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メルセデスAMG GT 4ドアクーペに「63S 4マティック+」を追加設定。改良されたエアサスペンションなどを採用

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メルセデスAMG GT 4ドアクーペに「63S 4マティック+」を追加設定。改良されたエアサスペンションなどを採用

2023年6月29日、メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスAMG独自開発の4ドア スポーツカー「メルセデスAMG GT」のラインナップに「63S 4マティック+」を追加設定して発売した。

一部改良されて再登場したトップグレード
メルセデスAMG GTは2014年に2ドア クーペが発表(日本仕様は2015年発売)され、2018年に4ドア クーペも登場(日本仕様は2019年発売)した、メルセデスAMGが独自開発したスポーツモデルだ。「63S 4マティック+」は、以前にも設定されていたトップグレードだが2022年にラインナップからフェードアウトし、今回、一部改良されて再登場した。

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主な変更点では、従来のマルチチャンバーを備えたAMG ライドコントロール+エアサスペンションに、新たにダンパーの外側に2つの圧力制御バルブを追加した。これにより、ホイールのリバウンドと収縮のステージをそれぞれ別個に制御することが可能となり、最小減衰力と最大減衰力の特性差を広げ、快適性を高める一方で、スポーティなドライビングダイナミクスの両立を実現した。

また、MBUX インテリア アシスタントを標準装備し、手のジェスチャーでさまざまな操作が可能になった。例えば、Vサインで気に入った機能のショートカットをメディアディスプレイに表示したり、ルームミラーの下で手を上下させることでリーディングライト、助手席シート上方に手を伸ばしてサーチライトのON/OFFなど利便性が向上している。

ホームスクリーン、メディア、ナビゲーション、シート調節では選択項目をハイライトまたは拡大表示することで、より操作しやすくなるよう配慮されている。さらに、360度カメラシステムの映像を車両の前後左右、俯瞰などを任意に切り替えることができ、駐車の際などにとても便利だ。

MBUX AR(拡張現実)ナビゲーションも標準装備した。従来は目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされたが、新型では、それに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される。

ステアリングホイールには、ドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能な最新世代のAMG ドライブコントロールスイッチを備えたAMG パフォーマンス ステアリングホイールも標準装備。ボディカラーやインテリアカラーに新色も追加された。

4LのV8ツインターボは639psと900Nmを発生
パワートレーンなどは、以前のモデルと基本的に変わらない。4LのV8直噴ツインターボ「M177型」は最高出力639ps(470kW)/5500-6500rpmと最大トルク900Nm(91.8kgm)/2500-4500rpmで発生。0→100km/h加速は3.2秒、最高速度は315km/hというハイパフォーマンスを発揮する。

これに、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現した電子制御式9速トランスミッション「AMG スピードシフト MCT(マルチクラッチ テクノロジー)」を組み合わせる。通常のATに見られる損失を低減し、軽量化も相まって燃費の大幅な向上とレスポンス向上に貢献している。

駆動方式は、高性能エンジンのパワーを4輪に最適配分するメルセデスAMGが開発した4WDシステム「AMG 4マティック+」で、前後トルク配分は前50:後50から前0:後100の範囲で可変トルク配分を行うことで、ハイパワーを4輪へ最適に配分する。

リア アクスル ステアリングも採用し、速度が100km/h以下では、電動アクチュエーターモーターの働きで後輪を前輪とは逆方向に最大1.3度操舵して回転半径を小さくする。100km/h以上では後輪を前輪と同方向に0.5度操舵することで、走行安定性を大きく高める。

メルセデスAMG GT63S 4マティック+の車両価格(税込)は、2850万円。ハンドル位置は、左のみとなっている。

[ アルバム : メルセデスAMG GT63S はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

1件
  • このデザインはリアドア開けると
    サッシュ付きガラスがついてくるんだよな
    無理やりクーペにしたって感じで美しくない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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