは何かしらのミスやペナルティを必ず1回は受けてしまうようなレースが続いています」
記者会見でチャンピオン争いについて尋ねられた際に大津はそう語った。
「チャンピオンはもちろん考えていますが、それより先にまずは自分たちのレースをしっかりやれば結果がついてくるんじゃないかなと思います。なのでチャンピオン争いは意識せずに、一戦一戦戦っていきたいと思っています」
福住も大津の意見に同意した。
「基本的には大津さんと同じです。今年はまともにレースできたのが優勝した鈴鹿の時だけで、その時も走っていないところでミスやトラブルがありました。しかし、そのあたりもチーム力がかなり上がってきていると思いますし、非常に良い流れだと思います」
「ここで優勝できるかできないかで、最終戦の状況もかなり変わってきます。(ランキング上位)2台とのポイント差はちょっと離れているので、そこに追いつかないと勝負権も無くなってしまうと思うので、最終戦に向けて少しでも楽になれるように、ミスなく、なるべくポイントを獲りたいと思います」
なお、コースレコード樹立でのポールポジション獲得となった福住は、涼しいコンディションから好タイムが狙えるはずだとセッション前から分かっていたという。
僚友大津からも「素晴らしいドライバーだと思った」と賞賛が贈られた福住は、予選に向けたアプローチを次のように振り返った。
「雨が降った後のコンディションが変わる中で比較していかなきゃいけなかったので、練習走行の走り始めはコンディションとしてもかなり難しかったと思います。僕が最初に走り、後半は大津さんが走りましたが、何が正解で何がダメだったのかというところも、細かいアジャストやフィードバックを通じて予選で良いクルマを仕上げられたと思います」
「Q1は大津さんが走りましたが、専有走行では赤旗が出てしまったのでニュータイヤで1度もアタックできていないんです。そういう中でもQ1をちゃんと通ってくれて、僕にチャンスがやってきました」
「選択したタイヤの状況も悪くないですし、チームのみなさんのおかげで、あれくらいのタイム差を作ることができたので、非常に良い予選だったと思います」
そして福住は次のように続けた。
「今までオートポリスを走ってきた中でも、今回はかなり気温と路面温度が低い印象だったので、走り始めからタイムが出てきましたし、予選でもコースレコードを超えられるんじゃないかという期待はありました。良かったです」
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