日産ノート、ノートオーラのマイナーチェンジが2023年の12月から五月雨式に各モデルがマイナーチェンジを、オーラにはNISMO tuned e-POWER 4WDも新たなにラインアップに加わっていた。
そこでモデルを整理しつつ、MCモデルにも試乗したのでお伝えしていこう。まずはベース車となるNOTEは2023年12月にMCを行っている。
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この時のMCはフロントフェイスのデザインを一新し、デジタルVモーションの顔に変わったので、見た目が大きく変更されている。また全グレードがLEDヘッドライトとなり、バンパーを前後ともボディと同色としたため、ひと目で変わったことがわかる変更だった。
一方で、走行性能等の変更はなく、1.2Lのガソリンエンジンにe-POWERシステムを搭載したFFとAWDモデルがラインアップしている。
次に2024年5月にノートをカスタマイズした「オーテック クロスオーバー」がMCをした。ご存知のようにNOTEの上級モデルがAURAで、ボディサイズもNOTEより大きい。またAUTECHとNISMOは合体し、現在は日産モータースポーツ&カスタマイズ社となっている。
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NISMOはモータースポーツを系譜としたブランドでAUTECHはカスタマイズをして、より上質、高級なカタログモデルを投入してきたブランドという違いがある。
このNOTE AUTECH CROSSOVERは文字通り、ノートをオーテックがクロスオーバーに仕立てたカタログモデルで、ベースのノートより車高が25mm上がったクロスオーバーだ。それがベースモデルのMCに合わせてこのクロスオーバーもMCをしたのだ。
ポイントはやはりデザイン変更が中心。専用デザインのプロテクターを前後に装備し、サイドシル、ホイールアーチをブラックにコーディネイト、ルーフモールをシルバーにするなどしている。そして今後のオーテックモデルにも装備される航跡波をイメージした専用LEDシグネチャーを装備している。
AUTECHのブランドコンセプトは「プレミアムスポーティ」であり、このクロスオーバーはオーテックらしい上質な乗り心地と質感を備えているモデルなのだ。
ここまでがベースモデルのノート関連のマイナーチェンジだった。そして2024年6月に今度はノートの上級モデルAURAのマイナーチェンジが行われる。
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AURAのMCはノートと同様、デザイン面での変更が中心で、フロントデザインを一新し、デジタルVモーションを採用。ノートとは一線を画すためにグリルはクリスタルカットでより上質感を出し、車格が上であることをアピールするデザインへと変更されている。
こちらもパワートレインに変更はなく1.2Lのガソリンエンジンを使ったe-POWERでFFと4WDモデルがある。
そして、新規に登場したのが2024年7月にNOTE AURA NISMO tuned e-POWER 4WDだ。新たに4WDが追加されたのだ。
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モデルが混乱しそうだが、オーラをNISMOがチューニングした4WDというわけで従来の2WD(FF)加え、出力や前後トルク配分の変更をした4WDだ。
AURAはNOTEを上質にしたモデルであり、スポーティ系のモデルには位置付けていないと考えていたが、その上質なオーラにもスポーティな走りを求める市場の声があったということだろう。上質なAURAをNISMOがチューンしたのだから。素直に考えればAURAをAUTECHがさらに上質した4WDとすれば気持ちよかった気もするが、考えすぎだろうか。
さて、そのNISMO がチューンした4WDを箱根で走らせてみると、サスペンションの初期が硬い。高速道路の継ぎ目では大きな衝撃があり、ダンパーの動きが硬い。ハイスピードでのコーナリングでの合わせ込みなのか?とも思うが、そこまでの出力をそもそも持っていないため、大きな荷重をかけてコーナリングしていく姿には出会わなかった。
82ps/103Nmの発電用HR12DE型エンジンと136ps/300Nmのフロントモーター、そして82ps/150Nmのリヤモーターを搭載し、前後の駆動力配分もNISMOチューンされている。そのため、タイトなワインディングでの旋回性の高さは気持ちよく、またステア応答の正確さも気持ちよさに繋がるものがあった。
見た目はスポーティに仕上がっており、NISMOらしいルックスになっているが、やはりベースがAURAであることを思うと、なんで「上質」の意味が違うニスモのスポーツ系なのか。オプションのレカロシートにも電動リクライニングが搭載されて扱いやすくなってはいるが、レカロシートよりは標準のバケットシートに、上質なBOSEサウンドとしなやかな乗り心地をつくるAUTECHチューンのほうが馴染む気がするのだが。
ノート 価格
ノートオーテッククロスオーバー価格
ノートオーラ価格
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日産自動車 公式サイト
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