「スポーツカーの春」をけん引した国産クーペ!
「スポーツカー 冬の時代」といわれて久しいが、スポーツカーが売れていた時代は、どのぐらいの台数が販売されていたのだろう? 近年で一番スポーツカーの人気が高かった時期は、やはり平成元年=1989年前後。R32スカイラインが登場し、ユーノスロードスターが現れたころ。そのころのヒットモデルを振り返ってみよう。
20~30年落ちでも新車時の「2倍3倍」当たり前! 恐るべき「中古価格」の国産スポーツ車4選
1)日産シルビア(S13) 約30万台
「スポーツカーの春」の時代をけん引したのは、なんといっても1988年に登場したS13シルビア。「アートフォース・シルビア」というコピーで、ちょっぴりイタリアンな、これまでの国産クーペにはない美しいスタイリングで登場。
もともとデートカー的コンセプトで設計されたクルマで、女性にもウケがよかったが、トヨタAE86の生産終了後、貴重なFRスポーツで、なおかつターボモデルでも安価だったため、硬派な走り屋からも大きく支持された。
1989年には年間で8万1200台も売れて、ライバル視していたホンダの元祖デートカー、ホンダ・プレリュードに2倍の差を付けて圧勝(プレリュードは同年41659台)。
2)トヨタ・セリカ(A60) 15万1297台
トヨタのセリカシリーズもスペシャリティーカーとして、歴代人気があったモデル。とくにバブル前夜の1981年~1985年に生産されていた3代目セリカ=A60は、トータル15万1297台のヒット。XXなどはプラモデルを作った人も多いはず。WRCで戦った最後のセリカ=T200も8万9810台も売れて人気があった。
30年以上前のモデルが今でも人気が衰えることなく存在する
3)ユーノスロードスター(NA) 11万9547台
「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスに認定されているロードスターの初期型、NAモデルは、国内だけで11万9547台も売れた傑作スポーツ。軽量コンパクトで、愛着の湧くフレンドリーなデザイン。
前後50:50の理想的な重量配分のFRで、抜群のハンドリング性能を誇り、しかも安価で、カスタムしやすく、オープンカーの楽しさを世界に広めた功績は大きい。1989年にデビューし、30年以上前のクルマになるが、その魅力は失われず、いまでも国内で2万台以上が走っている。
4)ホンダCR-X(EF) 7万1832台
「FFライトウェイトスポーツ」という位置づけで登場させたCR-X。もともとシビックの姉妹車・バラードの派生車種で、2+2といいつつ、リヤシートは人が乗るようなスペースはない実用性の低いモデルだった。
しかしショートホイールベースと、スポーティーなファストバッククーペボディ、そしてDOHCのZC、VTECのB16Aという強力なエンジンを得て、走り屋から人気に。とくに2代目の「サイバースポーツ」(EF)は、7万1832台も売れた。(初代は4万187台)
5)日産スカイラインGT-R(R32) 4万3934台
16年ぶりに復活した伝説のGT-R。待ち焦がれたGT-Rは期待以上の高性能で、グループAレースでは、国内外のライバル勢を蹴散らし、ニュルブルクリンクでもポルシェ911ターボのレコードを破り、量産車最速の座を獲得。チューニングカーとしても、最高速、ゼロヨン、サーキットのタイムなど、あらゆる記録を大幅に更新。
総額500万円もする高価なクルマが4万3934台も作られたのだから驚異的な記録だ。50回ローンを組んで購入する若者も多かった。
そのほか、マツダRX-7のFC3Sが27万2034台!! 同じくRX-7のFD3Sが約5万3000台、トヨタ70スープラが9万385台、80スープラが3万1372台、MR2(SW20)が7万9304台、ホンダ・インテグラ(DC2)が2万9995台、ホンダ・シビック(EK9)が1万5910台、AE86はトレノが 3万5949台 レビンが 約6万6000台だった。
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みんなのコメント
バブル世代は車はもちろん、社会情勢的にも一番の当たり世代。
神に感謝するべき。
それを言うなら32GT-Rは
あんだけのハイパフォーマンスが総額500万円しかしなかったクルマなので4万3934台も
作られたのはバブル景気と相まって当然の記録だ。
最近、ニスモが起こした新生フルレストアプランは4500万~だそうだ・・・。
要するに今では500万では出せない。ここ30年、¥はそんなに変動していない。