PEUGEOT 508 PEUGEOT SPORT ENGINEERED
プジョー 508 プジョースポール エンジニアード
ベントレー・ウーマンに捧ぐ、花の香りを閉じ込めた小瓶。ブランド初の女性向けフレグランス誕生
モータースポーツ部門が開発した初の市販モデル
プジョーのモータスポーツ活動を担ってきたプジョースポールが新たに展開する「プジョースポール エンジニアード(PEUGEOT SPORT ENGINEERED)」から、508をベースとしたハイパフォーマンス仕様「プジョー 508 プジョースポール エンジニアード」が発表された。フランス・ミュルーズで生産され、2020年10月中旬から受注を開始予定。現時点で日本への導入は未定となっている。
プジョースポール エンジニアードはプジョーのハイパフォーマンス・ディビジョンとして、まったく新しいタイプのパフォーマンスモデルを展開。電動化テクノロジーをベースとしたセンセーショナルなフィーリングと、走りの創造を企図してくという。今回、508 プジョースポール エンジニアードの発表に際して、以下のステートメントが公開された。
「これまでにないレベルのパワーとトルクをプジョーの一連のプロダクションに提供することで、私たちは道を切り拓いていきます。私たちは、あらかじめ決められた道を歩んではいません。既成概念にもとらわれません。私たちのヘリテージ、情熱、そしてノウハウに導かれているのです」
「私たち、先駆者たるドライバーとエンジニアは、学び直すことから新たな学びを得ました。メーターをリセットするかのように、新しい技術を習得し、新しい領域を征します」
同時にハイパーカーでのWEC復帰も発表
3本のクリプトナイト・クローのグラフィックが、「プジョースポール」の新しいアイデンティティとなり、これは同時にプロダクションモデルのライトシグネチャーとして採用される。かつてモータースポーツでも活躍した「504 クーペ」のテールライトからインスピレーションを得たものだという。
今回発表された、508 プジョースポール エンジニアードは、新生プジョースポールのテクノロジーショーケースとなる。彼らはこれまでWRC、ダカールラリー、パイクスピーク・ヒルクライム、WECなど様々なカテゴリーで多くのタイトルを獲得。また、2013年の208 FEコンセプト、2015年の308 R HYbridといったコンセプトカーの開発で高い技術力を披露してきた。
また、プジョースポール エンジニアードの発表と同時に、プジョーは2022年シーズンからLMH(ル・マン・ハイパーカー)でWEC(世界耐久選手権)に復帰することも発表している。
プジョー史上最強の最高出力360psを発揮
今回発表された508 プジョースポール エンジニアードは、プジョーがこれまでに製造してきた市販モデルのなかでもっともパワフルな存在となる。搭載されるパワートレインは、内燃機関と電気エネルギーを巧みに組み合わせたことで、最高出力360hpと最大トルク520Nmを達成。異なる動力源のコンビネーションにより、ほとんど瞬時といえるレベルのレスポンスを実現した。
この結果、0-100km/h加速が5.2秒、0-1000m加速が24.5秒、80-120km/h加速が3秒、電動リミッターで制限される最高速度は250km/hというパフォーマンスを誇る。
また、プジョースポールのエンジニアは508のシャシーを快適性とドライビングパフォーナンスに関して一切の妥協を廃し、きわめて高いレベルで両立させた。
足まわりには、最適化された3モード可変ショックアブソーバー(コンフォート/ハイブリッド/スポーツ)を搭載。シート位置を下げ、トレッドをフロント24mm・リヤ12mm 拡大した。380mm径のフロントブレーキディスクと対向4ポットキャリパーを採用。大径20インチホイールにはミシュラン「Pilot Sport 4S」タイヤが組み合わせられている。
状況に応じて選択可能な5つの走行モード
508 プジョースポール エンジニアードに搭載された4輪駆動システムは、あらゆる天候条件で最適なトラクションを確保。5つの走行モードは、センターコンソールのモードセレクターから直接選択が可能となっている。
「エレクトリックモード」は、完全な静寂の中とともに実現する100%EV駆動。欧州WLTP規制に基づく最大航続距離は42km。都市部のグリーンゾーンでの走行が可能で、0km/hから140km/hまで、瞬時のレスポンスによる高速走行が可能となっている。
「コンフォートモード」はサスペンションをソフトに制御してハイコンフォートな走りを実現。「ハイブリッドモード」は状況に応じて内燃機関と電気モーターの動力源を自動的に選択し、エネルギー消費を最適化する。
「スポーツモード」は最高出力である360psのパワーで究極のドライビングプレジャーを味わえるモード。ステアリング、ショックアブソーバー、アクセレーションマッピング、エンジンサウンドを統合制御する。常に最高のパワーを発揮できるよう、内燃機関がバッテリーを確実に充電する。
様々な充電機器に対応するPHEVシステム
搭載されるプラグイン・ハイブリッドシステムに関しては、欧州で最近発表された「3008 ハイブリッド/ハイブリッド4」と「508 ハイブリッド」からのフィードバックに加えて、モータースポーツにおけるハイブリッドレーシングカー開発経験を持つプジョースポールのノウハウが反映された。
充電モードは、各オーナーの使用状況に合わせて柔軟に対応。標準的な家庭用コンセントでは7時間以内、16アンペアの充電器で4時間、32アンペアのウォールボックスで2時間以内となっている。充電機器の設置は、欧州においては販売店が直接担当。プジョーの電動モデルに特化したエコシステムは「MyPeugeot」「Free2Move」などのアプリケーションを介して利用できる。
また、508 プジョースポール エンジニアードは電気モーターとバッテリーのスマートなレイアウトにより、内燃機関モデルと同じ室内容積とトランク容積を確保するなど使い勝手も犠牲にしていない。
そして「プジョースポール エンジニアード」の名称が与えられたモデルには、「Neo-Performance」という概念が与えられることになった。これはスポーツ性とテクノロジーの完璧な融合を意味しており、各モデルが非常に低いレベルのCO2排出量を記録する。508では、欧州WLTP規制に基づいてCO2排出量46g/kmで認証を得ており、燃費は2.03L/100kmを実現した。
空力性能を向上させる専用エクステリアを採用
エクステリアに関しては、エアロダイナミクス性能の向上を目指しながら、プジョースポール エンジニアードを掲げた特別なモデルであることが主張される。
フロントセクションはシャープな造形の専用グリル、フロントバンパー、エアスクープ、クリプトナイトモノグラムを採用。サイドには3基のウイングレット、ファストバックには3本爪の「クォーターホイール トリム」が、SWにはフロントフェンダーにこのモチーフが採り入れられた。
陽極酸化処理によるブラックエキゾーストアウトレットと、グロスブラックのセンターディフューザーが、リヤセクションをスポーティに引き締める。ボディカラーは、特別色のセレニウムグレー、ペルラネラブラック、パールホワイトなどの3色を展開。モノグラムモチーフはすべてブラックとなっている。
プジョースポール製を主張するコクピット
508 プジョースポール エンジニアードには、「ナイトビジョン」「ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール」「車線逸脱警告システム」「アクティブセイフティブレーキ」など、508に採用されている運転支援機能をすべて備えている。
「PEUGEOT i-Cockpit」は、3つのクリプトナイト・クローを特徴とするコンパクトなステアリングホイール、100%デジタル・ヘッドアップ・ディスプレイを搭載。メーターのグラフィックアニメーションやセンターコンソールの10インチHDスクリーンには「PEUGEOT SPORT ENGINEERED」のシグネチャーを採用している。
コンフォートフィットシートは、レザー、3Dメッシュ、アルカンターラをミックスした個性的なデザインをチョイス。パッセンジャーコンパートメントには、トラモンタングレーとクリプトナイトのダブルステッチが施されている。また、オーディオは「FOCAL」Hi-Fiシステムが標準装備された。
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