現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 三菱が新型「ミラージュ」を初公開! ミラージュ41年の壮大な歴史とは

ここから本文です

三菱が新型「ミラージュ」を初公開! ミラージュ41年の壮大な歴史とは

掲載 更新
三菱が新型「ミラージュ」を初公開! ミラージュ41年の壮大な歴史とは

■スポーティな「ダイナミックシールド」顔に変更

 三菱は、タイで生産されるグローバルコンパクトカーのハッチバック「ミラージュ」と、セダンの「アトラージュ」(日本未発売)のデザインを一新、2019年11月18日にタイで発売を開始すると発表しました。

スズキが新型SUV「エスプレッソ」発売! 超小型SUVで若者需要を狙う

 発表された画像を見ると、フロントフェイスが三菱車のデザインアイコンである「ダイナミックシールド」になっていることがわかります。

 ミラージュ/アトラージュは、三菱のタイにおける生産/販売会社、ミツビシ・モーターズ・タイランドのラムチャパン工場で、全世界向けがすべて生産されるAセグメントコンパクトカーです。

 ミラージュは5ドアハッチバック、アトラージュは4ドアセダンとなります。ヨーロッパなど一部の地域では、ミラージュは「スペーススター」、フィリピンなど一部の地域ではアトラージュは「ミラージュG4」という車名で販売されています。

 2018年度には合わせて14万台を販売した三菱自動車の世界戦略車で、日本でも2012年から販売しています。

※ ※ ※

 初代ミラージュは、1978年2月に登場しました。日本で販売されている三菱の現行ラインナップのなかでは、1969年発売の「デリカ」(現行モデルはデリカD:5)に次ぐ、歴史ある車名となっています。

「国際的新時代の小型車」というキャッチフレーズで登場した初代ミラージュは、当時新しく誕生した「カープラザ店」で販売されたモデルでした。FF(前輪駆動)で2ボックスタイプのハッチバックボディを採用。

 ワールドワイドなクルマを目指し、身長180cmの体格でもラクに運転ができる室内の広さを確保しました。モデル末期の1982年には4ドアセダンも登場しています。

 三菱がスポンサーとなったNCAAカレッジフットボールの試合「ミラージュボウル」が、1977年から1985年まで東京で開催されるなど、大々的な宣伝もあり人気を博しました。

 2代目ミラージュは1983年10月に登場。この代は、登場当初から3ドアハッチバック/5ドアハッチバックに加え4ドアセダンも用意されました。また「ランサーフィオーレ」という兄弟モデルも登場、こちらはギャラン系販売会社で販売されました。

 エリマキトカゲを使用した有名なテレビCMは、この2代目ミラージュのものでした。

 ミニ「ギャラン」のようなスタイリングの3代目ミラージュは1987年に登場。1991年には曲線基調の外観となる4代目、バブル崩壊後の1995年には5代目が登場しましたが、2000年には日本での販売が終了。

 ミラージュ名を冠したトールワゴン「ミラージュディンゴ」も2003年に販売終了し、ここでいったんミラージュの名前が日本市場から消えます。

 復活したのは現行ミラージュが登場した2012年8月。全長3795mm×全幅1665mm×全高1505mmのボディサイズは、世界的にはAセグメントになるコンパクトカーで、5代目までの車格とは異なります。日本仕様のミラージュもタイの工場で生産されるため、輸入車という扱いになります。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
WEB CARTOP
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
motorsport.com 日本版
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
日刊自動車新聞
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
くるまのニュース
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
レスポンス
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
LE VOLANT CARSMEET WEB
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
バイクのニュース
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
AUTOSPORT web
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
THE EV TIMES
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

149.1164.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.8279.8万円

中古車を検索
ミラージュの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

149.1164.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.8279.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村