ミシュランは、WEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のそれぞれのトップクラスで使用する予定の新タイヤの導入を、2026年まで延期することを決定した。
本来は2025年にレースデビューする予定となっていた新プロダクトの開発に取り組んでいるミシュランは、先週、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでハイパーカー/GTPメーカーの大半が参加したテストを開催した。
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しかし、予想よりも新タイヤをテストする機会が少なかったため、ミシュランはWECのルールメーカーであるFIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブ、そしてIMSAと協力して、導入を1年延期することを決定した形だ。
ミシュランが発表した声明によると、この選択は、シーズン途中で新タイヤを導入することによって両選手権のBoP(性能調整)プロセスを妨げないようにするためだという。
新たな仕様のタイヤは、2026年1月に開催されるIMSA開幕戦デイトナ24時間レースでデビューを果たす予定だ。
「ミシュランは現在、耐久レース用のミシュラン・パイロット・スポーツタイヤの新シリーズを開発中である」と、ミシュランの耐久レース・プログラムマネジャー、ピエール・アルベスは説明している。
「この将来のシリーズの目的は、とりわけ硬いコンパウンドでのウォームアップを改善し、一貫性と耐久性を向上させることだ。新しいタイヤには、再生可能素材やリサイクル素材もより多く含まれるようになる」
「当初は来シーズンの導入が予定されてたが、新たな製品シリーズは、2026年にいよいよトラックに登場することになる」
「今年は予想よりもテストの機会が少ないため、すべてのパートナーおよびスポーティング当局と合意し、ミシュランはさらに(開発に)時間をかけることを決定した」
「現在のミシュラン・パイロット・スポーツ・エンデュランス・シリーズは、FIA WECおよびIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のグリッドの要件に完全に適合しており、すでにBoPプロセスに統合されている。したがって、我々は2025年もこれを継続するつもりだ」
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