現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > いま見ても惚れ惚れ! 宗一郎氏の「見るじゃなく観る」の魂が息づくデザインが秀逸なホンダ車5台

ここから本文です

いま見ても惚れ惚れ! 宗一郎氏の「見るじゃなく観る」の魂が息づくデザインが秀逸なホンダ車5台

掲載 更新 49
いま見ても惚れ惚れ! 宗一郎氏の「見るじゃなく観る」の魂が息づくデザインが秀逸なホンダ車5台

ユニークなデザインをもつホンダ車を紹介!

 エンジン屋としてホンダは名を馳せるが、デザインもじつは秀逸だったり、ユニークなモデルが多い。そもそも本田宗一郎自体がデザインが大好きで、「見るのではなく、観るのだ」という名言を残しているほど。

こんな「個性的」だったとは! 今見ると「刺さりまくる」デザインの日産の旧車11選

 N360の初期デザインに激怒して、自ら直したというエピソードがあるし、そもそもC70などのバイクは自身のデザインだ。C70のデザインは角ばっているのが特徴なのだが「神社仏閣スタイル」と呼ばれ、実際に京都・奈良を旅行して発想したもの。たとえば、タンクサイドのエッヂは仏像の顔がモチーフにしている。他メーカーも真似をするほどで、世界のバイクデザインに影響を与えた。

 本田宗一郎は造形係長のニックネームが付けられ、当時一緒に仕事をした元デザイナーに聞いたことがあるが、出社すると、いの一番にデザインスタジオにやってくるほどで、実際にクレイを盛ったり、削ったりしていたという。

 また一線を退いた後も、ゴルフはヘリコプターを使うこともあったが、そのまま会社に降りてきて、デザインを見にくることもあった。それだけにユニークなデザインが多いのもホンダの特徴。その中から今回は直球の個性派というよりは、改めて見ると「じわじわ」くるモデルを紹介してみよう。

ホンダT360

 ホンダ初の4輪モデルとしてお馴染みで、S360譲りのツインカムもさることながら、デザインもユニーク。カバゴンのような愛嬌のあるスタイルで、ボンネットにHの文字が大きく入っているのはセンスよしだ。ちなみに写真で見ると大きく見えるのはデザインの妙だが、実際は恐ろしく小さい。

ホンダ1300

 こちらはホンダ初の小型乗用車で、セダンのデザインは角目2灯と分割グリルを中心としたアメ車風のフロントマスクとしたもので、2ドアクーペは一転してにらみの効いた丸目4灯とした。空冷スポーツという稀有なキャラクターをうまく表現しているだろう。

ホンダ・シビックカントリー

 ホンダ初のワゴンがこちらで、後継車のシビックシャトルとともに、ユニークなデザインだ。ただのステーションワゴンではなく、今で言うところのSUVテイストもうまくプラスしているのはさすがだ。

 一連のなかでは初代シビックシャトルが一番ユニークで、じつはあのシティとデザイナーは同じで、そう聞くと納得ではある。ちなみにこの頃、ピニンファリーナと提携していたが、まったく参考にならなかったとのこと。

ホンダCR-X

 初代のバラードスポーツCR-X、そして2代目とデザインはほぼ同じで、リアをすっぱりと切り落としたような、コーダトロンカスタイルが特徴だ。

 大胆な処理だが、軽量を見た目で表現していたし、空力性能の向上に威力を発揮したとされる。3代目のCR-Xデルソルはまったくの別キャラではあったが、こちらもプレーンながら個性をうまく演出したデザインだった。

※初稿では初代CR-Xのデザイナーを岩倉氏としましたが、その後の取材で事実では無いことが判明したため本文から削除しました

ホンダ・ビート

 マツダのAZ-1、スズキのカプチーノとともに、お馴染みABC三兄弟のBがホンダのビートだ。公表されていないが、デザインしたのは外国人で、ピニンファリーナなどの名前が上がっているが、正確なところは不明だ。

 そう言われると面をうまく利用した手法は欧州のスタイルではある。1995年に登場して、日本でもヒットしたイギリスのMGFのリアスタイルはビートリスペクトで、とても似たようなデザインにしている。

こんな記事も読まれています

タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
レスポンス
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
AUTOSPORT web
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
乗りものニュース
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
くるまのニュース
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
レスポンス
MS&AD新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
MS&AD新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
日刊自動車新聞
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
motorsport.com 日本版
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
グーネット
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日刊自動車新聞
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
AUTOSPORT web
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
motorsport.com 日本版
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
くるくら
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
レスポンス
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
くるくら
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
motorsport.com 日本版
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
乗りものニュース
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
くるまのニュース
SHOEI「GT-Air 3 SCENARIO」 “REALM”に続くグラフィックモデル登場
SHOEI「GT-Air 3 SCENARIO」 “REALM”に続くグラフィックモデル登場
バイクのニュース

みんなのコメント

49件
  • CR-Xは本当に良く出来た車だったが、何故デルソルという別物にしてしまったのか未だに疑問しかない。
  • 昔のカーアクション物のアメリカ映画を見ると
    ホンダ1300顔のアメ車パトカーがよくクラッシュしてる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村