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スマート株50%、中国ジーリーホールディングが取得 Bセグの車種拡充か

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スマート株50%、中国ジーリーホールディングが取得 Bセグの車種拡充か

もくじ

ー スマート・ブランド、独中合弁事業に
ー 現在のスマート工場はメルセデス-EQを生産

中国ジーリーホールディングの野望 デザイナー・インタビューで探る

スマート・ブランド、独中合弁事業に

中国のジーリーホールディングがスマートの株50%を、メルセデス・ベンツの親会社ダイムラーから買収したことがわかった。両社はこれを認めている。

ボルボやロータスを傘下に収めるジーリーホールディングとダイムラーは、出資比率50対50の合弁事業として、シティカー・メーカーのスマートを運営することになる。同社は現在、電気自動車専門ブランドに変わるための過程にある。

今回の提携により、2022年以降に電気自動車のみのモデルとして登場するスマートの新型車は、中国へ生産が移ることになる。メルセデス・ベンツがこれらの次世代モデルの設計とスタイリングを先導する。開発はジーリーホールディング主導で行われる。

新しい生産計画の詳細は明らかにされていないものの、スマートはBセグメントへラインナップを拡大する見込みだ。

ジーリーホールディングとダイムラー両社の声明によれば、今回の提携はスマートをさらに「プレミアムな電気自動車のリーダー」にしていくことが目的であるという。

現在のスマート工場はメルセデス-EQを生産

ジーリーホールディングの李書福会長は次のように述べている。

「われわれはスマート・ブランドの価値に十分な敬意を抱いています。同等のパートナーとして、われわれはスマート・ブランドを世界的に推し進めていくことに力を注ぎます」

2022年に次世代型モデルが登場するまで、スマートの現行モデルは引き続きフランスのハンバッハとスロベニアのノヴォ・メストにあるダイムラーの工場で生産される。

ダイムラーはまた、将来的にメルセデス・ベンツ電気自動車EQシリーズのコンパクトカーを生産するための準備として、ハンバッハに約617億円を投資する。

合弁会社にはダイムラーとジーリーホールディングからそれぞれ3人ずつ、6人の取締役が就任する。

「ファイナンシャル・タイムズ」が今回の提携について最初に報じた際、財務面の条件は明らかになっていなかった。合弁事業の最終的な詳細については、2019年末までに決定する予定だ。

2018年、ダイムラーが世界中で販売した231万185台のうち、スマートは12万8802台に過ぎなかった。メルセデス・ベンツはスマート部門のみの利益を公開していないが、年々減少が続いていると思われている。

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