現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型ダイハツ・タフト プロトタイプ概要公開! 人気の軽クロスオーバーSUV市場を席巻する予感

ここから本文です

新型ダイハツ・タフト プロトタイプ概要公開! 人気の軽クロスオーバーSUV市場を席巻する予感

掲載 更新 3
新型ダイハツ・タフト プロトタイプ概要公開! 人気の軽クロスオーバーSUV市場を席巻する予感

 タフさや逞しさを前面に押し出したデザイン!

 ダイハツ工業は、すでに先行予約をスタートしている新型軽クロスオーバー「TAFT(タフト)」の商品概要を、プロトタイプ車のものではあるものの公開した。タント、ロッキーに続くDNGA第3弾として注目を集めているモデルだ。

2020年6月発売予定! DNGA第3弾の軽クロスオーバー「ダイハツ・タフト」が先行予約開始

 なんといっても、まず注目したいのはスタイリングだろう。ボディ形状はもちろん、ヘッドライトやテールランプに至るまでスクエアなデザインで構成され、タフさや道具感を強調させている。アウトドアシーンでも活躍してくれることを連想させる、頼もしさが伝わってくる。

 リヤビューもテールランプを両端に配置することで、ワイド感を強調。15インチタイヤと本格オフロード車のようなフェンダーアーチが、SUVのような雰囲気を醸し出している。遊び心を持ったクルマに乗りたいと思っている人にピッタリだろう。

 また、ディーラーオプションとして用意されているのがメッキパック。これはフロントグリルとリヤゲートに、骨太なメッキのフロントグリルとリヤガーニッシュが装着される。フロントグリルはTAFTの車名ロゴが入り、オフロード車のようなタフ感をさらに強調させることが可能だ。

 ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm。最低地上高は190mmとなる。気になるであろう、最大のライバルといえるスズキ・ハスラーと比較すると、全長と全幅は変わらないが全高は1680mmなのでタフトのほうが50mmほど低い。さらに、最低地上高はハスラーが180mmなので、10mmほど余裕があることになる。

 小さいボディでもたくさんの荷物を載せられる

 そして、レジャーや日常で大活躍できるよう、「バックパック スタイル」というコンセプトのもと開発されたインテリアとラゲッジルーム。丈夫かつ軽量で、動きやすさが特徴のバックパック(リュックサック)をイメージしているという。

 まず目に飛び込んでくるのがスカイフィールトップと名付けられた大きなガラスルーフ。このような装備は上級グレードに標準もしくはオプションだったりするが、このタフトでは全グレードに標準装備となるという。ただのガラスルーフではなく、紫外線や赤外線を減らしてくれるスーパーUV&IRカット機能も備え、開閉式のシェードも備わる。夏の暑さなどを和らげてくれるので、女性も嬉しい装備といえるだろう。

 シートは迷彩柄のような模様がデザインされており、アクティブな印象を与える。リヤシートはもちろん可倒式となり、片倒しで3名乗車+長物、後席倒しで2名乗車+大きな荷物搭載といった、シートアレンジも可能。後席のシートバックは汚れにくい加工が施されており、アウトドアを楽しんだ荷物をそのまま載せても安心だ。

 また、ラゲッジスペースもアレンジ可能。フレキシブルボードを下げることで、後方視界を妨げることなくキャリーバッグなど背の高い物を載せることができる。

 さらに、立て掛けモードとして、フレキシブルボードを立てかければさらに高さのあるものを搭載可能に。日常のお買い物からレジャーまで、荷物量を気にせずにドライブが楽しめそうだ。

 そのほかの収納も充実している。太いタイプのペットボトルもOKなカップホルダー(前席/掘り込み式)や、ボックスティッシュも置ける助手席前の大型インパネトレイなど充実。

 グローブボックスは上下2層式となっており、上段にはETCユニットやドライブレコーダー本体などを収納可能となっている。

 また、ダイハツの軽自動車としては初となる電動パーキングブレーキも、なんと全車で標準装備となる。アクセルを踏み込めば自動で解除となるほか、シフトレンジをPにすると自動でパーキングブレーキが作動するなど、日常のドライブでおおいに役立ちそうだ。

 もちろん、プラットフォームは最新のDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)となっている。ボディ着力点結合化やアンダーボディ骨格をスムースに結合。10年先を見据えた安全性、強度、NV(ノイズ・バイブレーション)性能を織り込んでいる。

 搭載するパワーユニットは、ターボとNAの二本立て。現時点でスペックは公表されていないが、複数回点火(マルチスパーク)などを採用して燃焼効率を高めている。組み合わせるトランスミッションはCVT。ターボ車はD-CVTとなり、ベルトとギヤを組み合わせることで中高速域の燃費や静粛性、加速性能などを向上させている。駆動方式は2WDと4WDの両方を用意。

 ボディカラーは、レイクブルー、フォレストカーキメタリック、サンドベージュメタリックの3色を新色として設定し、そのほか6色を加えた全9色展開となっている。イエローやレッドなもあり、アクティブ派にもピッタリなカラーラインアップだ。発売は2020年6月ごろを予定だ。

こんな記事も読まれています

天候不良の中、ドライバーたちは何を訴えていた? スーパーフォーミュラ第3戦SUGO、レース当日の無線交信を振り返る
天候不良の中、ドライバーたちは何を訴えていた? スーパーフォーミュラ第3戦SUGO、レース当日の無線交信を振り返る
motorsport.com 日本版
ホンダの「V型10気筒エンジン」搭載スーパーカー!「“NSX”後継車」指名された本気の「超ロングノーズ」モデルに反響あり!
ホンダの「V型10気筒エンジン」搭載スーパーカー!「“NSX”後継車」指名された本気の「超ロングノーズ」モデルに反響あり!
くるまのニュース
アルピーヌA290をル・マンで発表 アルピーヌのEVモデル国内導入を検討中
アルピーヌA290をル・マンで発表 アルピーヌのEVモデル国内導入を検討中
Auto Prove
パワーは333馬力に、VW『ゴルフR』 改良新型…実車は6月26日発表予定
パワーは333馬力に、VW『ゴルフR』 改良新型…実車は6月26日発表予定
レスポンス
軽じゃないダイハツ「コペン」で国内ラリーに参戦! 770ccに排気量アップして、WRCラリージャパン・クラス3連覇を狙います
軽じゃないダイハツ「コペン」で国内ラリーに参戦! 770ccに排気量アップして、WRCラリージャパン・クラス3連覇を狙います
Auto Messe Web
スカニアジャパンの新大型トラック「スーパー」はスポーツカーも採用するメカを起用
スカニアジャパンの新大型トラック「スーパー」はスポーツカーも採用するメカを起用
driver@web
日産 スカイラインHT 2000GT-R(昭和48/1973年1月発売・KPGC110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト072】
日産 スカイラインHT 2000GT-R(昭和48/1973年1月発売・KPGC110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト072】
Webモーターマガジン
名車復活!? 新型「“全長4m級”スポーツカー」日本導入か! 斬新な“X”ライト&旧車デザイン! ブースト機能つき「A290」がカッコいい!
名車復活!? 新型「“全長4m級”スポーツカー」日本導入か! 斬新な“X”ライト&旧車デザイン! ブースト機能つき「A290」がカッコいい!
くるまのニュース
メルセデスAMG『CLE 53 4MATIC+クーペ』新型を発売…価格は1290万円
メルセデスAMG『CLE 53 4MATIC+クーペ』新型を発売…価格は1290万円
レスポンス
使わなきゃ損しかないクルマの「ACC」機能! ただし危険な「けっこう見かける」間違った使い方に要注意
使わなきゃ損しかないクルマの「ACC」機能! ただし危険な「けっこう見かける」間違った使い方に要注意
WEB CARTOP
トヨタ得意の高速グラベルで挽回なるか。7年ぶりのラリー・ポーランドは「ドライバーに合っている」とラトバラ
トヨタ得意の高速グラベルで挽回なるか。7年ぶりのラリー・ポーランドは「ドライバーに合っている」とラトバラ
AUTOSPORT web
ヒョンデの高級車ブランド、「ジェネシス」のスポーツセダン『G70」がニュルタクシーに…7月から開始
ヒョンデの高級車ブランド、「ジェネシス」のスポーツセダン『G70」がニュルタクシーに…7月から開始
レスポンス
クルマを買わないと……なプレッシャーなし! 「見るだけOK」グッズも買えて飲食までできる「クルマ好きのシャングリラ」的ショールーム5選
クルマを買わないと……なプレッシャーなし! 「見るだけOK」グッズも買えて飲食までできる「クルマ好きのシャングリラ」的ショールーム5選
WEB CARTOP
スペインで大失速RB&角田裕毅、レッドブルお膝元のオーストリアGPへ。「今週末は挽回できることを期待」
スペインで大失速RB&角田裕毅、レッドブルお膝元のオーストリアGPへ。「今週末は挽回できることを期待」
motorsport.com 日本版
CLEにハイパフォーマンスとカブリオレ、2つのモデルが登場|Mercedes Benz
CLEにハイパフォーマンスとカブリオレ、2つのモデルが登場|Mercedes Benz
OPENERS
トヨタ“新”「アクア」登場! クラス超え「上質ブラウン内装」でほぼ“小さな高級車”!? 斬新2トーンがカッコイイ「新ラフィネ」 どんなモデル?
トヨタ“新”「アクア」登場! クラス超え「上質ブラウン内装」でほぼ“小さな高級車”!? 斬新2トーンがカッコイイ「新ラフィネ」 どんなモデル?
くるまのニュース
シトロエンのコンパクトSUV 新型「C3エアクロス」世界初公開! 進化した全長4.4mの3代目は 7人乗り仕様も用意
シトロエンのコンパクトSUV 新型「C3エアクロス」世界初公開! 進化した全長4.4mの3代目は 7人乗り仕様も用意
VAGUE
IPF、汎用性の高いマグネットマウントを発売
IPF、汎用性の高いマグネットマウントを発売
driver@web

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

132.0180.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

77.0379.0万円

中古車を検索
タフトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

132.0180.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

77.0379.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村