細部の仕上げにこそ拘りが光る
技術とセンスが詰め込まれたマシンの心臓部を覗く!
「新旧ハチロクから輸入車まで!」超美麗エンジンルームカタログPart.1『Wekfest Japan2021』
アメリカに端を発するチューニングカルチャーの中でも“魅せる”エンジンルームの作り込みは、アメリカ人の趣向を表している部分。それでありながら日本のチューニングの影響も強く受けながら進化を続けているのだ。ここではWekfest Japan2021出展車両の中から、美麗なエンジンルームに仕上げられたマシンを紹介する。
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●AE86×4A-GE
かつては、メッキやポリッシュ、さらにアルマイトパーツなどで明るく鮮やかな仕上げを目指すビルダーが多かったが、近年はモノトーン指向での構成が主流となりつつある。そんな中でも特に目を引くのがカーボンをアクセントにしたメイキングだ。
このAE86は、サイクルフェンダーやワイパーカウル、ヘッドライトトリム等をカーボン化。さらに既存のスチールパネルはスムージング&ブラックアウトし、全体的に落ち着いた配色を心がけている。エンジン本体はAE111の5バルブ仕様で、ブラックを中心にファンネルやEXマニなど白系をシンメトリーで配置。カラーパーツを最小限に抑えることで、カーボンパーツの存在を際立たせている。
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●AE86×1UZ-FE
コンパクトなAE86のエンジンルームに、初代セルシオの1UZをスワップ。もちろん単純に載せ換えるだけでなく、V8ユニットが美しく映える搭載位置まで計算されているのが特徴だ。
通常のスワップでは8連スロットルのファンネルとボンネットが干渉してしまうため、各部のクリアランスを計算しながら搭載位置を限界までダウン。同時に、ミッション位置を引き上げるためにフロアトンネルの張り替えも行い、理想的なレイアウトを実現している。
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●ZN6×FA20
この86は、ワンメイクレース参戦車両として販売された86レーシングがベース。フラット4のシンプルなデザインを強調するべく4連スロットル化を敢行。さらに、エンジンブロックと6速MTのミッションケースはシルバー、メッキ調塗料、クリアの3層コートでメイクアップ。エンジンベイもボディと同じサテンホワイトパールでペイント済みだ。
その他、バッテリー、ヒューズボックス、ABSユニットを目立たない位置に移設する一方、見た目がカッコ良いラディウムのキャッチタンクは目立つ位置に追加。フロントがガラ空きになることで露わになるプーリーとEXマニは戸田レーシングで統一し、ミシモトの電動ファンとオーバーフロータンクが付いたラジエターも備える。
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●BNR32×RB26改3.1L
このBNR32は、独自のアプローチで第二世代GT-Rチューニングを追求し続けるガレージアクティブのデモカー。海外向けのRB30ブロックをベースにしたフルチューンNAユニットを、FR駆動させるという“離れ業”で仕上げているのが特徴だ。
心臓部に収まるのは、RB30改3.1Lのフルチューン高圧縮仕様。ヘッドはRB26用を使用し、6連スロットル化も実施。最高出力は340psを発揮する。エンジンルームの美観も徹底追求し、シェイブドベイやワイヤータックなど、最新のカスタムトレンドも積極的に導入。左右のタイヤハウスをシンメトリーに加工しているのも技ありだ。
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●E36 M3×LS1
C6コルベットのLS1(450ps)を換装した魔改造E36型M3の登場だ。車両をアメリカから輸入して、一気にフルレストア&カスタムを敢行したそう。ちなみに、エンジン本体もハイカム等を組み込んだチューンド仕様となる。
本来はクリアのトップコートが塗られていないエンジンルームは、レストア&エンジン換装に合わせてボディ同色のオックスフォードグリーンでフィニッシュ。ミッションにはコルベットの6速を組み合わせ、アメリカンマッスル直系の走りも楽しめる本格派だ。
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●N80×SB350
エンジン本体と必要最低限の補機類以外は全て取り除き、極限までシンプルなスタイリングを目指したカラーステージの80ハイラックス。エンジンはキャデラックから流用したスモールブロック仕様で、各部をブラックの結晶塗装を施した上でラジエターもブラックアウト。玄人好みの落ち着いたエンジンベイを構築している。
●取材イベント:Wekfest Japan2021
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