全幅2メートル超えのワイドボディでフル武装!
ホイールや車高調キットも全て込みのお得なコンプリート
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まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとでも言えようか。東京オートサロンで超ド級のカスタマイズ車両を披露し、毎年のように賞典を獲得してきたKUHL RACING(クールレーシング)。
2020年はレーシングフィールドでの活動にも意欲的に取り組み、D1GPでは川畑真人選手が駆るGRスープラに“90R-GTWR D1-SP レーシングワイドボディ”を供給。第3戦EBISUラウンドにおける単走優勝に貢献するなど、並々ならぬ存在感を見せつけている。
今回クローズアップするのは、そんなクールレーシングのワイドボディキットを装備した2台の新車コンプリートカー。ホワイトはフルバンパー&GTウイング仕様、レッドがフロントディフューザー&ダックテール仕様となっており、いずれも市販スペックだ。
まずレッドの方は、グラマラスな純正フォルムを活かしつつ、さらに存在感を高めることに成功したクールレーシングのワイドボディでフル武装。足回りは、HKSのハイパーマックスツーリングにてローダウンする。
フロントは純正バンパーベースで、片側50mmワイドのフェンダーに合わせてデザインされたアンダーディフューザーをセット。究極に近いワイド&ローフォルムを演出する。
大胆な片側70mmワイドのリヤフェンダーに収まるのは、鍛造2ピースのVERZ-KRONE KR01。20インチの大径サイズだけあって、コンケイブ感が半端ではない。左右で色違いを履き分ける。
リヤにはダックテール風のウイングをインストール。こちらはダブルウイング仕様にすることも可能だ。控えめながら、ストリートで映えるデザインが特徴的だ。
一方のホワイトの車両は、エアフォースのデジタルエアサスにより着地寸前の低車高を実現。チタン特有のヒートグラデーションが美しい4本出しマフラーはクールレーシングの製品で、その下部にはワイド専用ディフューザーもセットされる。
フロントセクションは、ノーズ中央部を30mm延長したフルバンパーをインストール。これは、川畑選手のD1GP車両に装着されるモデルの市販バージョンという位置付けだ。ボンネットにはグラインダータトゥーが刻まれる。
前後のワイドフェンダーはレッドのモデルと共通で、フロント片側3分割、リア片側4分割(ドアパネル含む)構成。鉄板のような歪みのない綺麗な面出しが行われており、FRPとは思えない質感に仕上がっている。
スワンネック形状のカーボンGTウイングはGRスープラ専用設計。もちろん、ストリートで堂々と使用できる合法スペックだ。
気になる新車ベースのコンプリート価格は、SZが749万円、SZ-Rが849万円、RZが979万円。これはエアロボディキット18点や4テールマフラー、車高調、VERZ20インチホイール、ファルケンFK510など計362万1200円にも及ぶオプションパーツ&塗装、工賃を全て含んだプライスだ。
大幅な値引きやローンの一括化といった金銭面的な利点も絶大。これからGRスープラの購入を考えているなら、新車コンプリートという選択肢は大本命と言えるだろう。
●取材協力:クールレーシング TEL:052-693-9805
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