ジャガー新型SUV Eペイス、発表会場で空中回転！ギネス世界記録

ジャガーが14日にイギリスで発表した新型SUV「Eペイス」。その発表会場で、ジャガーは新型車を使った前代未聞のパフォーマンスを行った。Eペイスで“バレルロール”と呼ばれる空中回転を披露したのだ。

ジャガーは、新型車のEペイスを“コンパクト・パフォーマンスSUV”と呼び、スポーツ性能の高さを訴求する。そのコンセプトを具現化したのが、発表会での“バレルロール”。世界が注目するなか15.3メートルの大ジャンプに挑んだ。

ロンドンのExCeLで実施されたパフォーマンスで、Eペイスは160mの直線で助走をつけ、斜面のついたジャンプ台に飛び込んでいった。加速の勢いで飛び上がったEペイスはコークスクリューのように回転しながら、15メートル先の土の斜面に着地し、バレルロールを見事に成功させた。

Eペイスのステアリングを握ったのは、スタントドライバーのTerry Grant氏。過去に21のギネス世界記録を獲得した敏腕ドライバーだ。バレルロールの実行にあたってはドライバーに正確な運転操作が求められるのはもちろんのこと、事前にコンピュータシミュレーションによる綿密な計算も行っているという。

ジャガーによれば、Eペイスの開発では25ヶ月にわたり、4大陸で過酷な耐久テストを実施した。今回の“バレルロール”はそのフィナーレを飾るもの。世界に飛び立つにあたり晴れ舞台でその運動性能の高さをアピールした格好だ。

ジャガーEペイスは“バレルロール”の成功により、ドライバーの思い通りにコントロールできるSUVであることを世界に知らしめた。

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